5組の概要

特別支援学級は学年に関係なく、全体の生徒数によって学級数が決められています。本年度は、1学級(在籍4名)の許可で学級編成されています。
学級での生活においては、日直班をつくってグループ活動をしたり、各係や教科係等、それぞれの仕事を分担し、生徒相互のかかわりを大切に取り組んでいます。
教科学習は学年を越えての一斉授業、グループ別の学習など、生徒の実態を考慮し、創意工夫を持って取り組んでいます。

(1)5組の教育目標

1.頭を働かそう・・・物事の関係や、しくみを理解し、考え、判断し、行動する力を養う。
  2.身体を動かそう・・・身体を動かして、基礎的体力をつけ、スポーツや勤労奉仕できる力を養う。
  3.友達と協力しよう・・・一人の力では不可能でも、皆で協力して成し遂げる喜びを体験する。
  4.自分のことは自分でやろう・・・身のまわりのことに進んで取り組み、基本的生活習慣を身につける。

(2)基本方針

1.専門機関に相談しながら、障害の状況を把握し、生徒本人の発達段階や保護者のニーズに応じた個別指導計画を作成する。
  2.自主性を尊重し、自ら考え判断し、行動できる日常場面を設定する。
  3.担任間の共通理解を深め、他の教職員や保護者との連携を密にして、皆が同じ視点で生徒の成長を喜び合えるような関係を作る。
  4.認識力や判断力を育てるよう、心と体をバランスよく育てられるような学習指導計画を推進する。
  5.通常の学級との交流に重点をおき、同世代の仲間と共に成長していることを自覚させる。

(3)指導の重点

1.各教科、道徳、特別活動、自立活動等

ア 各教科

・日常生活でより身近で、具体的な内容により、興味・関心をもたせ、意欲的に取り組めるようにする。
  ・各教科の系統性を考えて指導し、基礎学力の向上を図る。

イ 道徳

・集団生活を通して、社会規範を知り、社会性を育てていく。
  ・個性を尊重し、お互いに認め合って活動する力を養う。

ウ 特別活動

・学級活動を工夫し、生徒の主体的な活動を重視していく。
  ・学年、学校行事や部活動、生徒会活動等への参加を通して、通常の学級の生徒との交流を深める。

エ 自立活動

・個別の障害に基づき、課題となる運動、動作機能、健康等の向上を図る。
  ・行事参加や生活に密着した活動を数多く体験させることにより、社会性や自立していく力を伸ばす。

オ 総合的な学習の時間

「生きる」というテーマのもとに、福祉、交流、リサイクル、進路等を中心に主体的に学ぶ。
  ・昨年度、地域の施設を調べた結果、地域に老人施設があることがわかった。今年度は、施設のお年寄りとの交流やお手伝いを考える。
  地域の施設や商店等を調べる。
  ・牛乳パックやペットボトルなど、リサイクル品を使ってプレゼントを作成する。
  ・自分を見つめ、将来の生き方を考える

2.生活指導

・基本的な生活習慣を身に付けさせ、自分や他人の健康に留意できるように指導していく。
  ・余暇の過ごし方について考えられるようにする。
  ・学級のきまりを守り、皆で協力して活動し、楽しく生活できるように指導していく。

3.進路指導

・将来像を見通し、希望をもって進路を切り開くよう学校生活を送らせる。
  ・生徒各自が個性・能力について考え、自己実現を図るよう指導していく。
  ・保護者や関係諸機関と連携を密にして、卒業後の進路を検討し、達成を目指す。

(4)その他の配慮事項

1.生徒の能力や障害に応じた指導を進めるために、課題別学習やティームティーチングによる授業を行う。
  2.通常の学級と昼食、授業、行事等における交流を推進する。
    但し、行事への参加の仕方は、生徒の発達段階を考慮して、形態、内容等無理のないよう配慮する。
  3.多摩地区の「球技大会」「マラソン大会」「劇と音楽の会」等に参加して交流を深めたり、近隣の特別支援学級と活動を共にして、
    交流と経験を広げられるようにする。
  4.保護者との連携を大切にし、学校と家庭との継続した指導を実践していく。
  5.あらゆる教育活動の場面で、生命や人間尊重についての意識の高揚に努める。

(5)各教科の学習のねらいと内容

教 科 名  学 習 の ね ら い と 内 容
国  語 ・自分の気持ちを伝える。 
・自分の体験した客観的事実を伝える。 
・人の話をよく聞く。 
・基本的な漢字の練習 
・行事を体験して詩や作文などを書き発表する。 
・書写 
数  学 ・思考力・判断力をはたらかせる。 
・数学的な言葉の意味を考え理解する。 
・考えたことを言葉や数式に表す。 
・数、量、十進法位取り、金銭、時計の読み方など基礎となる力を育てる。  
理  科 ・自然事物、現象などについての基本的学習。 
・簡単な実験、観察を通して理科に親しむ。 
・実験器具の基本的操作も行う。
英  語 ・英語の挨拶、歌、やさしい会話に慣れる。 
・英語に関わる基本的な知識を身につける。 
・アルファベット、英単語、やさしい文の読み書きに慣れる。 
・外人講師の先生と自己紹介しあったり英会話やゲームを楽しむ。
音  楽 ・歌唱、器楽演奏や鑑賞を通して「音楽の楽しさ」を知る。
体  育 ・基本的な体力作り(持久力、柔軟性、自分の身体の意識)。 
・集団行動 ・ルールの理解。 
・身体を動かす楽しさ、各種ゲームなどの楽しさを知る。 
美  術 ・対象物をよく見る。 
・印象、イメージの表現など自分の感じたものを素直に表現する。 
・色の違いを見分ける。美しい配色を考える。 
・絵画、木彫、工芸品などの作品に取り組む。
技術・家庭 ・木工、刺繍、調理などを通して作る喜びを味わう。 
・見通しをもって活動できるようにする。 
・集中力、持続力、手指の巧緻性を養う。 
・衣、食、住に関わる基本的な知識を身につける。
表現活動 ・クラスの友達と気持ちを合わせて表現する。 
・身体を一杯動かし、声を一杯出す。 
・文化活動としての「和太鼓」などを体験する。
生活単元学習 ・季節の行事や生活に触れ、日常生活に必要な知識や態度を学ばせる。 
・体を使った作業を通して、作業への関心を高め、自然の大切さを学ぶ。
総合的な学習 ・「生きる」という主テーマをもとに「進路」「福祉」「リサイクル」「交流」などを主体的に学ぶ。
学級活動 ・学級の目標や組織、係活動について話し合う。 
・いろいろな話し合い活動(修学旅行等の行事の学習、生活、調理学習)。 
・レクリエーションの計画、実施などの生徒主体の活動の基礎。 
・3年 修学旅行の学習。

(6)時間割

 
1時限 道徳 技術 英語 生単 理科
2時限 国語 技術 総合 数学 体育
3時限 音楽 国語 体育 国語 家庭
4時限 表現 数学 学活 社会 家庭
5時限 美術 書写 音楽 数学
6時限 美術 体育 体育 英語

(7)主な年間行事

主な年間行事
4月 始業式、保護者会
5月 家庭訪問・面談、校外学習
6月 体育大会、多摩障研球技大会、保護者会
7月 保護者会、宿泊学習(姫木平)、夏季プール
9月 始業式、集団下校、保護者会
10月 多摩障研マラソン大会、学習発表会(ステージ)、保護者会
11月 交流学習、社会科見学
12月 クリスマス会、保護者会
1月 始業式、保護者会
2月 移動教室(姫木平)、多摩障研 劇と音楽の会、保護者会
3月 学習発表会(展示)、保護者会