春の「幼生」 アカガエルの卵塊

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校庭の北東端、二宮尊徳さん像の近くに防火用水があり、かつて沢水を引いていたようです。

安全上、金網を張ってありますが、蛙は入り放題です。いつの間にかモコモコと卵塊で埋まっていました。【写真下】
3・4年生が容器ですくい上げて、それぞれの教室へ連れて行きました。今はまが玉のような形をしています。【写真上】
成長の様子をクロムブックで記録しながら世話をするそうです。

春の妖精 福寿草

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10日ほど前、近くの旧家を3年生が見学させていただきました。庭に雪が残り、池に氷が張っていましたが、ひなたにはかわいらしいフクジュソウが咲いていました。

つやつやの花弁は凹面鏡のようになって熱を集め、花を訪れる昆虫をおもてなしします。元日草とも呼ばれ、春の訪れを実感させてくれる花です。

おめでたい名前のかわいい花ですが、根に毒があるそうですよ。

鳥の巣

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…と言っても北京冬季オリンピックの会場ではありません。
メジロか何かの巣のようです。
【写真上】外側は苔で覆い、内側にシュロを敷き詰めてふんわりと作っています。
【写真下】校庭のサクラを見上げると、同じような巣がありました。黄色い矢印は月です。
木々が葉を落とす冬は、野鳥観察の好機でもあります。春の巣作りに備えて、場所の下見をする種類もあるそうです。
[駐車場で]風に吹かれて転がる落ち葉かと思ったら、「ミソサザイ」という日本で一番小さい鳥でした。写真は撮れませんでしたが、こちらも苔を巣材にするそうです。

アイス・ミステリー・サークル

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今朝はマイナス7度!
寒の戻りなのか、週半ばには雪が降るそうです。

池が全面結氷していたのですが、よく見ると不思議なことが…気泡が凍って円を描いています。
ちょうど真下に深みがあるので、水温の微妙な差が影響しているのかも知れませんね。

真冬の楽しみ

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冷え込みの厳しい日が続きます。
この時期ならではの、氷の飾りを作ってみました。

前日、洗面器に少しの水と、紅葉や木の実を入れておきます。
吊るすための凧糸、目玉模様のように穴を開けるためヨーグルトの容器も立てました。

日差しにかざすとキラキラ…やがて溶けてしまうひとときのアートです。
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沢水プラス2度 気温マイナス3度

いつになく寒い冬休みです。
陣馬街道には凍結防止剤をまいてありました。

流れている水は凍りにくいのですが、竹細工の水車は回転していても氷ができて、成長しています。【写真上の矢印】
氷柱(つらら)も伸びています。【下の矢印】
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朝8時 マイナス5度

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寒波にこごえる冬休みになりました。みなさんお元気でしょうか?
昨夕、おサルさんたちは元気に遊びに来ました。

今朝の冷え込みで、学校のプールや視聴覚室のメダカ池は全面結氷しました。
沢水を引いた池は、流れ込みの部分だけ白い氷が張っています。気泡が入るのでしょうか?

きらきら 水晶がいっぱい!?

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「先生、きれいでしょ!」
その子が見せてくれた落ち葉には、まるで水晶のような霜が!

今朝は池に薄氷が張り、特に冷え込みました。冬だからこそ見ることができる、自然の造形美ですね。

黄金の五線紙 ジョロウグモ

秋が深まると、目立つようになるのがジョロウグモです。巣の真ん中に、黄と黒の脚、赤い模様の腹など毒々しい色彩のメスがいます。【写真上・白い矢印】
巣をよく見ると、2層構造になっていて、クモのいる餌採り用の網と、食べかすのごみ捨て場用の網があります。【写真上・黄色い矢印】

この餌採り用の網は、ベトベトする横糸が数段で一組、糸がかすかに黄色く、日に透かすとまるで黄金の五線紙のようです。虫が♪音符代わり?【写真下】

同じ巣に小さいクモが複数いることがありますが、それがオスです。メスの食事中に近づいて配偶行動をしますが、油断すると食べられてしまうそうです…。
Q1 オスはどのようにメスの巣にたどりつくのでしょうか?
Q2 このような巣を作るクモはなぜ下向きにとまっているのでしょうか?
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池の藻の不思議

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池には沢水を引いてあります。秋が深まり、日照時間や水温の関係で、はびこっていた藻類の様子が変わってきました。
夏は藻類がさかんに出す酸素の気泡で、池の底からシート状にはがれて浮かび上がってきます。
今は深いくぼみの中は条件が異なるのか、「藻のあおさ」がくっきり違います。


モヤモヤしたカワモズク

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学校の東側の沢・砂奥(さおく)に、モヤモヤした藻(も)がありました。これは里山の湧水などきれいな水で育つ、カワモズクです。地域により希少種としてレッドデータブックに掲載されているそうです。ここは水温15〜17度で、水量の安定度や日照などの条件も良かったのでしょう。

見た目は食用のモズク【褐藻(かっそう)類】に似ていますが、こちらは紅藻(こうそう)という別のグループです。紅藻の仲間は、おなじみの海苔(のり)、刺身のつまや海藻サラダ、味噌汁の具など食用になるものがあります。
ゆでたカワモズクをポン酢で食べた人の話では、「いわゆる海藻の味だった」そうですよ。

パウロの森探検隊 恩一小と自然観察

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 秋の恒例行事「小小連携」の一つとして、パウロの森へ出かけました。下恩方町の聖パウロ学園には、23ha(東京ドーム約5個分)におよぶモデル学校林があり、そこでは多彩な体験プログラムを展開しています。

 日頃、森林整備をされているパウロの森クラブの方々が“隊長”になり、恩一小3年生と本校3・4年生に自然ガイドをしていただきました。探検シートには「森にいる虫・役に立つ木・匂いのする木や葉…」などの欄があり、説明を聞きながらメモを取っていました。自然の中で子供たちの交流も進んだようです。

【写真中】林内のコースを歩くとすぐコンテリクラマゴケ(紺照?鞍馬苔)が生えていました。
【写真下】アオキの上部がスパっと切られています。鹿が齧った後だそうです。

ルリボシヤンマ来校!?

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 学校公開の朝、事務室に舞い込んで来た大型のトンボ、調べてみるとルリボシヤンマのメスのようです。(撮影後、逃がしました。)実は昨日午後、隣の保健室にオスがやって来たそうです。メスの黄緑色の部分がオスは瑠璃色です。本校の池やビオトープに用があるのでしょう。
 平成26年刊行の『新八王子市史 自然編』によると、湿地になった休耕田や周囲を樹林に覆われた池に生息するとのことです。

おサルさん追跡アンテナ

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 学校が夏休みの間、いろいろな工事が入ります。8月初め、屋上にソーラー発電のアンテナが付きました。これはニホンザルの群れの動きを把握するため、サルに付けた発信機の電波を拾う「動物位置情報システム」です。
 
 八王子西部には四つの群れがいるそうです。
 裏高尾群、美山群、小津群、そして一番活発なのが恩方群(約80頭)で、相模湖方面まで遠征することがあるそうです。

雨が止むのを待つツバメ

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 天気予報では“晴れて暑さが戻る”ということでしたが、学校周辺は断続的に強い雨が降り続きました。ツバメたちはじっと雨が止むのを待っているようです。ほかの電線と合わせて14羽いました。

英語でツバメは【swallow スワロー】別の意味で「飲み込む」

腰に白い模様のある、川にいるイワツバメの仲間は【martin マーチン】

高山帯にいて飛びながら寝るという、アマツバメは【swift スイフト】別の意味で「すばやい」

ちなみにスズメは【sparrow スパロー】

 晴れたある日には、みんなで道路に下りてしきりと何かをついばんで?いました。ツバメが地上に下りるのは珍しいと思います。(中央の黒い点々)


 
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夏休みの小さな生き物たち 2

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八月になりました。

学校では、赤トンボがすいすい飛んでいます。アカネ類は成虫になって時間がたつと赤くなります。

【写真上】スミナガシという林に住む蝶です。翅の模様が「墨流し(マーブリング)」のようで、なかなか渋い美しさです。

セミたちは時間帯を鳴き分けて?声を響かせています。ヒグラシは曇って薄暗くなると、♪カナカナと合唱します。ニイニイゼミのシーズンはそろそろ終わり、ツクツクホウシが鳴き始めました。アブラゼミ、ミンミンゼミ【写真中】が夏を謳歌しています。
【写真下】さて、この抜け殻は何ゼミのものでしょうか?検索してみてください。

夏休みの小さな生き物たち

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夏休み。校内を見回る時に気を付けるべき点は…
 クモの糸に引っかかる
 飛び立つセミに液体をかけられる

【写真上】カマキリの幼虫が雲梯にいました。餌の虫が来るのかな?
【写真中】カマドウマ。「便所コオロギ」という呼ばれ方もしますが、これは林に住む種類のようです。1階の流し台にいました。
【写真下】カタツムリ危機一髪!天敵コウガイビルがうねうねと餌を求めて通り過ぎました。髪飾りのこうがい(笄)に頭の形が似ているのでコウガイビル。公害ではありませんし、吸血するヒルとも無関係です。(英名はハンマーヘッドワームでカッコイイ響き?)

梅雨の晴れ間に ニイニイゼミ

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雨上がりの昼休み、校庭に響く子供たちの声。
かくれんぼをしていた子が手招きします。
「セミがいるよ!」
ニイニイゼミが羽化するところでした。
抜け殻に泥が付いているのが特徴です。
チィ〜とかニィ〜とか、耳鳴りのような(?)声で鳴いているのがこのセミです。
見つけた場所は、チャタテムシのいた体育倉庫の基礎部分です。

チャタテムシの解散

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 体育倉庫の壁に10円玉大の何かが付いています。よく見るとゴマ粒大の昆虫の群れです。円形に集合していましたが、カメラを向けた途端、パ〜っと散り散りに逃げてしまいました。意外な速さで歩きます。
 これはチャタテムシの仲間で、樹皮などの苔やカビを食べるそうです。屋内に住んで大発生し、「不快害虫」呼ばわりされる種類もいます。
 茶道でお茶をたてる時の「サッサッサッ」に似た音を出すことから名づけられました。こんな小さい虫が障子にとまり顎を動かすと、振動が増幅されて聴こえるのです。
 それにしても長〜いひげ(触角)ですね。
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ビオトープの巣

 茂みの中で、ひっそりと咲く花。以前植栽したものでしょう。
 さて、先日の「カヤネズミの巣」を見に行くと、かなり水面近くまで位置が下がっていました。放棄されたと思い、中を改めるとそこにはチョコレート色の卵が!!
…ごめんなさい。「ウグイスの巣」でした。元通りにしたので、親鳥さん、あきらめないで抱卵してください。<(_ _)>
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