5/8 全校朝会 校長講話
- 公開日
- 2023/05/08
- 更新日
- 2023/05/08
今日の出来事
みなさん、おはようございます。
5月になり、新しく学校が始まってから1か月が経ちました。
4月には、1年生は特に、入学式から始まって、学校生活が始まり、1年生を迎える会があり、さらに、みんなが学校で頑張っている様子を見るために、学校公開にはたくさんの保護者の方がきてくださいました。
他の学年のみんなも、4月には新しくいろいろなことがあり、大変だったと思います。ゴールデンウィークに少し気分転換をしたり、ゆっくりしたりすることができたでしょうか。
5月になったので、これからまた新たなスタートが始まります。でも、気を付けないといけないのが、このスタートのときが一番つまずきやすい時なのです。
よくスタートダッシュと言いますが、スタートはゆっくりの方がよいのです。なぜかというと、まだ、心と体が慣れていないからです。心や体が慣れていない時に、いきなり頑張りすぎると、途中でエネルギーが切れてしまったり、怪我をしてしまったりします。
高学年のみなさんはよく聞いている言葉に「熱中症」という言葉がありますね。暑い中で頑張りすぎると、体に熱がたまってしまって、時には死んでしまうことがあります。
この熱中症の大きな事故が起きるのは、実は7月や8月ではなくて、なんと5月や6月のはじめに運動しているときにおきたりします。校長先生が教育委員会という所でお仕事をしていた時に、5月中頃に熱中症の事故が起きましたという連絡がよく入りました。
これからの時期が熱中症に一番注意しないといけない時です。暑さに体が慣れていない時に、いきなり無理をすると大変なことになります。
そして、体がついていかない時には、心もなかなかついていかないものです。5月病という言葉があるように、心の準備運動も大切です。無理をしないで、休む時には休んで、あせらないようにしてください。
今日のお話は、心も体も準備運動が必要です。いきなり長い休み明けに頑張りすぎないで、まずは1日目、2日目には余裕をもって、無理をしないで心も体も慣らしていきましょうというお話しでした。