学校日記

「なわとびチャレンジデー」挑戦する心が大切

公開日
2016/11/21
更新日
2016/11/21

校長室

 今日11月21日(月)朝の集会で縄跳びのパフォーマンスで有名な生山ヒジキさんに来校していただき、全校児童の前で縄跳びの華麗な技を披露していただきました。みなさんもご存じの以前TVのCMでやっていた「メガ跳び」という人間離れしていた速跳びをした方です。
 音楽に合わせて、縄を体の一部のように操り、次々と技を繰り出すパフォーマンスには、どの子も歓声をあげて喜んでいました。その後は、4〜6年生が1時間ずつ指導を受けました。授業の初めは出来なかった技が出来るようになると「できた〜」と、とても嬉しそうでした。
 さて、生山ヒジキさんと校長室で話すチャンスがありましたので、印象に残ったことを伝えたいと思います。生山さんは様々な苦労や挫折を乗り越えて、今の自分があることを話されていました。大学を卒業されてから自らの目指すべき方向性が決まらなく、思い悩んでいた時に、小学校の時に好きだった縄跳びのことを思いだし、ネットで縄跳び協会を検索し、協会に連絡を取り本格的に練習を始めたそうです。練習に参加し「これだ!」と心底思った日から、来る日も来る日も練習を重ねていかれたそうです。「好きこそ物の上手なれ」ということばがあります。まさに、それを実践された人でした。
 今日のパフォーマンスの素晴らしい技の裏には、人知れず努力を積み、挑戦を重ねてきた本人の努力があったことを忘れてはならないと思います。子供たちも縄跳びに限らず、今、目にしているTVやスポーツなどの華やかな表舞台の裏には、その目に見えない所や課程において歯を食いしばり挑戦し続けた頑張りがあることを感じ取って欲しいものです。
 「どうせ俺なんて」「どうせ無理だよ」と嘆く前に何か(勉強でも、スポーツでも、習い事でも、経験すること…)から逃げるのではなく『挑戦する』心をもつことが自分の未来の可能性を大きく広げることになります。そして、地道な努力を持続することが自分の夢を実現することに繋がることを信じて頑張って欲しいと願っています。
 ちなみに、生山さんは12月10日にギネス記録の後ろ跳び100回越を目指して、今も1日何時間も練習し挑戦する日々だそうです。ギネス達成を願っています。