戦後80周年被爆樹木二世植樹式【その4】
- 公開日
- 2025/08/28
- 更新日
- 2025/08/27
学校の様子
8月15日(金)の「戦後80年被爆樹木二世植樹式」における後日談です。
平和のメッセージの中に、「学校の近くの工場で郷土の産業について教えていただき、その中で戦争が人の命だけでなく希望まで奪っていくものだと知った。」という内容が出てきます。
これは学校の近くの工場、奥田染工場と工場の中にある布類計画室を訪問させていただいたことで出来上がった文章です。
こちらは、染工場の捺染台をはじめ、かつて八王子の繊維産業を支えてきた工場で使われていた編み機や組み紐機など、日本の技術の結晶が集められた場所です。
今回、工場を見学させていただきながら、蚕から糸、糸から布、布から製品に…という過程を間近で学ばせていただきました。
また、工場にある貴重な資料を使って、戦争が八王子の産業に与えた影響や戦時中の職人の苦悩などについても教えていただきました。
「八王子から発信できる八王子ならではの平和メッセージにしたい」という想いから、このような取組が実現しました。
この学びは、始業式で全校生徒に還元させていただく予定です。
奥田染工場さん、本校の教育活動にご協力いただきましてありがとうございました。