自然のアルバム367 ヒナスミレ☆木の芽(め)がひらく前の落葉樹の林に、明るい光がさしこんでいます。そんな中、春の光を受けて、短い期間に花を咲かせ、葉をしげらせ、実をむすんでしまう植物たちがいます。 ☆これらの植物は「スプリング・エフェメラル」とよばれます。日本語では「春のはかない命」となるようですが、弱々しさよりも、自然の中でけなげに生きつづける強い姿が感じられます。 ☆このヒナスミレは上恩方の山々に見られます。うすいピンク色の花が何ともいえない美しさ、かわいらしさを感じます。今日、卒業していった10名の卒業生にこの花を贈りたいと思います。ご卒業おめでとう。 |