子安神社
子安神社は滝山城の真南に位置し、滝山城主(北条氏照)が創立したと伝えられ、「中野の明神様」として地元の人から親しまれている神社です。本殿下には、泉が湧きだしており、“明神様の湧き水”と呼ばれ、昔は参拝客でにぎわったそうです。今でも、ペットボトルに水を汲みに来る人や野菜を洗うために訪れる人がたくさんいます。また夏には、水のせせらぎが聞こえ、透き通る水に手を入れると冷たく、木が多く茂っているため、涼しいので夏の暑い日は心を休める場に最適です。学校でも授業で見学にきています。
中田遺跡
中田遺跡は、川口川の下流の左岸、東西約600m、南北約90mの段丘にて、中野団地建設の際に発見されました。昭和41(1966)年の発掘調査で、約3万平方メートルの縄文・弥生から平安時代までの70軒を越える竪穴住居が発見されました。
当時としては非常に大規模な集落遺跡として注目を集め、昭和45年に一部が市の史跡に指定され、公園として整備されました。現在、そのうちの4軒について、住居跡の位置がわかるように整備されています。また、遺跡から出土した多数の土器・石器などの遺物は、郷土資料館に保管され、一部は常設展示されています。