12/9 全校朝会 校長講話
- 公開日
- 2024/12/09
- 更新日
- 2024/12/09
今日の出来事
朝夕がかなり冷え込んできました。冬らしい季節になってきましたね。今日の高尾は、一番寒い時に0度だったそうです。さらに今週は、一番寒い時にはマイナス1度になる日が3日も4日もありそうです。
こんなに寒い日が続くと、朝、登校する時にポケットに手を入れてしまうことがあると思います。
校長先生や安全ボランティアのみなさんは、手がポケットに入ったままにならないように声をかけています。
なぜ、ポケットに手を入れない方がよいのかは、みなさんも考えてみるとすぐにわかると思います。
まずは安全のためです。学校では両手が空いた状態になってほしいので、背中に背負うランドセルなどにしてくださいとお話ししています。さらに言うと、両手が使えるようになるためには、寒い日には手袋をしてくるとよいですね。
実は、校長先生が8年から9年ぐらい前に、浅川小学校で副校長先生をしていました。その時には、あまり冬の時期に両手が使えるように、ポケットに手を入れないように話しかける機会があまりありませんでした。
その時には、冬の時期に走ったり、つまずいたりして、顔をすりむいたり、前歯を折る人が1人か2人ぐらいは出ていたのです。このような、顔や歯などの怪我はたいへん痛かったり、つらかったりするものです。
校長先生はそのような、痛かったり、つらかったりする人が居なくなるとよいなと思って、声をかけています。
そして、ほとんど校門前で顔や歯の怪我をする人が居なくなっていて、校長先生はとてもうれしく思っています。これがポケットに手をつっこまないで歩いてほしい一つ目の理由です。
それからもう一つの理由は、あいさつをするときにちゃんとあいさつするなら手をポケットから出すことを覚えてほしいのです。相手の人を見て、ポケットに手を入れないであいさつをする。もちろん、仲の良い友達同士で集まった時など、全部が全部ちゃんとポケットから手を出してあいさつしなさいと言うつもりはありません。
校長先生は、ちゃんとしたあいさつを、安全ボランティアの方々にしてほしいので、校門前で声をかけています。ボランティアの方々はお金をもらう訳でもなく、みんなの安全を考えて毎朝、学校の前だけでなく、道路の危ないところで、注意をして立ってくださっています。
時には、はずかしい、あいさつして無視されると嫌だ、たいしたことじゃないから適当でいいや、めんどうくさい、今日は人と話もしたくない、自分のやることに夢中であいさつに気付かないなど、いろいろな理由であいさつができないことがあります。
そのようなことがあっても、みんながあいさつできる学校がいいなと子どもたちも思ってほしいです。毎朝、校門であいさつを続けながら、子どもの成長を期待して、声をかけているところです。