自然のアルバム101 アリとヤブガラシ

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《ヤブガラシのアップ写真》

☆3匹のアリが集まっているのがわかりますか。ここでアリは、ミツをたくさんなめているようです。この花はオレンジ色をしています。少し時間がたつと、ヤブガラシの花はピンク色になります。


☆ヤブガラシの花は、小さな花がたくさん集まったものです。花の開いた時間がちがうものがあり、このようにいろいろな色の花になっているのでしょう。1時間ごとに花の色の変化の様子を調べると楽しいでしょう。

☆ヤブガラシのミツは、目で見てもわかるくらいにキラキラと光っています。ぜひ一度、舌(した)で花をなめてみてください。五感を使って観察することが大切です。本当にあまいんですよ。そのあまさには本当におどろきです。

自然のアルバム100 ヤブガラシとハチ

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《何をしているのかな?》

☆早起きは三文の得といいますが、スズメバチがヤブガラシの花にいるところを撮影できました。キイロスズメバチかと思いましたが、本当はヒメスズメバチという種です。

☆これはやらせの写真ではありません。これでも10枚以上パチパチと写した中でもっともよいものです。こわいなんて言ってられません。もう夢中で撮影しました。ヤブガラシの花はブドウ科の植物で、花が水平にたくさんさき、ミツを集めやすいようです。

☆ヤブガラシは、花がさくと同時に花びらを落してしまいます。そして、その後、オレンジ色の花の台のところにキラキラと光るミツが出てきます。そのミツをすうためにいろいろな昆虫がきます。

自然のアルバム99 ユウガギク

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《野にさくキクなので野菊(ノギク)といいます》

☆ユウガギクというのは、秋にいろいろとさく野菊の仲間です。まだ、本格的な夏が始まったばかりだというのに、野は秋に向かっているのでしょうか。アキノタムラソウという名前の花もさき始めています。

☆このユウガギクも恩方第二小学校の近くの沢すじの道で撮影したものです。まだ花の数は少ないようですが、これからどんどんとさき続けていくでしょう。楽しみにしていてください。

☆秋の野菊には、シロヨメナ、ノコンギク、シラヤマギク、リュウノウギクなど、いろいろありますが、もっとも早く花をさかせるのは、ユウガギクです。

自然のアルバム98 イワタバコ

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《岩場に涼しげに咲いています》

☆恩方のあちこちの沢の岩場にたくさんのイワタバコがさいています。岩場にあり、葉っぱがタバコの葉ににているので、この名前がついたそうです。

☆板当沢や北・南土代沢林道でたくさんの花がさいています。どこにでもある植物ではありません。このような貴重な花が見られる恩方はすばらしい所です。

☆梅雨もあけて本格的な猛暑の夏になりました。涼(りょう)を求めて沢すじを歩くのもいいものですね。マイナスイオンがたっぷりで、それはそれは、すずしくてとてもいい所です。

自然のアルバム97 オオシオカラトンボ

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《シオカラトンボににています》

☆シオカラトンボによくにていますが、やや青みがかった体をしていて、羽のもとが黒くなっています。ともにメスは黄色でムギワラトンボともよばれています。

☆トンボが歩いているのを見たことがありますか。トンボは歩くのはとてもにがてで飛ぶことがとても上手です。4枚の羽を全部使うからうまいんです。他のセミやガやハチなども4枚使いますが、前後の羽がいっしょに動くしくみになっています。

☆トンボは足の先に感覚のある毛がついていて、それが胸の筋肉とつながっており、羽を動かすスイッチにもなっているんです。足がふれたとたんに羽の動きが止まるからよーくみてごらん。

自然のアルバム96 ミナモトソウ

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≪山地性の花もたくさん見られます≫

☆この花も先日の三つ沢林道で見られたものです。ミナモトソウという名前の他に、ミズモトソウ(水元草)と言われるように、山地の渓流ぞいの湿り気のある所に生育している植物です。

☆ちょっと見たところ、ヘビイチゴににていますが、よーく見ると、ちがいもいくつかあります。そんなちがいを見つけることも、植物観察の楽しみにでもあります。

☆日本には、自然状態で野外に見られる植物は、5000種もあると言われています。その理由は南北に長いことと、雨量が豊かであること、さらに、地形が複雑であることなどです。

自然のアルバム95 ソバナ

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≪恩方植物調査より≫

☆写真はソバナという植物で、学校の近くよりも少し標高の高いところに見られるものです。醍醐川の上流にある三沢林道という所にさいていました。標高はだいたい450mくらいでした。

☆ここ数日は、猛烈な猛暑続きで、山歩きには適していないようですが、沢筋を歩くと、
風も気持ち良く、とても涼しく感じられました。特に、このソバナの青水色の花は暑さを吹き飛ばしてくれるようでした。

☆ソバナによくにている花といえば、平地では、ツリガネニンジンなどがあります。また、ホタルブクロも同じキキョウ科の植物で、葉っぱをちぎると白い液がでます。おっぱい草という地域もあるそうです。

自然のアルバム94 イヌゴマ

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≪ゴマとはちがう植物です≫

☆ゴマというのは、インドやエジプトなどでとれるゴマ科植物です。このイヌゴマは、湿地に生えるもので、種がゴマににているからこのような名前がつきました。イヌとはにせものという意味もあります。

☆この写真は、板当沢という恩方中学校の南にある沢で撮影しました。現在、八王子市の市史の資料づくりの関係で、友達と恩方のいろいろな植物を調べています。そこで、見つけて撮影したものです。

☆茎が三角形ならカヤツリグサ科植物で、茎が四角形のシソ科植物です。シソ科には、ミントやハッカ、シソ、セージ、ラベンダーなどにおいの植物がたくさんあります。

自然のアルバム93 ラッカセイ

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≪マメ科の植物の花の形≫

☆写真は、5年生がプールの横の畑で育てているラッカセイです。ラッカセイは漢字で落花生と書き、花が終わった後に、花が落ちるようにして、地面にもぐります。

☆黄色い花の形をよく見てください。ちょっとかわっているとは思いませんか。キクの仲間ともちがい、ユリの仲間でもありませんね。植物はそれぞれグループごとに花の形が決まっています。

☆チョウが羽を広げたようなので、むずかしい言葉で蝶形花(ちょうけいか)といいます。この形ににていれば、マメ科植物でまちがいないでしょう。また、葉っぱの特徴は・・・また、そのうちお話しましょう。

自然のアルバム92 キツネノマゴ

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≪朝礼台の後ろにたくさんたいています≫

☆校庭の朝礼台の後ろにたくさんの花を咲かせています。野生の植物は、園芸用の花とちがって、とても小さいものが多いようです。派手(はで)な美しさはありませんが、そこが野生の植物の魅力でもあるようです。

☆きつねのまご科という、ちょっとかわったグループで、茎は四角く、若葉は食べられるそうですが、いまだチャレンジしたことはありません。花は夏7月から10月ころまでさいています。この仲間は、熱帯性のものが多いようで、猛暑の中でもがんばってさいていました。

☆この植物は、カタバミなどと同じように、花の後に、種を飛ばすしくみを持っています。どのくらいとぶのだろうかと調べてことありますが、最高は1m以上、その種を飛ばしていました。

自然のアルバム91 クリの成長

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≪継続観察(けいぞくかんさつ)の楽しみ≫

☆6月の下旬、7月の上旬、中旬と10日ごとにクリのいががどのように大きくなるかを写真でとり、その成長の様子を継続観察しました。

☆たくさんあるクリから、撮影しやすいものを選びました。そして、目印をつけてわかりやすいようにしました。だんだんと大きくなるのを見るのはとても楽しかったです。

☆一番上の写真で、いがの真ん中に飛び出ている針(はり)の集まりは、めしべの先です。大きくなっても、他の針のようなとげとげとはちがっているのがわかりますか。恩方てくてく2もご覧ください。

給食室探検

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今日は、全校での給食室探検です。みんな初めて目にするものばかりで驚きがいっぱいの時間でした。

自然のアルバム90 オオマルハナバチ

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≪あまりこわいハチではありません≫

☆ハチには、ヒメバチやコバチのように、昆虫に寄生するハチのグループがあります。また、昆虫やクモを狩って巣に持ち帰り、幼虫の餌にするスズメバチやアシナガバチのようなハチもいます。

☆その他にもいろいろなハチがいますが、写真のハチは花バチとよばれる仲間で、狩りをやめて花粉や花の蜜を幼虫の餌として利用するグループのハチです。ミツバチにくらべると少し大きくこわそうですが、攻撃性はあまりありません。

☆この写真は、先日の上案下のあるおうちのヤマユリの花に来ていたものです。花のまわりをはなれずに、動き回っていました。同じ仲間に、全体がやや黄色っぽいトラマルハナバチや黒っぽいクロマルハナバチなどがいます。

自然のアルバム89 ヒメホソアシナガバチ

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≪いろいろなアシナガバチ2≫

☆このハチの巣は、視聴覚室の玄関近くの百葉箱(ひゃくようばこ)の下にあったものです。よく見ると、普通のアシナガバチの巣とちがうことがわかりますか。

☆ハチの大きさも少し小さいようです。ヒメホソアシナガバチという名前のハチで、どこにでも見られるものではないようです。自然度の高い地域である恩方だからこそ、見られるようです。

☆アシナガバチの見分け方として、ハチの巣の形がとても重要です。このヒメホソアシナガバチは、よこにアチの巣が広がるのではなく、縦(たて)に長く伸びていく形が特徴です。

自然のアルバム88 キボシアシナガバチ

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≪いろいろなアシナガバチ≫

☆日本には11種類のアシナガバチがいます。写真はキボシアシナガバチというハチです。一頭の冬を越した女王蜂により巣がつくられ、その後、何度も働きバチを生み、巣を大きくしていきます。

☆そして、秋にオスバチと新女王蜂が羽化すると、巣をそれ以上大きくしません。つまり、一年限りの生活で巣づくりは終わりになり、次の世代の女王蜂が翌年の春から巣をつくることになります。

☆写真は学校の玄関にできたもので、危ないのでとりました。よく見ると、まゆのキャップの色が黄色をしています。また、巣の背面が少しそりかえっているので、キボシアシナガバチということがわかりました。

自然のアルバム87 ルリボシカミキリ

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《もっとも美しいカミキリムシ》

☆用務主事のSさんが学校で見つけたそうです。このルリボシカミキリは、カミキリムシの中でもっとも美しいはカミキリムシだと思います。ケヤキなどの大木を切った後、その木のまわりをよく見てみましょう。きっといると思います。

☆人間にはわからない木のかおりのようなものを遠くからでもキャッチするのでしょうか。用務主事さんは、ケヤキの木を切って学校とおうちにおいて実験をするそうです。さて、どうなることでしょう。

☆瑠璃色(るりいろ)とはどんな色をいうのでしょうか。辞書(じしょ)で調べると、むらさき色をおびたこい青色とあります。このルリボシカミキリ何ともいえない美しい色あいを見せてくれます。なお、標本にするとこの色はすこし輝きがうしなわれます。

自然のアルバム86 ヤマユリ

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《高いかおりとともに大きな花がさきました》

☆とてもつよいかおりがする花なので、山道などを歩いていても、近くにヤマユリがさいているとすぐにわかります。この写真は、上案下のある人のおうちにお手紙を届けに行った時に、近くに咲いていたものです。

☆ユリの仲間は、どれも花びらが6枚です。外側の3枚と内側の3枚とはちょっとちがうようです。内側の花が本当の花で、外側のものはがくの変化したものです。花びらといわず、花被(かひ)といいます。

☆花のさく前から、その様子をよーく観察してみましょう。つぼみの時は(  )向きで、花は(  )向き、そして、花が終わり実になると(  )向きです。どうしてでしょうか?考えてみると楽しいですよ。  
 
                             答ー下、横、上です。

自然のアルバム85 ヤブカンゾウ

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《オレンジ色のぼってりした花》

☆ぼってりというのは、あまりじょうずな表現ではありませんね。八重(やえ)ざきといって、花びらがたくさんあります。同じ仲間で花びらが6枚のすっきりした花をノカンゾウといいます。

☆どうして八重ざきになるのでしょう。サクラもヤマブキもすべてそうですが、みんなおしべが花びらになったものです。ヤブカンゾウでは、花びらとおしべが合体したものも見られておもしろいです。

☆そもそも花は何のためにあるのでしょうか。植物は、根と茎と葉の三つからできています。花の花びらやおしべやめしべは、すべて葉が変化してできたものだと言われています。少し難しいお話でごめんなさい。

自然のアルバム84 ホオズキ

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《まだ赤くないホオズキ》

☆プールにいくとちゅう、体育館手前の階段のところにホオズキがありました。まだ、赤くなっていないホオズキです。さて、いつになったら赤く色づくのでしょう。楽しみにしていましょう。

☆ところで、ホオズキの外側のだいだい色の皮のようなものは何なのでしょうか。ふつう植物の花は、めしべ、おしべ、花びら、がくからできています。ホオズキの皮は、緑色のがくが生長し色づいたものです。

☆葉やがくがあみ目のようになったのを見たことがある人はいますか。その犯人はテントウムシです。葉っぱのやわらかい所だけを食べるのですね。なお、ホオズキはナスの仲間です。

自然のアルバム83 ヘイケボタル

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《ヘイケボタル》

☆日本には45種類のホタルがいますが、光るのはその半分以下です。その中でも有名なのが、ゲンジボタルとヘイケボタルです。大きさをくらべてみると、ヘイケボタルの方がかなり小さいのがわかります。

☆ホタルが少なくなっていますが、その原因は、ホタルが住める場所がなくなってきたからです。また、ごみや農薬などで、水がよごれてきているのも原因です。恩方は、まだホタルを見ることができてすばらしいですね。

☆副校長先生のおうちは川口町というところにあります。川口小学校の近くですが、すぐそばにホタルのたくさん見られる場所があります。今日も7時半ころから8時ころまで見てきました。ざっと数えて50匹くらいいたでしょうか。場所を知りたい人は副校長先生のところまでどうぞ!
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