学校日記

3年生の作文(3年間を振り返る) 4(最終回)

公開日
2020/03/15
更新日
2020/03/15

学校生活

3年生の作文(3年間を振り返る)  4

友達
 中学校生活を、友達の存在なしに語ることはできません。友達とは、互いに心から信頼し、感情を共有することのできる大切な存在です。
 中学校では、友達がいなければ何も成り立ちませんでした。例えば、受験の時期。家族や先生方にもたくさんお世話になったけれど、毎日何気なく隣にいる友達の存在は、本当に心強かったです。模試の結果が良くなかったり、色々なことがうまくいかずに辛かった時、話を聞き、慰め、そして「一緒に頑張ろう」など、声をかけて励ましてくれました。そんな友達に、私はとても感謝しています。
 行事のたびに、休みのたびに、友達との思い出は増えていきました。一緒にいられて幸せでした。話すと嫌なことを忘れられましたし、友達のおかげで中学校生活を楽しむことができました。だから、別れが辛いです。入学時には出会えると思っていなかった、こんなに素敵な仲間が、私は大好きです。友達は、私の宝物です。これからも友達を大切に、毎日を過ごしたいと思います。みんな、今まで本当にありがとう。

先生・家族
 十五年間を共に過ごした、家族へ。私たちが生まれてから、ずっと応援して支えてくれました。でも、私たちはなかなか両親という存在の大きさを理解していませんでした。
これまでずっと、お金を稼いだり家事をすることで、私たちを生活面からサポートしてくれました。たわいもない話で笑ってくれて、時には真剣に私たちのことを考えてくれました。しかし、私たちは両親に反発することが多く、人によっては、受験期にイライラして八つ当たりをすることさえありました。それでも、真正面から向き合ってくれて、試験前に励ましてくれたおかげで、緊張がほぐれて落ち着くことができました。無事に受験が終わった今、両親の凄さを実感しています。
 私たちをいつも心配し、厳しく、時には優しく育ててくれて、支えてくれてありがとう。これからも、どうかよろしくお願いします。
 三年間、お世話になった先生方へ。私たちの毎日の当たり前、その大半は先生方に支えられていました。
 入学した時、私たちの不安を取り除いてくれたのは先生方です。授業では工夫し、優しく丁寧に教えてくださいました。委員会で、行事で、私たちの活動を陰で支えてくださったのも先生方です。私たちの考えを尊重してくださり、共に張り切った笑顔で楽しんでいたことを覚えています。部活動でお世話になった人もいるでしょう。そして、全員が経験した「受験」。高校訪問をし、進路の相談に乗り、調査書を作成してくださった先生方には、感謝の気持ちでいっぱいです。
 日々の生活の大切さ、当たり前のことをしっかりできることの大切さを教えてくださり、私たちに寄り添ってくださった先生方。一緒に笑い合う日々がもうすぐ終わってしまうことが、悲しいです。卒業して何気ない日常を過ごせなくなることが、寂しいです。共に笑い、時には叱って私たちを成長させてくださった先生方を忘れず、これからも前を向いて頑張ります。今まで、本当にありがとうございました。

(了)