学校日記

第47回卒業式

公開日
2025/03/24
更新日
2025/03/24

校長室より

本日、第47回卒業式を挙行しました。

卒業生及び保護者の皆様、おめでとうございます。
式に参加いただきました来賓・地域の方々、ありがとうございました。

また、保護者の皆様をはじめ、地域の皆様、これまでお寄せくださった学校への数々のご理解・ご協力に対し、厚く御礼を申し上げます。ありがとうございました。


卒業式では、卒業生に向けて次のようなことを話しました。

絵本「ねずみくんのきもち」から出したクイズ「誰もがもっていなくてはならない大切なものとは?」を覚えていますか。

ねこ君に意地悪されて落ち込んでいたねずみ君は、「誰もがもっていなくてはならない大切なもの」をふくろうさんに教わりました。
「自分で自分のことを考えることは誰にでもできるけれど、大切なのは、相手のことを考えること。それを思いやりっていうんだよ。」

この「思いやり」は、卒業生の皆さんが6年生の学芸発表会で演じた「魔法をすてたマジョリン」で伝えてくれたテーマでもありました。この劇では、「思いやり」の大切さを伝えてくれただけではなく、「思いやり」はどのように育まれるのかという重要なヒントまで演じてくれていました。

魔女のマジョリンは一人で修業して「思いやり」を学んだでしょうか。そうではありませんでした。マジョリンは、ダビッドという心優しい人との出会いを通して「思いやり」を学んでいきました。このことから、人は人と出会い、人と関わり、その中で生きていくことで、成長していけるということを改めて気付かせてもらえました。

このことは、皆さんがこれからの中学校生活を送っていくうえでも、とても重要なヒントになると思います。皆さんは、決して一人ではありません。これから、もし、不安になったり、悩んだりした時には、支えてくれる多くの心優しい友達、家族、地域の方々がいることを思い出してほしいと思います。

それでは、卒業生の皆さん。これからも、毎朝のあいさつの時のように、笑顔があふれる一人ひとりでいてください。応援しています。