自然のアルバム324 テングチョウ☆立春を過ぎたある日、あたたかな陽だまりで日なたぼっこをしているようでした。このチョウは、てんぐのハナのように顔が長いのでこの名前がつきました。チョウの仲間では原始的なチョウのようです。 ☆成虫で冬をこします。冬でもあたたかいと日なたで体温をあたためています。6〜7月ころに成虫になり、年一化です。早く飛べるのは、とがった羽に関係があるようです。また、羽の大きさと胸の筋肉の強さなど、いろいろな理由があるようです。 ☆このテングチョウは夏にはあまり見かけません。それは、羽化してすぐに夏眠といって、活動しないでねてばかりいるからです。秋になるとまた姿を見せ、寒くなるとまた冬眠をするチョウです。 |