『おうちでずこう』 No.25 石ころアート ストーンペインティング

 私が田無(現・西東京市)の学校にいた時、ご近所に石に絵を描く方がいらっしゃいました。雑誌やテレビで紹介されるほどで、子供たちとご自宅の作品を見学させていただいたことがあります。石をよ〜く見ていると、『描いてくれ!』と中にいるモノの声が聞こえるそうです。石の特徴を生かした作品にしましょう。
宿題ではありませんが、よろしければどうぞ。

用意するもの;手ごろな石ころ 石に描けるマーカーや絵の具 仕上げ用ニスなど 
進め方;
1 石を集めて水でよく洗います。濡れると模様がはっきり見えるので、作品に生かせる物は覚えておきましょう。よく乾かしておきます。
2 石を様々な角度からながめ、何かに見えてきたらそのイメージで描いていきます。平らな石には、模様や好きな言葉でも良いでしょう。紙と違い、マーカーや絵の具はしみ込んだり、すぐに乾いたりしませんので気を付けましょう。
3 作例のように、最初に被覆力の強いペイントで黒や白に塗りつぶしておく方法もあります。
4 水彩絵の具を使った場合は、ニスで上塗りして色落ちを防ぐと良いでしょう。つやありニスなら、ピカピカの石になります。できあがったら、ペーパーウェイト(文鎮)にしたり、植木鉢の根本に置いたり、接着剤で磁石を付けたりするのも良し、です。

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『おうちでずこう』 No.24 針金ハンガーでブラサガール横顔

 6月に入り、分散登校で児童の声が聞かれるようになり、徐々に学校らしさが戻ってきました。自宅待機中の題材紹介をしてきたこのコーナーも、本来の図工の授業の様子を載せられる日が近づいて来ました。
 今回は、「鏡を見ながら自分の顔をなぞり描きする」ちょっと変わった作品です。宿題ではありませんが、よろしければどうぞ。道具の扱いに気を付けてください。

用意するもの;針金ハンガー 透明なシートやポリ袋など それに描けるマーカー 鏡 セロハンテープやビニールテープ 背景を描き加える場合は画用紙や絵の具など
進め方;
1 針金ハンガーを引き伸ばして、四角い枠にします。
2 その枠に透明なシートやポリ袋などを取り付けます。
3 鏡を見ながら、枠を顔に押し当てて、自分の顔のパーツをなぞり描きしていきます。目・眉・鼻・口…このとき、左右どちらかの耳をぴったりつけると良いです。耳の“うず”も描きます。
4 シート越しに“ペン先が顔に当たるこそばゆさ”を感じながら進めてください。一通り描けたら、顔から枠をはずして机に置き、鏡を見てさらに描き加えます。作例では、黒いマーカーでパーツの線を描き、シートを裏返して反対側に色を塗っています。
5 描けたらそのままハンガーをぶら下げて飾ったり、シートだけを窓や水槽に貼ったり、別の紙に組み合わせたり…不思議な雰囲気をお楽しみください。

※ペン先で顔を突いてけがをしないように気を付けましょう。

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『おうちでずこう』 No.23 いらないCDでこま作り

 こまは“独楽”と書くように一人でも遊べます。何かの付録や体験版、使用済みデータなど不要なCD(コンパクトディスク)があればキラキラしたこまになりますよ。穴にぴったり入るマーカーや、単三乾電池にテープを巻くと軸になります。
 CDは欠けたり割れたりすると、縁が鋭いので気を付けてください。宿題ではありませんが、よろしければどうぞ。

用意するもの;不要なCD 軸にする単三乾電池や穴にぴったり入るマーカー ビニルテープかセロハンテープ 色塗り用油性マーカーなど
進め方;
1 不要なCDの穴に、軸にする単三乾電池を差し込みます。出っ張っているプラス極を下にします。穴にぴったり入るマーカーは、ペン先を下にします。キャップをつけたままでも良いです。
2 ゆるければビニルテープかセロハンテープを軸に巻いて調節します。
3 回す練習をします。CDの位置を上下させたり、テープの巻き方を調節したりします。
4 ペンのこまで、渦巻き模様を描くとおもしろいです。ただし、床を汚さないように、用紙の周りに大きく新聞紙を広げるか、何か枠を用意してその中からこまが出ないようにしましょう。

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『おうちでずこう』 No.22 100の指令

 『口の中をベロで触って、どんな形があるか探ってみよう。』これは日比野克彦さんの本『100の指令』(朝日出版社・2003年)に出てくる言葉です。普段、考えもしなかったようなことや、実現できたらおもしろそうなこと、無理そうなこと…いろいろな指令が出ています。
 また、オノ・ヨーコさんは『私は種を蒔いているだけです。さあ、楽しんでください。』と、謎かけのような詩のような作品集『どんぐり』(河出書房新社・2015年)を出しています。
 “これが図工なの?”と思うかも知れませんが、自分の想像力を伸ばすトレーニングに、みなさんも考えてみませんか。

用意するもの;紙 鉛筆・色鉛筆など
進め方;
1 「こんなことができたら楽しいな」「絶対無理でしょうこんなこと」というように、自由に発想してメモします。
2 集めた指令や言葉を、好きな形にまとめます。ノートに挿絵と一緒に描いたり、朗読して聞かせたり、家族でお楽しみください。

注)下品・残酷・人を傷つけるような表現は止めましょう。(-_-;)

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『おうちでずこう』 No.21 ペーパークロマトグラフィー

 「黒いペンのインクは何色?」「もちろん黒でしょ!」いえいえ、メーカーは様々な色をブレンドして黒々と見せているのです。ろ紙にペンで線を描き、水を吸い上げさせると、水への溶け方や、紙への吸着度の違いで分離してきます…ここまでは理科実験。その原理で色紙を作ったり、模様や絵をにじませて描いてみたりしましょう。
 紙を細く切るときはさみの扱いに気を付けてください。宿題ではありませんが、よろしければどうぞ。

用意するもの;吸水性に富む紙(キッチンペーパー、白いコーヒーフィルター、和紙、習字の半紙など) 水性のペン各色 水 筆 下に敷く新聞紙 はさみなど
進め方;
1 練習として紙にまずペンで印を付けます。
2 印から離れている場所に、水をしみこませます。畳んだ紙ならコップに立てても良いです。ある程度インクがにじみだしたら、水をしみこませるのを止めます。
3 しわくちゃにした新聞紙の上などで紙を乾かします。ペタッと張り付くと、うまくいきません。
4 にじんで広がる仕組みを利用して、絵を描きます。花火大会、隕石爆発等々お楽しみください。

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『おうちでずこう』 No.20メビウスの輪にネバーエンディングストーリー!?

 一枚の紙の帯を、ひねって輪にすると…表も裏もない、「面が一つの不思議な輪」になります。ここでは、薄手の紙をつないで大きなメビウスの輪を作り、絵を描いてみることにしましょう。(写真の見本だと小さいです)
たどるうちにまた振り出しに戻る、『果てしのない物語』ができるかも知れません。
 紙を細く切るときはさみの扱いに気を付けてください。宿題ではありませんが、よろしければどうぞ。

用意するもの;薄い紙 のり はさみ 鉛筆・色鉛筆など
進め方;
1 紙をのりで貼り合わせてつなぎます。
2 最後に両端を片方の “裏側が上に来るようにひねって” 貼り合わせます。
3 まず練習として、紙の真ん中に一本線を引いてみましょう。鉛筆を当てたまま、紙を引くようにするとうまくいきます。スタートとゴールが重なり、ねじれた輪の全体に線が引かれていれば成功です。
4 この仕組みを利用して絵を描きます。「一本道がつながる地図」「線路は続くよどこまでもの絵」「絵で描くエンドレスしりとり」等々お楽しみください。

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『おうちでずこう』 No.19 紙をたたんでミニ絵本

 紙をたたんで折り目をつけ、切れ目を入れて、たたみなおすと…小さい本の形になります。絵本にしますか?それとも図鑑?自由に描いてみましょう。
はさみの扱いに気を付けてください。宿題ではありませんが、よろしければどうぞ。

用意するもの;薄い紙 はさみ 鉛筆・色鉛筆など
進め方;
1 半分に折り、また半分に折り…8分割に折り目をつけます。ただし、そのまま折り重ねていくと紙の厚みでずれてきます。
2 一か所だけはさみで切れ目を入れます。説明のため着色した線の部分です。ここを間違えやすいので気を付けましょう。
3 真ん中の写真のようにたたみ直し、切れ目の所を菱形に広げ、閉じます。折り目を逆に折り返す箇所があります。
4 本の形になったら、描き始めます。写真で広げてあるのは参考のためです。国語のように文が縦書きなら右綴じ、横書きなら左綴じです。ページが足りなければ、紙を裏返してたたんで続きを描くか、もう一冊作ります。

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『おうちでずこう』 No.18 ふせんでパラパラアニメ

 本の片隅にパラパラ漫画を落書きして叱られた…という人はいませんか。学校では裁ち落としの紙を束ねて作りますが、ここでは付箋紙に少しずつ変化する絵を描き、滑らかに動くようなアニメを作ります。インターネットではびっくりするような作品が紹介されていますよ。
 “付箋がもったいない”ですか?アニメを楽しんだ後は、「オリジナルイラスト入り付箋」としてそのままお使いください。宿題ではありませんが、よろしければどうぞ。


用意するもの;付箋紙 鉛筆・色鉛筆・マーカーなど
進め方;
1 付箋紙の端に絵を描き、次のページの同じ位置にわずかに変化した絵を描きます。それを繰り返します。物の形が変化していくタイプは、『最初・中間・最後』の絵を決めてそれを先に描き、うまく枚数に収まるようにします。
2 描き終えたら、パラパラさせて見ながらチェックします。滑らかに動いて見えればできあがり。あとは必要な修正をしてください。

※同じ絵をたくさん描くのが大変な場合、例えば円ならペンのキャップをスタンプして、描き足していく方法もあります。

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『おうちでずこう』 No.17 シャカシャカ2コマアニメ

 アニメーションの語源は、ラテン語で生命・魂を表す「アニマ」だそうです。何枚もの絵をつないで動くように見せて、生命が宿るような作品になるわけですね。
 ここでは古典的な方法で、2枚の絵によるアニメ(と呼んで良いのか…)を作ります。
 宿題ではありませんが、よろしければどうぞ。
※学年により、分散登校日に教科書に沿って進めていただく課題をお渡ししました。


用意するもの;画用紙など はさみ 鉛筆・色鉛筆・マーカーなど
進め方;
1 紙を短冊状に長細く切ります。紙はやや厚くて腰のあるものが良いでしょう。
2 二つ折りにして、上の紙を丸い鉛筆でくるくる巻き、カールするようにくせを付けます。いきなり丸めずに、机の角に紙を置いて手で押さえ、もう片手で下に引いてしごきます。これを2・3回やってから鉛筆に巻くと良いでしょう。
3 下の紙の下の方に絵を描きます。初めは単純な絵がおすすめです。
4 カールを押さえながら、上の紙を重ねて、同じ場所に少しだけ違う絵を描きます。その違いがアニメの動きになります。
例;ウインクする 手を上下に振る 大きさが変わる 位置が変わる(飛ぶ、落ちる、歩く)
少しずつ描いてはカールをめくれさせて、下の絵を確かめ、また描く…を繰り返します。
5 描き終えたら、カールを鉛筆で押さえる位置を素早く上下にシャカシャカ動かしながら、2枚の絵を見ます。動いて見えればできあがり。あとは必要な修正をしてください。

たくさん作って、見せ合うと楽しいですよ。カールが弱くなったら、また巻きぐせを付け直します。
※下品や残酷な表現にならないように気を付けましょう。(-_-;)

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『おうちでずこう』 No.16 惣菜トレイで化石発見!?

 「落款」のはんこ作りで出たトレイのくず…これも利用して作品を作りましょう。2月に上野で開かれる東京都公立学校美術展覧会(都展)には、たくさんの作品が並びます。 近年の流行?として“化石もの”を見かけます。子どもはなぜか大昔の生き物が好きです。軽量粘土やスチロール板で作ったり、使い端の木片を組み合わせたりして、恐竜などの骨格にしています。
 片付けと道具の扱いに気を付けてください。宿題ではありませんが、よろしければどうぞ。

用意するもの;ポリスチレンなどの惣菜トレイ 台紙 はさみ ボールペン 木工用接着剤 接着させるための“おもし”など
進め方;
1 No.15のように惣菜トレイを用意し、作りたい骨の大きさや形に切り分けます。
2 切った骨を台紙に並べます。よければ木工用接着剤で貼り付けます。
3 上におもしを載せ、しっかり着くまで待ち、乾けばできあがりです。
※さらに、周囲に木工用接着剤を水で溶いて塗り、乾かしたドリップコーヒーの抽出かすをふりかけてみました。
作例;紙皿に両面テープで貼った三葉虫、段ボール片のミニ恐竜

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『おうちでずこう』 No.15 惣菜トレイではんこ

 子どもはシールやはんこでぺたぺたマーキングするのが大好きです。自分の描いた絵や習字にサイン代わりの「落款(らっかん)」を押してみましょう。ぺたりと押せば作家気分!やたらにスタンプを押されても困りますが…。
 片付けと道具の扱いに気を付けてください。宿題ではありませんが、よろしければどうぞ。

用意するもの;ポリスチレンなどの惣菜トレイ 図案を描く薄い紙 はさみやカッターナイフ セロハンテープ ボールペン 油性マーカー 朱肉やスタンプ台 はんこを押すための紙など
進め方;
1 よく洗って乾かした惣菜トレイから、平らな部分を切り取ります。カッターナイフを使う場合は下にマットを敷きましょう。
2 その平らなものを、はんこの大きさや形に切り分けます。
3 はんこの絵をボールペンで描きます。トレイにプスプス穴を開けるような感じで、凹ませます。(本当に開けはしません。)あらかじめ図案を別紙に描いておくと良いでしょう。
※注意 できたはんこは「鏡写し(左右逆像)」になるので、もし字や絵の向きが決まっている場合は、次のようにします。
 A 図案の薄い紙を裏から透かして見ながら描く。
 B 薄い紙の図案を名前ペンや油性マーカーでなぞり、紙を裏返して見ながら描く。
5 トレイの残りでつまみを作り、セロハンテープで貼ります。
6 はんこの試し押しをします。しっかり紙に押し付けるのがポイント。うまく出ない所はボールペンで線を補強してください。細かい表現は難しいです。

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『おうちでずこう』 No.14 ころころゆらゆら 起き上がり小法師

 円筒や球形の物におもりを付けると、ころころおもしろい転がり方をしたり、だるまさんのようにゆらゆら倒れなかったりします。
 後片付けと道具の扱いに気を付けてください。宿題ではありませんが、よろしければどうぞ。

用意するもの;円筒や球形の物…空き缶・テープの芯・ペットボトルのキャップ・ガシャポンのカプセルなど おもり…ビー玉・粘土・小石・乾電池など セロハンテープ のり 貼り付けるための画用紙 はさみやカッターナイフ 描き加える場合はマーカーなど
進め方;
1 作り方は簡単です。円筒や球形の物の内側におもりを固定します。
2 平らな場所に置き、つつくとゆらゆら揺れます。円筒は転がすとグルングルンと変則的に回ります。空き缶に乾電池を入れ、固定しないで転がすと…またおもしろい動きをします。
3 その動きから何かに見立て、紙で付け足していくとおもしろい作品になります。作例はガムテープの芯に画用紙を貼った「ネズミを追いかけるネコ」です。ペットボトルの輪切りにはビー玉、小さいテープの芯には、豆のおもりを付けてみました。

※ペットボトルを切るときや、空き缶を使う場合は切り口に気を付けましょう。

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『おうちでずこう』 No.13 ころころかわいい!ツーサークルローラー

 二つの円盤(?)を組み合わせるだけで、ペンギンのよちよち歩きのようなおもしろい動きをします。私は科学玩具の本で知りました。二つの円盤の中心距離は数式で決まっていますが、ここでは簡単な方法をご紹介します。針金で「一筆書き」した作例も出ていました。
後片付けと道具の扱いに気を付けてください。宿題ではありませんが、よろしければどうぞ。

用意するもの;厚手の紙など  はさみやカッターナイフ ほかの紙を貼り付ける場合はのり 色を塗る場合はマーカーなど
進め方;
1 同じ大きさの円を2枚切り抜きます。コンパスの代わりに、身のまわりの円い物をなぞってみましょう。ここでは“両面色違い造形紙”を2枚重ねて切りました。カッターナイフを使う場合は下にマットを敷きましょう。
2 切り抜いた円に切り込みを入れます。目安は半径の半分位で、深すぎない方が良いです。紙の厚さ分としてすぐ横にはさみを入れ、「ひげ状」の部分はちぎり取ります。
3 直角になるように組み合わせます。ペタッとつぶれてしまうときは、セロハンテープなどで補強します。
4 できあがったら、本などで傾斜を作りその上で転がしてみましょう。うちわであおいだり、息を吹きかけたりしても動きます。ツーサークルローラー本体ではなく、手前に風を当てるのがコツです。

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『おうちでずこう』 No.10´ 目の付け所がいいね! 【くちばしも付けて愛鳥週間版】

 No.10の発展形、“見立て”の題材です。恩二小ではウグイスが良い声で鳴いています。ほかにも電線の上でキセキレイが、外来のガビチョウは多彩な鳴き声を響かせています。鳥だけでなく、山ではモリアオガエル、川ではカジカガエルが鳴いています。
 身のまわりの物に「目」「くちばし」「翼」を付けるだけで、楽しく変身!ご家族でもお楽しみください。宿題ではありませんが、よろしければどうぞ。

用意するもの;紙 はさみ のり セロハンテープ マーカーなど
進め方;
1 紙を切って部品を作ります。(No.10も見てください)
2 部品ができたら、裏にセロハンテープを輪っか(ベトベト面を外側)にして付けます。
3 身のまわりの物に部品を貼り付けて楽しみましょう。数回は別の物に貼り直せます。セロハンテープの粘着力が弱ったら取り替えます。
※ セロハンテープを貼ると傷む物は避けましょう。

【お詫び】写真加工の文字入力不具合で読みにくくてすみません。
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『おうちでずこう』 No.12 卵パックの飾り

 卵の透明容器を使って作る飾りで、江東区の先生から教わりました。私は「お手軽感」が気に入っています。容器のふちでけがをしないように気を付けてください。こちらは宿題ではありませんが、よろしければどうぞ。

※分散登校日(5/11)に、教科書に沿って進めていただく課題をお渡ししました。

用意するもの;卵のプラスチック容器 ステープラー 中に詰める物 吊るすための糸や紐 描き加える場合はマーカーなど
進め方;
1 容器の上下を切り離します。この状態で凹凸を利用し、マーカーで彩色するのも良いでしょう。
2 くるっと裏返して丸め、ステープラーで止めます。(セロハンテープだけだと、容器の反発力でじきにはずれます。)
3 中に詰める物*を入れていきます。鉛筆で押し込むと良いでしょう。
4 できあがったら糸で吊るして飾りましょう。

*キラキラしていたり、光を透過させたりするものがきれいです。ここではお菓子の包装紙や荷造りテープを使いました。

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『おうちでずこう』 No.11´ 広がる絵/伸びる絵【入門編】

No.11の折り方やアイデアを考えるのが難しい、という場合は、まずこちらを試してみてください。紙と鉛筆で楽しめます。

用意するもの;紙 鉛筆 描き加える場合は色鉛筆・マーカーなど
進め方;
1 ここではA4のコピー用紙を使いました。まず、半分に折ります。
2 上側の1枚を折り返します。横から見ると、「横棒の片方が長いアルファベットのZ字型」になります。
3 畳んだ状態で絵を描きます。
4 次に広げた状態で途中を描き足します。おもしろい絵になると良いですね。

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『おうちでずこう』 No.11 広がる絵【上級編】

武蔵野美術大学の先生から教わりました。課題が早く終わった子向けの「隙間題材」「小ネタ」です。紙と鉛筆で楽しめます。
宿題ではありませんが、よろしければどうぞ。

用意するもの;紙 鉛筆 描き加える場合は色鉛筆・マーカーなど
進め方;
1 ここではA4のコピー用紙を使いました。まず、半分に折ります。
2 上側の1枚を折り返します。※印
3 その状態で下の方から半分に折ります。
4 また上側だけ折り返します。※印
5 畳んだ状態で始めの絵を描きます。
6 広げながら、途中の絵を描き足していきます。最後の広げ切った状態を想像しながら、アイデアをまとめましょう。

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『おうちでずこう』 No.10 目の付け所がいいね!

 身のまわりの物にちょっとした「目」を付けるだけで、楽しく変身!あたかも生きているような、新種のキャラクターのような。
 ある学校の展覧会では職員作品として、先生はセロハンテープ台、給食調理員さんは大きなしゃもじ、警備員さんは懐中電灯…一品ずつ持ち寄って展示していました。ご家族でもお楽しみください。宿題ではありませんが、よろしければどうぞ。

用意するもの;紙 はさみ のり セロハンテープ マーカーなど
進め方;
1 紙を切って目を作ります。円を切るには、適当な大きさの円い物をなぞると良いです。
2 目ができたら、裏にセロハンテープを輪っか(ベトベト面を外側)にして付けます。
3 身のまわりの物に目を貼り付けて楽しみましょう。数回は別の物に貼り直せます。セロハンテープの粘着力が弱ったら取り替えます。
※セロハンテープを貼ると傷む物は避けましょう。

【お詫び】文字入力が縦書きのまま直せませんでした。読みにくくてごめなさい。

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『おうちでずこう』 No.9 コラージュで不思議な世界

コラージュはフランス語で「糊付け」という意味だそうです。さまざまなものを組み合わせて、一つの作品にします。(フロッタージュ、モンタージュ、…『〇〇ジュ』が多いですね。)
後片付けと道具の扱いに気を付けてください。宿題ではありませんが、よろしければどうぞ。

用意するもの;不要なチラシ・カレンダー・雑誌・カタログなど 貼り付けるための画用紙 はさみやカッターナイフ のり 描き加える場合はクレヨン・絵の具・マーカーなど
進め方;
1 集めた材料から、好きな部分を切り抜きます。カッターナイフを使う場合は下にマットを敷きましょう。
2 切り抜いたものを画用紙の上で自由に並べて、おもしろそうな組み合わせを考えます。初めからテーマが決まっていれば、それに合ったものを切り抜きます。
3 貼る場所と重なる順番を考えながら、のりで貼り付けていきます。のり付けは下に不要な紙を敷くと良いです。端が浮き上がるときは、別の紙片にのりをつけて、隙間に差し込み、指で押さえて引き抜きます。
4 一通り貼り終えたら、全体をよく見渡して、必要なら付け足しをします。絵の具やマーカーなどで描き加えても良いです。

※下品や残酷な表現にならないように気を付けましょう。(-_-;)
作例は海から熱帯魚が飛び出し、ピザのタイヤでチキンの車が野菜の並木道を走っています。
※切り抜きの材料にするイラストや写真は著作権で保護されている場合があります。


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『おうちでずこう』 No.8 モンスターの開発

 「将来ゲームクリエーターになりたい!」と思うみなさん。柔らかな頭脳で、新しいモンスターを開発しませんか。単語の文字を並べ替える“アナグラム”で、身のまわりの物をモンスターにトランスフォーム(変化・変形・変換)させてみましょう。
【例】いろえんぴつ→ツインピエロ、ランドセル→セルドラン

 モンスターの属性や住み家、得意技や弱点などを考えて、カードにまとめていくと楽しいですよ。同じ言葉でも、友達は違う発想で全く別のモンスターを開発するかも知れませんね。
 立体化する場合は道具の扱いに気を付けてください。宿題ではありませんが、よろしければどうぞ。

用意するもの;紙と鉛筆 カード化する場合は用紙や色鉛筆 立体化する場合は材料と用具
進め方;
1 まず、単語を紙に書き、文字をばらばらにしてみます。並べ替えてかっこよくて強そうな名前を考えましょう。文房具や生活用具など、テーマを決めると良いです。
2 考えた名前のモンスターを描いてみましょう。元になった物の特徴を、外見や属性などに取り込むと、世界観が広がります。

※国民的怪獣みたいに濁音(ガ・ザ・ダ・バ行)が入ると強そうです!

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