ビオトープの改修

このたび、三菱UFJ環境財団が実施している学校ビオトープづくりの支援(最大25万円の助成)に申請をしたところ、支援決定の通知を受けました。今後、助成金を活用して、更に充実したビオトープにしていこうと考えています。

ビオトープの現状

10月7日(土) 打ち合わせ

改修案10月7日(土) 打ち合わせ

10月7日(土)に中山小学校応接室でおやじの会を中心に打ち合わせを行いました。期間が短いことから、作業を進めるにあたって多くの人のお力が必要になること、購入する物を確定し早急に見積もりをとることなどが話し合われました。

10月20日(金) 打ち合わせ

10月20日(金) 打ち合わせ

10月20日(金)に中山小学校応接室で打ち合わせを行いました。購入する物の確認と穴を掘る方法などについて話し合われました。

11月15日(水) 6年生 ビオトープを元気にする大作戦

授業の様子1授業の様子2

6年生は今のビオトープを見て、きれいな水で、たくさんの生き物がいるビオトープにしていきたいと考えています。

 11月15日(水)3校時、子どもたちの願いを実現するには、どのようにしたらよいか、副校長先生が説明してくださいました。湿地帯とエコトーン(移行帯 または 推移帯とも呼ばれ、陸域と水域の境界になる水際のこと)が大切であることが分かりました。11月25日(土)9時から、おうち人や地域の方の力を借りて、湿地帯を作るために穴ほりをする予定です。

 それらのことを踏まえ、これから自分たちがどんなことをしたいか、グループごとに話し合いました。

11月16日(木) 5・6年生 ビオトープの生き物救出大作戦

その1その2その3

来週から、ビオトープの改修が始まります。その前に、5・6年生がビオトープの生き物を一時的に水槽に移す活動をしました。メダカやドジョウ、ヤゴなどがいました。

11月18日(土) 赤玉土、レンガなどの購入

赤玉土レンガトロ舟ほか

おやじの会が中心となり、ビオトープ改修のために必要な赤玉土、レンガなどを購入しました。

11月25日(土) おやじの会、学校運営協議会、保護者、地域の方、教員、そして子どもたちが一緒に改修作業

湿地1湿地2湿地3
中央1中央2中央3
エコトーン1エコトーン2エコトーン3

11月25日(土)、おやじの会、学校運営協議会、保護者、地域の方々、教員、そして、子どもたちが一緒になり、ビオトープの改修を進めました。この日の作業は、湿地にする場所の穴掘り、ビオトープの中央部分を湿地にするための作業、エコトーンを作るための作業等がありました。

 湿地にする場所の穴掘りは、地域の方のお力をお借りしました。ユンボを使って掘ってくださいました。とても人の力だけではできない作業でした。ありがとうございました。

 ビオトープの中央を湿地にするため、土を外に出しました。ベントナイトを底にまき、土と混ぜることで水がしみこまないようにしました。

 エコトーン(移行帯 または 推移帯とも呼ばれ、陸域と水域の境界になる水際のこと)をつくるための作業をしました。ベントナイト(粘土鉱物モンモリロナイトを主成分とした粘土)の粉と赤玉土を混ぜ、粘土を作ります。それから粘土をビオトープの縁に貼りつけて斜めにしていきます。水をどの位混ぜたら丁度よいのか加減が難しく、水が多いと水がかかっただけで貼り付けた粘土が流れてしまいました。なるべく堅い状態の粘土を作り、もう一度、貼り付けました。両生類などが水と陸を行き来しやすくしていきます。

12月13日(水) 6年生 ビオトープをきれいにしよう大作戦

石拾い、溝埋めエコトーンづくりエコトーンづくり2エコトーン

6年生が総合的な学習の時間に、ビオトープをきれいにする活動をしました。今日の活動内容は、エコトーン(移行帯 または 推移帯とも呼ばれ、陸域と水域の境界になる水際のこと)づくり、溝を埋める作業、湿地帯にするところの石拾いでした。エコトーンづくりは、以前ビオトープの縁に貼り付けた粘土のひび割れを直す作業も同時に行いました。

 6年生は協力ながら作業を進めていました。さすが6年生です。

12月16日(土) エコトーンづくり

その1その2その3

12月16日(土)、おやじの会、学校運営協議会、保護者、地域の方々、教員、そして、子どもたちが一緒になり、ビオトープの改修を進めました。ビオトープの周囲に土を運びなだらかにしてエコトーン(移行帯 または推移帯とも呼ばれ、陸域と水域の境界になる水際のこと)をつくり、ビオトープの内側の湿地にも石を置き、隙間にベントナイトを詰めエコトーンを作りました。

1月13日(土) 湿地づくり、エコトーンづくり

ブルーシート

湿地づくりのための作業をしました。まず、一番の下にブルーシートを敷きました。

アンダーライナー

一番上に敷くプールライナーに傷がつかないように、その下にアンダーライナーを敷きました。クッション性に優れ、プールライナーの破れを防ぎます。ずれないように、テープで固定もしました。

プールライナー

プールライナーを敷きました。かなり重く、広げるだけでも苦労しました。これで、水が漏れることはないでしょう。

土もどし

自然の状態に戻し、エコトーンを作るため、土を戻しました。

フラワーリンク

内側の湿地周辺にエコトーンを作るため、フラワー
リンクを置き、土を入れました。

土入れ

内側にもベントナイトや赤玉土を入れ、エコトーン
を作っていきました。

エコトーンづくり

中側に子どもたちが入れるように橋も設置しました。

ベントナイト1 ベントナイト2 ベントナイト3

今回の作業でもたくさん必要だったのがベントナイトと赤玉土を混ぜて作る土でした。水が多いと混ぜやすいのですが流れてしまいやすく、水加減が難しいです。ベントナイトと赤玉土を混ぜた団子を根気よく作りました。そのおかげで、エコトーンづくりを順調に進めることができました。

2月16日(金) ビオトープのお披露目

寸劇卒業制作の橋ビオトープ

 2月16日(金)の午後1時から、ビオトープのお披露目をしました。6年生が、なぜビオトープの改修をしたのか、わかりやすく劇にして全校児童に伝えました。ブルーシートをはずし、6年生の卒業制作の橋をお披露目をしてからは、自由に見学しました。皆、大喜びでした。
 ビオトープは、これで完成と言うことではありません。今後、地元由来の植物を導入し地元由来の動植物の定着を促すなど、ビオトープを整備し、児童が主体的に身近な生き物に関われる環境を継続させたいと考えます。