『おうちでずこう』 No.17 シャカシャカ2コマアニメ
アニメーションの語源は、ラテン語で生命・魂を表す「アニマ」だそうです。何枚もの絵をつないで動くように見せて、生命が宿るような作品になるわけですね。
ここでは古典的な方法で、2枚の絵によるアニメ(と呼んで良いのか…)を作ります。 宿題ではありませんが、よろしければどうぞ。 ※学年により、分散登校日に教科書に沿って進めていただく課題をお渡ししました。 用意するもの;画用紙など はさみ 鉛筆・色鉛筆・マーカーなど 進め方; 1 紙を短冊状に長細く切ります。紙はやや厚くて腰のあるものが良いでしょう。 2 二つ折りにして、上の紙を丸い鉛筆でくるくる巻き、カールするようにくせを付けます。いきなり丸めずに、机の角に紙を置いて手で押さえ、もう片手で下に引いてしごきます。これを2・3回やってから鉛筆に巻くと良いでしょう。 3 下の紙の下の方に絵を描きます。初めは単純な絵がおすすめです。 4 カールを押さえながら、上の紙を重ねて、同じ場所に少しだけ違う絵を描きます。その違いがアニメの動きになります。 例;ウインクする 手を上下に振る 大きさが変わる 位置が変わる(飛ぶ、落ちる、歩く) 少しずつ描いてはカールをめくれさせて、下の絵を確かめ、また描く…を繰り返します。 5 描き終えたら、カールを鉛筆で押さえる位置を素早く上下にシャカシャカ動かしながら、2枚の絵を見ます。動いて見えればできあがり。あとは必要な修正をしてください。 たくさん作って、見せ合うと楽しいですよ。カールが弱くなったら、また巻きぐせを付け直します。 ※下品や残酷な表現にならないように気を付けましょう。(-_-;) |