学校日記

6/2 全校朝会 浅川小学校 いのちの大切さを共に考える日

公開日
2025/06/02
更新日
2025/06/02

今日の出来事

全校朝会の講話です。

八王子市では、6月もしくは7月に、各学校で「命の大切さを共に考える日」を設けています。そして今日は、浅川小学校の「命の大切さを共に考える日」です。これから校長先生は、命を大切にすることについてお話をします。よく聞いてくださいね。

命には限りがあります。そのような大切な命を守るために、みんなが普段からいろいろ気を付けてほしいことがあります。まずはわかってほしいことは、みなさんそれぞれが命をもった大切な一人ひとりの人間だということです。当たり前のことですが、その命を大切にすることが出来ていないことがあります。自分の命を大切にしないで、できていない、自分の命を粗末に扱っていることがあるのです。

皆さんはちゃんと朝ご飯や給食、晩御飯を食べていますか?命のエネルギーになる食べ物をバランスよくちゃんと食べることが基本になります。

続いて、しっかり運動していますか。命のエネルギーを使って、命のあるこの体を丈夫にしなければなりません。食べ物と同じで、たくさん動けばよいというものではありません。バランスよく体育の授業や休み時間に運動して、日の光を浴びて過ごしてみてください。元気な体がつくられると思いますよ。

そして、しっかり休んでいますか?早寝、早起きができていますか。夜遅くまでゲームをして、睡眠時間が短くなったり、よく眠れなくなったり、なんてことはありませんか?日本人は、みんな睡眠時間が短いと言われています。よく眠れていないと、体も、頭の働きもよくなることはありません。

きちんと食べて運動して寝て、丈夫でしっかりした元気な体になったら、その元気で丈夫な命を使って、充実した毎日をみなさんには送ってほしいです。

おうちでも学校でも、お互いに助け合えるような家族や仲間として、楽しく過ごせることが大切です。もし、毎日、おうちや学校で、いじめがあったり、暴力があったり、つらいことばかりがあったらどうでしょう?きっとせっかくの命もダメになってしまいます。

お互いに、困っている人や嫌なことをされている人がいたら、助け合うことが大切です。困っている友だちを見たら声をかけていますか?助けていますか? おうちでも、困った家族を助けるためにお手伝いしたり、感謝の気持ちを伝えたりしていますか? 

もし、仲間外れにされて、悲しんでいる友だちがいたり、嫌なことを言われたり、からかわれたり、暴力をふるわれたりして、つらい、悲しい人がいたら、友達や信頼できる大人の人に相談してみてください。一人でかかえこんでしまうと、命がどんどん削られてしまいます。SOSを出せる、つらいと言える、助けてといえることがとっても大切です。
もし、自分を振り返ってみて、ダメなところがあっても、今から直していこうと思えることが大事です。誰だって失敗はあります。取り返しのつかない大きな失敗をしないように、今、反省して再スタートしてください。

今日は、命を大切にしてほしいことをお話しました。まずは自分を大事にすること、そしておうちや学校で気持ちよく過ごせるように、いじめや暴力がなくなるように、お互いを思いやり、みんなで力を合わせて、つらいときや悲しいときには助け合い、大人にも相談すること。
命を大切にして、あさっこみんなが毎日元気に楽しく過ごせるとよいですね。