校長講話「暴力はいけないこと」
- 公開日
- 2020/12/15
- 更新日
- 2020/12/15
全校の様子
今日、12月15日の児童集会での校長講話は、「暴力はいけないこと」についてでした。講話の概要は以下の内容です。
『叩いたりけったりする体への暴力だけでなく、心を傷つける言葉の暴力もいけません。また、いじめも暴力です。暴力によって受けた傷は、なかなか治りません。だから、暴力やいじめも絶対にいけないことです。しっかり心にとめてください。
自分たちの生活の中で、こんなことはありませんか。最初は、暴力やいじめをするつもりはなくても、つい、カーッとなって手足が出たり、怒鳴りつけてしまったりする。相手に嫌なことを言われたから、パンチやキックをしてやり返す。からかわれたり悪口を言われたりして、傷つき、いやな気持になったのですよね。その気持ちは、分かります。でも、暴力で返したら、人を傷つけ、さらに人をいやな気持ちにさせてしまうのです。トラブルを暴力では解決できません。
そのために、みなさんは先生と一緒に、【一声懸命】を目標に、言葉の力を身に付けるように勉強しています。それは、自分の考えや気持ちが相手に正しく伝わるように、話したり、表現したりできるためです。また、【学級会】では、話合いで折り合いをつけることを勉強しています。
子供同士だけでなく、大人からであっても、嫌なことを言われたり、されたりして困ったときは、先生、友達、家族、地域の人など、相談しやすい人に話をしてください。そして、困っている人を見かけたときも話をしてください。上川口小学校では、暴力やいじめのない楽しい学校生活作りのために、どの先生もみんなの話をきちんと聞いて、解決していきます。これからも、上川口小学校の全員で、いい学校にしていきましょう。』
本日、都や市の文書の「電話相談リーフレット」と「保護者の皆様へ」を家庭数で配布しています。本校でも、この取組を受けた講話を行うとともに、いじめ等のアンケートを実施してまいります。今後も、学校、保護者、地域、三者の緊密な連携の中で、暴力・いじめのない学校、互いの思いやりをもって問題を解決する学校を作ってまいりますので、ご理解とご支援をくださいますよう、お願い申し上げます。