学校日記メニュー

学校日記

11/11  全校朝会 校長講話

公開日
2024/11/11
更新日
2024/11/11

今日の出来事

今年の暑さが嘘のように、朝や夕方はかなり寒くなってきました。山も色にあふれ、枯葉も舞い散り、もう暑い日は来年までこないんだなぁと感じます。

ところで皆さんは、立冬という言葉を知っていますか?

難しい言葉ですが、二十四節気(にじゅうしせっき)と言って、1年間をだいたい15〜6日で区切って24の季節に分けていました。

立冬は11月7日になりますが、次の区切りの小雪の11月21日までの間を、立冬ということもあります。

さて、今日は11月11日。みなさんは、今日は秋だと思いますか?それとも冬だと思いますか?
秋だと思う人は静かに手をあげてください。 冬だと思う人は手をあげてください。

みんな、感じ方が違っているようですね。同じ寒さ(気温)でも、感じ方が違っているんですね。
きっと今日のお昼に「今は秋かな?冬かな?」と聞いてみると、答えが違っているかもしれません。明日、聞いてみると、また変わっている人も多いことでしょう。人によって感じ方が違うのは当たり前なのですね。

さて、校長先生は今年も、11月2日に、浅川市民センターに行きました。浅川地区の秋の文化展が行われ、浅川小学校と東浅川小学校の子どもたちの絵が飾られていました。校長先生はみんな違った絵ですが、どの絵もいい絵だなと感じました。たくさんのお客さんが来ていましたが、みんな「いいね」「すてきだね」という声が聞かれました。

それぞれみんな違っていても、それぞれの良さが光っていたと思います。きっと、11月の終わりにある展覧会でも、それぞれ感じ方の違うみんなの良さが、全校のみんなの分、あふれる体育館になると思います。展覧会を通して、それぞれのみんなの感じ方、みんなの考え方、みんなの思いが伝わると校長先生は期待しています。

先ほど、この寒さをどのように感じるか皆さんに聞きました。みなさんそれぞれ、気温だって感じ方が違うのだなと分かってくれたと思います。感じ方が違って当たり前なのです。

浅川市民センターに飾られた作品の見方などは、いろいろな色や形、考え方が表されていても、そこには必ずその人なりの良さがあることをお話ししました。

感じ方や考え方が違っても、私たちはそれぞれの良さを感じることができるのです。みんなのそれぞれの大切さを知っているのです。

私たちは、学校の中でもたくさんの人と関わって過ごしています。必ずしも、自分にとって楽しいことや良いことばかりではありません。時には嫌なことや、つらいいこと、大変なことが、クラスや友だちと起きてしまうことがあります。そんな時には、お互いに自分と違う相手を認め、大切に思えているかなと考えてみてください。そして、そこから話合ったり、仲良くしたりできるとよいと思います。

感じ方や考え方が違って当たり前、まずはよく相手の話を聞いて、お互いに良さを見つけて、学校で楽しく過ごしてほしいと思います。
11月は「ふれあい月間」です。いじめや暴力が起きないように、お互いの違いを認めて、お互いの大切さを認めて、仲良く過ごしてください。