3年生から1,2年生への最後のメッセージ その2
- 公開日
- 2020/03/21
- 更新日
- 2020/03/21
学校生活
3年生から1,2年生への最後のメッセージ その2
「3年生を送る会」で、「卒業式」で、3年生が1,2年生に伝えたかった思いが詰まっているメッセージです。1,2年生だけではなく、保護者の方、地域の方もぜひ読んでください。
2 三年生から伝えたいこと
こんにちは。
私たちの卒業に向けたスローガンは「有終の美〜3年間互いに支え合って高め合ってきた仲間と最後を美しく飾って卒業しよう!〜」です。私たちの学年は、行動が遅い、羽目を外すことがあるなど課題がたくさんあったので、卒業までに後輩の手本となれるようスローガンを決めました。学級委員会で努力している時に中央委員会で他学年の先生方に注意され、悔しかったこともありましたが、目標を達成するために学年全体が良い方向へと変わっていきました。
そして卒業式では、私たちの成長した姿をお世話になった人達に見せるとともに、後輩へ私たちの思いを伝え、七国中学校をより良くするバトンを渡すつもりでした。これからの七国中学校を作っていくのは、皆さんです。私たちの卒業式での別れの言葉や歌、式に臨む態度などから、私たちが三年間で作り上げたものや受け継いだものを感じ取ってほしかったのです。
でも、休校により、直接思いを伝えることができなくなってしまいました。私たちは本当に悲しく、悔しかったです。三月は、卒業委員会の活動が最も盛んで、卒業に関する行事で仲間との絆を深め、奉仕活動などを通して、今までお世話になった中学校に恩返しをする予定だったからです。
ただ私は、もっとみんなで過ごしたかったという思いはありますが、中学校生活に後悔はありません。休校が決まった日、先生方を含め、学年全体で別れを惜しんだことは、私にとって忘れられない思い出になりました。泣いている人もたくさんいるなかで、私は、いろいろあったけれどみんな七国中に愛着を持っていたことに気づき、嬉しくなりました。
後輩の皆さんにも、卒業式の日に後悔しないような中学校生活を送ってほしいです。一年生の皆さんは後輩ができ、中学校を支える中心的な存在になります。二年生の皆さんは、部活動の引退、受験などがあると思います。大変なことはたくさんあると思いますが、まずは普段の生活をきちんとできるようにしてほしいです。学校でのどの活動も、「みそあじ」などの基本的な生活態度ができていないと、有意義なものにはなりません。そして、日々の生活を大切に、毎日楽しく学校に通ってほしいです。
最後になりますが、今まで支えてくださった先生方のおかげで、私たちは成長することができました。また、後輩の皆さんの存在で、楽しかったと言う人もたくさんいます。本当にありがとうございました。