自然のアルバム81 ハキダメギク

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≪名前はあまりよくありませんが・・・≫

☆名前は「はきだめ」なって、あまりいいネーミングではありませんね。この植物は、帰化植物で、ある時、はきだめにさいていたので、この名前になったそうです。

☆ちょっとかわいそうな名前ですが、花をよく見ると、なかなかかわいくてきれいです。大きな立派な花も悪くありませんが、このような小さな花もじっくりとながめるといいものです。

☆花はキク科植物で、小さな小さな花がたくさん集まって、一つの花になっています。まわりの白い花はかざりの花で、真ん中が本当の花です。ヒマワリの花と同じつくりです。

自然のアルバム80 スベリヒユ

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≪食べるとおいしい雑草≫

☆1年生の教室の前に、今、新しい花壇を作る計画があります。土をもっと入れなくてはいけないのですが、よく見ると、あれこれといろいろな雑草が顔を出しています。

☆茎は地面をはって長くのび、葉っぱはぶあつくまるい形をしています。葉っぱがなめらかなところからこの名前になったそうです。このスベリヒユはおひたしにすると、けっこうおいしいです。

☆おいしいかどうかは、直接体験してみてください。ぬめりがあって、独特な食感です。東北地方のある県などでは、スーパーでも野菜売り場においてあるそうです。

自然のアルバム79 ゲンジホタル

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ホ・ホ・ホタル来い!

☆恩方にはまだまだホタルが見られる場所があちこちにあってすばらしいことです。くわしく言うと、悪い人が取りにくるかもしれないので、場所はナイショにします。

☆このホタルは死んではいません。写真をとろうとしたのですが、動いてしまいどうにもうまくいきません。そこで、どうしたかというとーーー。冷蔵庫で少し入ってもらいました。温度が低いと虫はうごけなくなります。

☆少し時間がたつと、あれあれ、また動き始めました。撮影も大変です。このホタルはゲンジボタルというものです。そのうち、ヘイケボタルにも登場してもらいましょう。

自然のアルバム78 コアジサイ

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《山にさくアジサイです》

☆雨の多い季節となりました。梅雨はあつくてじめじめしていて気分まで暗くなってしまいますね。ところが、この花をよく見てください。すずしげに水色の花をさかせています。

☆山にさくアジサイで、コアジサイといいます。恩方の山にはこの他に、ヤマアジサイとかタマアジサイという種類のアジサイが花をさかせます。

☆アジサイのアジとは青色のことで、サイとは集めるという意味があります。つまり、青い花が集まるということです。しかし、アジサイは花の色が少しずつ変化していくのでよく観察しましょう。

自然のアルバム77 ムラサキシキブ

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《梅雨空のもと、むらさき色の花がさいてます》

☆ムラサキシキブとは、紫式部という平安王朝のころの女流作家の名前ですが、植物でもその名前がつけられています。ムラサキの色合いがとても上品ですてきな花です。

☆あまり大きくならない木ですが、恩方のあちこちにあります。秋になると、直径3mmほどのムラサキ色の実がとてもきれいで、目をみはります。

☆少しむずかしいお話ですが、植物には世界共通の「学名」というものがあります。ムラサキシキブは、 Callicarpa Japonicaといい、日本の美しい実という意味になります。

自然のアルバム76 ハグロトンボ

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《上恩方の水辺にいます》

☆トンボにはいろいろな種類があります。オニヤンマやアカネやイトトンボなどいくつかの仲間わけができますが、写真のトンボはハグロトンボといいます。羽が黒いのでこの名前がつきました。

☆イトトンボとくらべると少し大きい感じでが、おなかの部分が細いのはよくにています。おなかの色をよく見てください。緑色に光っていますね。これはオスです。メスは黒っぽくめだちません。なお、トンボのオスにはオチンチンがついています。詳しくは、またそのうちに・・・。

☆上恩方のあちこちの水辺にたくさん飛び交っています。しかし、どこにでもいるという種類ではありません。いつまでも豊かな自然のある恩方であってほしいですね。
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