学校日記

4月14日(水) 本日の授業風景 ・ その2

公開日
2010/04/14
更新日
2010/04/14

校長より

 2年生・国語の授業の様子です。

 立原道造の詩 「 草に寝て…… 」 を学習しています。
 この詩を読むと、緑豊かなこの別所の地域を連想できます。

                ★ ★ ★ ★ ★

それは 花にへりどられた 高原の  林のなかの草地であった 小鳥らの

たのしい唄をくりかへす 美しい声が  まどろんだ耳のそばに きこえてゐた

                 〈 中 略 〉

私たちの 心は あたたかだった  山は 優しく 陽にてらされてゐた

希望と夢と 小鳥と花と 私たちの友だちだった

                ★ ★ ★ ★ ★

 授業のあと、担当の張元先生と詩の内容について意見交換をしました。

 「 詩 」 の解釈は、まさに十人十色。
 性別や年齢、育った時代や環境、現在おかれている立場によって、さまざまな受け止め方ができるものです。

 しかし、いくら十人十色とはいえ、作者が海の景色を詠んだ詩なのに 「 これは、山の景色です 」、作者が悲しい気持ちを詠んだ詩なのに 「 これは、楽しい気持ちを述べています 」 という解釈は成り立ちません。

 つまり、国語の授業で行う作業とは、文脈の中における言葉の意味を正確に読み取りながら、情景や心情について 「 誰もが共通して理解しておくこと 」 を確認する作業だと言えるでしょう。
                                     校長 武田幸雄