『おうちで家庭科』 No.3 紅茶は赤い!?

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 調理器具を扱う手始めとして、教科書にはお茶をいれる学習が載っています。水と茶葉の量を量り、ガスこんろで湯を沸かし、お茶をいれて、おいしくいただき…片付けまで。
 さて、今日はティーバッグで紅茶をいれてみましょう。水道水だけではなく、奮発して“A”・“B”2種類のミネラルウォーターと味を比べてみようと思います。そうすると…。
 あれれ、何だか色が変です!しかもBの方は時間がたつと膜がはったようになり、カップに何か残りました!どうしてでしょう?(これは炭酸カルシウム沈殿物とフェノール凝集体だそうです。)
 どちらも原産国はフランスですが、Aのラベルには「硬度304mg/L pH7.2」、もう一方のBには「硬度1468mg/L pH7.4」とあります。

 味については個人の好みがありますが、慣れているせいか水道水が一番おいしく、Bはちょっとくせがあり、Aはその中間のように感じました。
 実は、私たちは飲む液体の色で「紅茶」と呼んでいますが、英語では茶葉の色で「ブラックティー」と呼ぶのだそうです。紅茶が赤くない地域も世界にはあるのかも知れませんね。

【東京都水道局HPより】硬度の水道水質基準は、硬度が高いと石けんの泡立ちが悪くなることから300mg/L(水1リットル中に炭酸カルシウムとして300mg)以下となっています。また、水質管理目標設定項目として、おいしさの面から10〜100mg/Lが設定されています。東京の水道水のpHは、平成25年度、平均7.6(6.8〜8.1)でおおむね中性です。

【調べてみよう】
1 お茶の種類
2 お茶の歴史
3 千利休(せんのりきゅう)はどんな人?
4 ミネラルとは?
5 『横浜や神戸の水は赤道を越えても腐らない』という話

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