４年生は現在、総合学習で「お仕事・職業」について勉強しています。１１月１日（火）５校時は、保護者の方から話をうかがいました。
今日、ご紹介いただいた仕事は、「海運業・商船」について。話の冒頭、『日本の１年間の輸出入で、船を使ってどのくらいの割合で物や資源を運んでいると思いますか？』という問い。これに直ぐ反応すし、「９０％」、「９１％」などと口々に予想を伝えます。『うん、いいせんいっていますね』との言葉と共に、『９６．６％』と紹介されると、「うわっ」と感嘆の声が上がりました。
それからいくつかのスライドを見せていただき、石油・原油や液化天然ガスを運搬する船、自動車運搬用の船などを紹介していただきました。その大きさと１回の運搬で賄えるエネルギー量などを知ると、興味をどんどんかき立てられます。そして、海運の主な仕事について、『船を用意する』、『荷物を集める』、『船で運ぶ』と分かりやすく解説していていただきました。また今後、海運業が進めていかなければいけないことをSDGｓの立場から紐解いていただくと、子どもたちは熱心に耳を傾け、メモを取っていました。
学習のまとめは、仕事を進める上で大切なことについて。
『考える力と伝える力は、とても大切です。そして、そのためには、教養があり健康であることと、仲間を信頼することも忘れてはなりません。今、自分が就いている仕事は１人ではできません。仲間がいて初めてできることです。１人ではできなくても、２人いれば２倍ではなく、４倍も５倍ものことができます。仲間は大切です。』と教えていただきました。
あっと言う間に３０分ほどが過ぎ、授業の最後はお礼の言葉を…。「誰か、挨拶をしてくれる人？」と担任が声をかけると直ぐに手を挙げ、感謝の想いを伝えていました。

子どもたちにとって身近な方からの学びは、この後も続きます。それぞれの方から多くを学び、今後に生かしてほしいと願います。