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学校長あいさつ

「すべての子どもが希望をもって、自ら伸び、育つ学校づくり」〜9年間を見通した教育課程を通して〜

第26代校長   緒方 礼子

「分かりたい、できるようになりたい、友達と楽しく過ごしたい。」という子どもたちの願い、「勉強が分かり、楽しく学校に通ってほしい。」という保護者の願いはいつの時代も変わりません。この教育の不易を見失うことなく、9年間の義務教育に責任をもち、21世紀の共生社会を生き抜く力を子どもたちにはぐくむために教職員、保護者・地域が共に「学び合い、育ち合う学校」づくりを推進していきます。 そのために、令和6年度の由井第一小学校では、「あたたかく」「かしこく」「たくましい」子供の育成を目指し、3つの柱の取組に重点を置き、教育活動を行ってまいります。 一つ目は、「学力向上の取組の充実」です。 学校教育の第一の目的は学力の定着を図ることです。本校では、算数科における全学年習熟度別指導の実施し一人一人の習熟に応じた指導を充実させていきます。また、3・4年生の外国語活動と5・6年生の外国語については外国語活動専科及び外国語専科による専門性の高い指導を行っていきます。さらに、令和6年度 八王子市AL-GIGA推進校の指定を受け、講師の指導を受けながら、IGTの効果的な活用を図る授業を実施し、授業力・指導力の向上を図ってまいります。八王子市の学力調査(4年生以上)やはちおうじっ子ミニマム(6年生)の結果分析を通して授業改善を行い、確かな学力を育んでまいります。 二つ目は、「地域学習の継続」です。 昨年度の創立150周年関連の取組を通して得た地域や保護者とのつながりを活かした地域学習を継続し、学校愛や地域愛をはぐくむとともに、ふるさと八王子への誇りと愛着をもち八王子の未来を担う児童の育成を図っていきます。また、農園やビオトープ等地域人材を活用した学習や、環境学習を始めとしたSDGsの取組も充実・発展させていきます。 三つ目は、「いじめ防止対策の徹底」です。 今年度は毎週木曜日に「いじめ対策委員会」を開催し、一人一人の児童の状況について情報交換を行う時間を設定していきます。小さな子供の変化も見逃さず、全教職員で見守ることを基本とし、いじめの兆候が見られた際は、即時対応策を考え、全員で役割を明確にしながら対応にあたります。 新年度のやる気に満ちた気持ちを大切にしながら、実りある1年になるよう「チームゆい一」として教職員一同力を尽くしてまいります。今年度もよろしくお願いいたします。