学校日記

2030SDGsカードゲーム・ワークショップ

公開日
2022/02/21
更新日
2022/02/21

総合的な学習の時間・生活科

写真は、こども国連環境会議推進協会から講師を招聘して、6年生が体験した「2030SDGs」カードゲームのようすです。これは、SDGsの17の目標を達成するために現在から2030年までの道のりを体験するゲームです。「なぜSDGsが私たちの世界に必要なのか」「それがあることによってどんな変化や可能性があるのか」を体験的に理解することがねらいです。ルールは、与えられたお金カードと時間カードを使ってプロジェクト活動を行うことで最終的に人生のゴールを達成するというものです。「人生のゴール」のカードには「お金が大事」「ゆっくり生きたい」「貧しい人が減りますように」「地球を守りたい」「人とのつながりが大事」というような異なる価値観が示されています。
左の写真は、グループでお金と時間のカードをやりくりしてプロジェクトを達成して、銀行役のファシリテーターのもとに報告して、新しいプロジェクトを得ている場面です。
 カードゲームのミッションは、ホワイトボードにあるように「経済」「環境」「社会」に分かれています。ゲーム前半では、「経済」の青いマグネットばかりが増えて、「環境」の緑、「社会」の黄色のマグネットがほぼなくなってしまいました。作戦タイムを経ての後半では、他チームとのコミュニケーションが活発になりました。右の写真がその場面です。他チームとの協力を意識して進めると、「環境」や「社会」が少しずつ改善してきました。最後には、ゲームを振り返り、現実の社会との相違点を考えました。
子供たちの感想を一部紹介します。
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お話を聞いてSDGsが身近だと思いました。カードゲームをしてみて1つのことをしようとしたら環境を壊すことになって難しかったです。SDGsのことに少し興味をもちました。自分ができそうなこと(食べ物を残さない・道具を大切にする)などをしていきたいと思います。
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SDGsのカードゲームがすごく楽しかったです。カードゲームでSDGsの達成の難しさが分かったと思います。また、生き物の種類が減りつつあることにびっくりしたし、137万種あることも知りました。物を大切にして最後まで使うことがSDGsにつながることが、その通りだと思いました。またカードゲームをやりたいと思いました。