2/2校長講話
- 公開日
- 2021/02/02
- 更新日
- 2021/02/02
全校の様子
今日の生活指導朝会での校長講話は、「マイナス言葉は、プラス言葉でキャンセルできる」がテーマでした。124年ぶりに今日2月2日が【節分】となりました。そこで、「言葉のつかい方」や「元気が出て、ホッとする言葉」を意識して生活することで、「プラス言葉で満開の春を迎えよう」ということが主旨の話でした。
【内容のあらまし】
「まず、日本では古来、『言葉=言霊(ことだま)』という、言葉に宿っていると信じられていた不思議な力があるといわれ、発した言葉どおりの結果を現す力があると考えられてきた。言葉には、『プラス言葉(=元気が出てホッとする言葉のこと)』と『マイナス言葉(=エネルギーもやる気も吸い取ってしまう言葉のこと)』の両方がある。
マイナス言葉があいさつ言葉になっていたり、口癖になっていたりする人は、改めた方がよい。その際、『マイナス言葉は、プラス言葉でキャンセルできる』のである。
たとえば、『ああ、つかれた。』というマイナス言葉が口癖の人がいるとする。1〜2回ならまだしも、口癖にしていると、自分自身のパワーを削ったり、人にも嫌な気持ちをさせたりする。ところが、『ああ、つかれた。』の後に、『でも、いい汗かいたよ。』や『でも、がんばったよ。』というプラス言葉を続けることで、前向きのプラス言葉になる。
プラス言葉の例を挙げると、『うれしい、ためになる、ありがとう、ゆかいだ、たのしい、絶好調、チャンス、ハッピー、ラッキー、めぐまれている、おかげさまで』など、たくさんある。児童のみなさんはすでに、教室でも『チクチク言葉やふわふわ言葉』という学習をしたり、みんなで考えたりしたことがあると思うので、きっと、みんなの方が素敵なプラス言葉をつかっているかもしれない。
今日、2月2日は節分、明日の2月3日が立春で、暦の上では、春を迎える。そこで、プラス言葉のパワーで、『めあてをかなえる』という、『満開の春を迎える』ようにしていこう。」