自然のアルバム343 エゴノキ

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《幹の観察6》

☆エゴノキも雑木林でよく見られる木です。幹は、黒っぽく細かなしわがあるようで、よく見ないと気づきません。この木は、1本だけ独立してあるのではなく、2・3本まとまって生えているのが特徴です。

☆冬の雑木林歩きでは、花も実もあまりありませんが、このように幹のいろいろな様子を観察するのに適しています。それほど多くの種類はありません。数種見分けがつくと楽しいですよ。

☆初夏になると、純白(じゅんぱく)な清らかな花をたくさんさかせて目を楽しませてくれます。まるでシャンデリアのようににぎやかに咲く姿は見事です。

自然のアルバム342 クヌギ

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《幹の観察5》

☆雑木林でよく見られるのは、コナラとこのクヌギです。どちらも雑木林の主役(しゅやく)のような木です。たてにさけ目があるのは、どちらも同じですが、少しちがうところもあります。

☆コナラは彫刻刀でいうと平刀(ひらとう)でほった感じですが、このクヌギは三角刀(さんかくとう)でほったようで、少し深くへこんでいるようです。

☆ドングリは丸く、ドングリコマとしてよく遊ばれます。一つ拾ってみると、いろいろな虫が食べた穴(あな)があちこちに見られます。くわしくは、「ドングリの穴のひみつ」という本をごらん下さい。すばらしい名著で、感動しますよ。

自然のアルバム341 ヤマザクラ

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《幹の観察4》

☆雑木林で見られるサクラはこのヤマザクラがほとんどです。また、ウワミズザクラとかイヌザクラなどもよく見られます。カスミザクラというサクラは、もう少し標高の高い所にあります。

☆ふつう木の幹は、たてにすじなどがよく見られますが、サクラだけは横すじです。この幹をうすくはがして、いろいろな工芸品(こうげいひん)などに使うそうです。

☆「ヤマザクラは庭には植えるな」と言われるそうですが、今から15年ほど前、山からとってきたものを玄関先に植えました。すると、玄関のたたきを持ち上げてしまい、泣く泣く見事に咲くヤマザクラを切ることになってしまいました。

自然のアルバム340 シデ

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《幹の観察3》

☆シデの木も雑木林に多い木で、あちこちで見ることができます。くわしくは、アカシデ、イヌシデ、クマシデなど、いろいろな種類があります。白いすじのようなものがたてに流れるのが特徴。

☆シデという名前は、「四手」で、実の形からつけられたそうです。四手というのは、神棚(かみだな)などの縄(なわ)にぶらさげる紙のことです。お払いの時の紙のようなものです。

☆まだまだ冬芽は、かたい皮が何枚も重なっているようですが、もうしばらくで春です。やわらかな緑の葉を展開(てんかい)し、目を楽しませてくれるのも、もうすぐです。

自然のアルバム339 リョウブ

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《樹皮(じゅひ)の観察2》

☆このリョウブの幹は、うすくはがれてまだらのもようができます。サルスベリの幹ににていますが、まったく別の種類です。雑木林にふつうに見られる木です。

☆このような幹になる木は、サルスベリ、ナツツバキ、プラタナスなどいろいろあります。このリョウブという木の花は夏にさき、虫たちにとっては大好物のようです。

☆このリョウブは新芽が食べられるそうです。むかし、何も食べるものがないころは、新芽をつんでご飯にいれたそうで、リョウブ飯というものもあったそうです。

自然のアルバム338 コナラ

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《樹皮(じゅひ)の観察もしよう》

☆冬芽について、いろいろと紹介しましたが、冬の雑木林の観察では、樹皮(じゅひ)、つまり木の幹(みき)も観察すると楽しいと思います。これからそのいくつかが登場します。

☆コナラは上恩方周辺の雑木林でもっともふつうの樹木です。シイタケの原木や薪炭材(しんたんざい)として炭(すみ)にしたり、いろいろと利用してきた、仲良しの木でした。

☆幹はたてのすじが見られ、ほられています。同じ仲間のクヌギのほうがやや深い感じがします。両者のちがいを彫刻刀の切れ味で表現すると、クヌギは三角刀、コナラは平刀でほった感じです。

自然のアルバム337 ハチの巣1

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《ハチの古巣(ふるす)をさがそう》

☆休みの日に、家の近くなどで、いろいろなアシナガバチの古巣を見つけました。左からセグロアシナガバチ、キアシナガバチ、キボシアシナガバチの巣です。アシナガバチでもいろいろな種類がいるんですね。

☆一番右のキボシアシナガバチは、まゆのふたが少し黄色っぽい感じです。また、まん中のセグロアシナガバチは、ふつうにどこでもよく見かけるアシナガバチで、少し穴が大きいようです。

☆春に越冬からさめた女王バチが一匹で巣を作りたまごをうみ、羽化したはたらきバチは、、アオムシをにくダンゴにして幼虫のえさにしたり、巣の手入れや巣を大きくしたりします。

自然のアルバム336 鳥の羽

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《自然のメッセージ》

☆一枚の羽でも大切な自然からのメッセージです。野鳥はいつも遠くにいて、ながめることしかできないもので、なかなか近くで手にもってみる事ができません。しかし、羽は一番よく目にし、手にすることもできる野鳥観察の大切なパーツでもあります。

☆道を歩きながら、少し気をつけてみるといいでしょう。3枚の羽の写真をよく見て下さい。ちがいがわかりますか。一番上は、左の翼の羽で、真ん中は胸の羽で、一番したは尾の羽です。

☆拾いものとして、ばかにはできませんね。大切なことは、いろいろなことに興味や関心をもち、好奇心旺盛(おうせい)に何でも見てみようという気持ちでしょう。

自然のアルバム335 ツバキ

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《ツバキは木へんに春》

☆木へんに春と書いて「椿」です。もうツバキの花がさきはじめています。お休みの日に家の近くを歩いていて撮影(さつえい)したものです。恩方にもツバキの木があり、花が楽しめそうです。

☆ツバキについては、何度もしょうかいしましたが、もう一度、花をよく見てください。花が横向きにさいているのはなぜでしょうか。それは、鳥が来るのを待っているのです。鳥により花粉を運んでもらうのです。

☆鳥がなぜツバキの花にくるのかというと、それは蜜(みつ)がめあてです。花のまん中に指をいれてみましょう。花の底(そこ)に蜜がありなめてみるとよいでしょう。鳥がつっついても平気なように花はがんじょうです。

図書ボランティア

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2月18日(金)保護者の有志による図書ボランティアの会が行われました。お忙しい中、ご参加ありがとうございました。いろいろなアイデアや意見交換ができ、とても有意義な会でした。本校の子供たちがより読書に親しんでくれることを願っています。

卒業文集「ゆうやけ」編集会議

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2月18日(金)卒業文集の編集会議が行われました。全校の子供たちのメッセージやいろいろな写真など、盛りだくさんのようです。完成が楽しみです。編集作業は大変かと思いますが、いろいろとありがとうございます。

そろばん教室3

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とても大きなそろばんや、ほそ長いそろばんを見て、みんなびっくりしていました。そろばんのノートにある問題を先生が読んでくれて、みんな正解していました。

そろばん教室2

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先生とお話はとてもわかりやすく、使い方だけでなく、そろばんの歴史など、いろいろと教えていただき、みんな大喜びでした。

3年生のそろばん教室

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2月18日(金)、八王子珠算協会の先生に来ていただき、3年生がそろばんのお勉強をしました。みんな真剣にお話しを聞いて、一生懸命に取り組んだいました。

自然のアルバム334 ナミギセル

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《これもカタツムリです》

☆カタツムリとは、陸上(りくじょう)にすむ貝のことです。このナミギセルという巻貝(まきがい)もりっぱなカタツムリです。この写真は、板をひっくりかえしてみて写したものです。冬眠中のようだったみたいです。

☆写真の右下がナミギセルという巻貝で、左上に少し小さめの貝がナミコギセルという巻貝です。これからもいろいろな貝もたくさん紹介(しょうかい)してみたいと思います。

☆地球上でもっとも数や種類が多く繁栄(はんえい)しているのは、昆虫などの節足(せっそく)動物だといわれていますが、この貝類などの軟体(なんたい)動物は節足動物の次に種類が多いそうです。

自然のアルバム333 クロモジ

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《丸ととんがり》

☆写真を見ると2種類の冬芽があるのがわかりますか。それぞれ開くと別のものになります。春になり暖かくなると、丸が開き、花をさかせます。また、とんがりは、葉っぱになります。

☆このように、花になったり、葉っぱになったり、役目がちがう冬芽もあります。また、花と葉っぱが一つの冬芽からでてくるものもあります。ハクモクレンなどのこの後者の例(れい)です。

☆このクロモジという植物は、低木で恩方の野山にもたくさんあります。このクロモジはクスノキ科の植物で、枝をおると、とてもよいかおりがして、ようじとして使います。まだ経験のない人はぜひ、このかおりをかいでみてください。

自然のアルバム332 ウメ

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《早咲きのウメ》

☆ウメの花がよいかおりをただよわせながら、あちこちに咲き始めています。ウメに早咲きと遅咲きがあるそうですが、色とはあまり関係がないそうです。品種によってちがいがあるようです。

☆ウメはもともと中国のもので、今から1300年くらい前に日本にきたといわれています。九州などでは、野生のウメも見られるそうです。青いウメを食べるとおなかをこわしますが、これは、アミグダリンという毒素があるからです。

☆ウメの種といっているのは、正しくは核(かく)というもので、内果皮(ないかひ)というものです。食べるところは、中果皮(ちゅうかひ)というもので、どちらも果実の皮の部分です

自然のアルバム331 ハナミズキ

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《アメリカから贈られた木》

☆花の芽と葉の芽とはずいぶんちがいます。写真は花の芽で平べったい形をしています。このつぼみから、白や赤のみごとなハナミズキの花がさくとは思えませんね。

☆もともとはアメリカ原産の木で、明治の終わりごろ、当時の東京市長だった尾崎行雄さんがアメリカにサクラを贈ってあげた、そのお礼として東京市にいただいたものです。

☆ですから、まだ日本に来て100年もたっていない木ですが、よほど日本の気候に適していたのでしょうか、あちこちに街路樹(がいろじゅ)として植えられています。

自然のアルバム330 ムラサキシキビ

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《細かい毛がいっぱい》

☆ムラサキシキブの冬芽には、竹の子のように何枚も皮があるわけではありません。また、ホオノキのように大きなキャップで守られているわけではありません。

☆皮もキャップもないので、さぞかし寒いのではと心配になりますが、よく見てください。細かい毛がいっぱい見えませんか。この毛であたたかさを保ってくれているのでしょう。

☆ムラサキシキブは、初夏に花がさき、秋にむらさき色のうつくしい実をつけます。学名ではカリカルパ・ヤポニカといいますが、これは、日本の美しい実という意味になります。



自然のアルバム329 アジサイ

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《早くひらきます》

☆写真はアジサイの冬芽です。いろいろな冬芽のうちでいちばん早く葉をひらきます。他に早いものは、ヤブサンザシ、ニワトコなどです。

☆やく見ると葉っぱを落したあとが、何かの顔のように見えませんか。じいっと見ていると見えると思いますが。なんだかピエロのようにも見えますし、はにわのようでもありますね。

☆アジサイはどこにでもたくさんあるものです。学校にもあります。春にむけていろいろと変化していくようすをじっくりと観察してみてはどうでしょうか

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