校歌
作詞 杢代 公平 作曲 島岡 譲
1 | 2 |
日にむかい 若木はこぞる | 千々の糸 あやと織りなす |
くもりなき 多摩の横山 | 名も著き 絹の八王子 |
ところ得し 学び舎よ友よ | ところ得し 中学横山よ |
あこがれは 自律のこころ | あこがれは 協同のみち |
人と和し われをおさめて | 人皆と 力合せて |
いそしめば よろこびは涌く | いそしめば よろこびは涌く |
胸はりて すすむゆくてや | 手をとりて すすむゆくてや |
おもいみる 清き明日の世 | おもいみる 高き明日の世 |
こんなふうにして校歌は出来たのです
横山中にも校歌がほしいとみんな考えていた。
今まで校歌が出来なかったのは作詞者のことでいつも行きづまっていた。先生方はあくまで杢代先生に作ってもらいたいと願っていた。
十周年の今年は杢代先生が退職され新しく水沢先生が校長として来られた。杢代先生に歌詞を頼む絶好の機会だった。全く強引にお願いし、一応期限をきって承知された。先生の頭の中には何とかして「横山中」という個性的なものを表現したい。常識的でありたくないという考えが強く感じられた。
やっと七月になって原稿を持ってこられた。五・七調のどっしりした気品の高い横山中校歌と決定。
作曲は、うんと若い作曲家と考えた。三十二、三歳の若手。一時パリで勉強され音楽家の間ではよく知られた方。九月にお願いに伺いやっと「校旗の出来上がる十一月二十五日までに作ります」と約束。先生は作曲のため大学の講義を一日休まれたそうだ。
(横中新聞 三十四号「こんなふうにして校歌は出来たのです」 鷲尾勝先生の手記 から)
校章
デザインの由来 |