3年生の作文(3年間を振り返る) 1
- 公開日
- 2020/03/11
- 更新日
- 2020/03/11
学校生活
3年生がこの3年間を振り返って作った作文です。
3年生のみならず、1,2年生もぜひ読んでください。 4回(4日)に分けて掲載します。
卒業に際して
入学式
私たちは、真新しい制服を身につけ七国中学校に足を踏み入れました。教室には知らない人も多く、期待と同時に不安も感じていました。
入学式の中で一番印象に残っていることは、担任の先生から名前を呼ばれて返事をすることです。とても緊張しましたが、中学生になるのだという実感がわいてきました。その後に、先輩方からの合唱がありました。その歌声は力強く美しく、とても感動しました。そして、これからそのような大きく立派な先輩になれるように頑張ろうと思いました。
入学式は、新しい世界へのスタートです。ついに、私たちは第一歩を踏み出しました。中学校では、部活動や行事、長くなる授業や定期考査など新しいことがたくさんあります。挑戦したいことは積極的に挑戦し、全力で楽しんでいきたいと思いました。
体育大会
体育大会は、新しいクラスの仲間と団結するために大切な行事です。その中でも、私は三年生の時の体育大会が最も印象に残っています。
今年度の体育大会は、今までと比べ、より全校生徒が主体となって行われました。成功させるためには、三年生がリーダーシップを発揮し、下級生をまとめなければいけません。また、運動が得意な人ばかりではないので、大ムカデや全員リレーの順番は、体育委員や応援団の人が中心となり、何度も話し合いと実践を繰り返して決められました。
大変なことはたくさんあったけれど、仲間の存在には何度も救われました。意見を出し合ったり、朝早くから集まって準備をしたり。一緒に一生懸命取り組み、頑張ったからこそ、互いに信じあって一致団結し、最高の思い出にすることができました。
この体育大会で学んだことはたくさんあります。例えば、応援の大切さです。一、二年生の時はあまりやる気が出なかったけれど、三年生になり、応援団員になったことで、その大切さに気付くことができました。また、互いに責め合うのではなく、励まし助け合うこと、そして全力で取り組むことが何よりも大切であると学びました。
私は、体育大会とは一人一人が成長できる場だと考えています。勝ち負けよりも、努力の過程が大切です。そして、努力した分だけ花は咲くのです。今年度の、生徒が主体となった体育大会が、今後も七国中学校の文化として受け継がれたら良いな、と感じています。
〈続く〉