学校日記

夏休みブログ8 「夏はつとめて」

公開日
2022/08/11
更新日
2022/08/11

6年生

「夏は夜。月のころはさらなり、闇もなほ、ほたるの多く飛びちがひたる。また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りて行くもをかし。雨など降るもをかし。」
と、枕草子に詠んだ清少納言。国語の教科書に掲載されていたのをみんなで音読したり暗記したりしました。

平安時代は電灯も無いので、夜の闇は一層に増して暗く、月明かりの明るさも、雨が降る夜の漆黒さも趣があったことでしょう。

早起きが得意な子供たちにとっては、夏休みの朝がよいのではないでしょうか。「夏はつとめて。」つまり、「夏は早朝がいい。」と、感じてしまうのは、早く起きるとなんだか1日を長く過ごせてしまう気持ちにもなります。

夏至を過ぎてもまだ日の出は5時前のこの頃。写真は午前4時44分、日の出前の朝焼けマジックアワーです。空色にサーモンピンク、鴇(とき)色、コッパーな(銅味がかる色)空が映えます。
25度近いひんやりとした朝は気持ちのよいものです。日中は35度を上回り、これは熱中症に注意!
子供たちは元気で過ごしているかなぁ。