校長挨拶

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令和6年4月に第7代校長として着任しました、大房 裕司(おおふさ ひろじ)です。
緑や豊かな環境にある鑓水中学校は、その昔、日本がまだ東洋の小国であった頃、多摩丘陵の一寒村に過ぎなかった鑓水(やりみず)村から、生糸の貿易に携わる多くの商人がでてきたことにより遠くアメリカやヨーロッパから「江戸鑓水」と注目を浴びていたそうです。そして、その商人たちによって行われた貿易により、山間の小さな農家の片隅で引かれた細い生糸は太い束となり、大きな荷駄となって「絹の道」を通り横浜の港に集められ、そして世界へ旅立っていきました。 そのような歴史のある場所に位置する鑓水中学校は、一人ひとりの素晴らしい個性が織りなす学校生活の中で、多くのことを学んだ生徒たちが世界へ、そして未来へと羽ばたいていっています。保護者の願いや地域の思いを受け支えられている学校として、これからも歴史のある鑓水の地で受け継がれてきた伝統を引き継ぎ、未来へと続く「道」を教職員一丸となって生徒たちと共に作っていてまいります。
目指す学校像として、4つのスローガンを合言葉に…
・「生き生きと明るく元気で、笑顔あふれる 鑓水中学校」
・「いじめや暴力のない一人ひとりにとって心休まり、居心地のよい 鑓水中学校」
・「広い視野をもち、積極的に社会に貢献しようとする 鑓水中学校」
・「誰一人取り残すことのない、公正に個別化された学びができる鑓水中学校」 
発展を続けます。
今後とも保護者、地域の皆様からご支援、ご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

八王子市立鑓水中学校 校長 大房 裕司