歴史の学習で学ぶべきこと
- 公開日
- 2017/10/31
- 更新日
- 2017/10/31
校長より
6年生の社会科の歴史学習は、満州事変以降のいわゆる15年戦争の時代に入りました。
単元の最初の写真は、広島の原爆投下直後の写真です。
原爆ドーム以外、ほぼ原形をとどめていない市街地の様子を見て、子供たちは声もありません。
「なぜ、戦争をしなければならなかったのか。」
「なぜ、日本は孤立してしまったのか。」
「戦争当時の生活の様子はどうだったのか。」
子供たちは、様々な学習課題を立てています。
私たちの先人も、好んで戦争をしたわけではありません。
一生懸命考え、判断する中で、戦争という道をたどりました。
今、生きている私たちは、先人の方々の苦い経験を教訓に、同じ道をたどらないようにしなければなりません。
社会科の歴史学習は、事象を暗記することだけが目的ではありません。
先人の生き方を学ぶこと、そして、それを今の生活にどう生かすかということが大事なのです。
6年生も、この単元の学習に真剣に臨み、平和の尊さを考えてほしいと思います。【校長】