自然のアルバム159 ハナアブ

画像1 画像1
《人をさしたりはしません》

☆アブには人をさしたりするアブもいますが、このハナアブはそのようなことはしません。いつも花とだけ、仲良くしているようです。大きくいうと、ハエの仲間です。


☆正式な名前はハナアブですが、ハナアブ科全体をさす場合もあるので、ナミハナアブとよびます。ハナがつくようにみつをなめていきているようです。なお、この成虫のまま冬をこします。

☆ハチによくにていますが、ハエの仲間。ちがいは、羽の数によります。ハチは4枚の羽ですが、このハナアブには、2枚の羽しかありません。

自然のアルバム158 ホコリタケ

画像1 画像1
《森の小人》

☆今年の秋もあちこちでいろいろなキノコを見つけましたが、このホコリタケもふつうに見られるキノコです。食べることができるそうですが、あまりおいしそうではないようですね。

☆キノコは森の小人といわれますが、そのユーモラスな姿がとてもかわいいです。キノコは森の木々などを分解(ぶんかい)するとても大切な役目をもっているものです。

☆このホコリタケはしばらくすると、手で挟むようにすると、真ん中からけむりをだします。その姿からホコリタケといわれていますが、そのけむりは、胞子(ほうし)とよばれるものだそうです

自然のアルバム157 コスモス

画像1 画像1
《日本語では秋桜》

☆コスモス(Cosmos)というのは学名(がくめい)で世界共通語です。日本では秋のサクラのようなので、秋桜。もともとはメキシコの高原地帯にさいているものです。日本には100年ちょっと前に来ました。

☆まわりの花びらは、花を大きく見せて昆虫の目をひくやくめをもっています。最近は、黄色やオレンジ色のコスモスもみられるようになりました。

☆いろいろなハチの仲間がみつをすいにきているようですが、みつが筒(つつ)のおくにあるコスモスには、口の長いハナバチの仲間がきているようです。口の短いハナアブは来ていないようです。

自然のアルバム156 チカラシバ

画像1 画像1
《力いっぱいひっぱっても》

☆バックの白っぽい花は、ミゾソバのようです。チカラシバというのは、手前の黒い大きなネコジャラシのようなものです。この草は、力を入れてひっぱってもなかなか抜けないのでこの名前になりました。

☆チカラシバはイネ科の植物です。イネ科植物などの単子葉類の植物の根は、ヒゲ根といわれる形になっているのが普通です。このチカラシバは、とくにじょうぶなヒゲ根をしているのでしょうか?

☆イネ科の植物は、キク科植物の次に種類の多い植物です。イネ科は外国から来た帰化植物も多くあります。イネ科の花はどれも花らしい花をつけませんが、その分、線の美しさを感じる植物です。

自然のアルバム155 コミスジ

画像1 画像1
《3本のすじのあるチョウ》

☆3本のすじがあり、この仲間では一番小さいので、コミスジという名前がつきました。どこにでもよく見られるチョウです。羽を開いたままとまるチョウです。

☆かるく羽ばたいたり、グライダーのようにすべるように滑空(かっくう)するチョウです。その飛び方は、まるでワルツの音楽ののるようで、とても優雅(ゆうが)です。

☆コミスジはマメ科、オオミスジはウメなどのバラ科、ミスジチョウはカエデ科、ホシミスジはシモツケなどを食草にしており、同じ仲間なのに、食べる草はいろいろとあるのも特徴です。

自然のアルバム154 キンモクセイ

画像1 画像1
《とてもよいかおりがします》

☆今日、学校うらのキンモクセイの木にからみついたキジョランというつる植物に、アサギマダラがやってきて、たまごをうんでいました。その様子は校長先生のHPにくわしくのると思いますので、そちらをご覧ください。。

☆いつもは、それほど気にもとめない木です。植物は1年に一度、ある時だけその存在を光らせる時があります。キンモクセイもまたしかりです。よいかおりにつつまれて気分もよくなります。

☆ヒガンバナが咲き、キンモクセイがかおれば夏ともお別れ。どうか季節のうつろいを植物の様子や虫の音などで感じとれる人になってください。カレンダーだけで季節を知るなんてつまらないものです。
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

学校経営計画

年度末学校評価

環境マップ

授業改善推進プラン

特認校のしおり

学校からのお知らせ

学校便り

恩方てくてく2