サッカー教室1

平成23年1月28日。Jリーグの東京ヴェルディのコーチ3名が来てくれて、5・6年生がサッカー教室を行いました。プロのコーチの指導はとてもわかりやすく、ゲーム化してあり、みんなとても大喜びでした。写真でもわかるように、まず、ご挨拶してから始めました。
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自然のアルバム315 クワゴ

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《カイコの原種》

☆冬晴れの空をバックに、クワの木にクワゴがついていました。クワゴはカイコで原種で、考えてみれば、これがシルクのもとのようなものです。

☆秋の頃は、まだ葉っぱがついていますが、今ごろになるとクワゴだけが目立つのですね。今から4〜5000年前に、ある人がこのクワゴを見つけ、いろいろと試してみたのでしょう。

☆先人の努力には本当に頭のさがる思いです。八王子は昔から『桑の都』とよばれ、カイコ産業が盛んだったので、市内のあちこちにクワがあります。ああクワかと通りすぎるのではなく、ちょっと見上げてみてください。

自然のアルバム314 アカマツ

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《幹(みき)が赤い松》

☆幹が赤いので、アカマツという名前になりました。赤といっても真っ赤ではなく、どちらかといえば茶色という感じです。恩方の野山にもあちこちにアカマツが見られます。

☆アカマツに対してクロマツという種類もありますが、それは、恩方の野山にはありません。海岸の近くに行かないと見られません。クロマツは葉がかたくオマツ(雄松)と呼ばれ、アカマツは葉がやわらかで、メマツ(雌松)といわれます。

☆葉っぱはかたい針(はり)のようなので、針葉樹(しんようじゅ)といいます。葉をよく見ると、半円形で180度をしているのに気づきます。これが二葉松のとくちょうで、五葉松は72度になっています。

自然のアルバム313 ニイニイゼミ

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《ぬけがらで名前がわかる》

☆今は、大寒といって、一年で一番寒い季節です。生き物の世界もみんな静(しず)かにねむっているようです。「自然のアルバム」も話題をさがすのに苦労をしています。そこで、今までにとった写真からお伝えします。

☆これは夏にとったものです。このセミのぬけがらが全体にどろがついているのがわかりますか。このようにどろがついていれば、ニイニイゼミにまちがいありません。ぬけがらにその種類のとくちょうが見られます。

☆他のセミはどのように見比べるかというと、まず、体の大きさでけんとうをつけるようにします。そして、一番のとくちょうは、しょっかくにあらわれるようです。そこに注意して見ることが大切です。しかし、なれないとちょいとむずかしいようです。

自然のアルバム312 雑木林

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《明るく静かな林》

☆冬の雑木林は、物音一つしないとても静かなところです。冬の光が林床(りんしょうー林の地面のところ)までとどき、とても明るくてくてく歩くのも楽しいものです。

☆冬は生き物が生命活動を休む時なので、それで静かなのでしょう。来るべき春を待ちながら、冬の光の中にひっそりとしています。そんな中、大きな枯れ葉に目がとまりました。

☆天空をみると、どの木々もその葉を落とし、枝の先々までよく見えています。この大きな枯れ葉は、ホオノキのようです。近くにやや白っぽいホオノキ独特な太い幹が何本が見えました。

自然のアルバム311 クチナシ

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《栗(くり)きんとんの色》

☆クチナシは静岡県から西の地方の山にあるもので、恩方の野山にはありません。しかし、庭の木として植えているところはあちこちにあります。6月〜7月ころによいかおりの白い花をさかせます。

☆左の写真はクチナシの実です。まん中は実をさいたところで、オレンジ色の汁がたくさん出てきました。手にもその色がつくようなので、ティッシュペーパーに色をつけたのが左のものです。

☆実がそめる材料にもなり、お正月の栗きんとんの色づけには、今でも使われています。八重(やえ)のクチナシやコクチナシなどがありますが、実をつけるのは、クチナシだけです

自然のアルバム310 テン

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《何を食べたのでしょう》

☆テンは夜行性の動物でめったに見ることはできません。イタチの仲間で、小さな動物であるウサギ、ネズミ、リス、その他いろいろな木の実を食べるといわれ、雑食性(ざっしょくせい)です。

☆夜行性の生き物は、昼間はみることができません。そこで、フンなどを見ることが観察のポイントになります。「テンのおきぐそ」といわれ、目立つ所にうんちをするのもとくちょうです。フンを見ると、どんなものを食べていたのかがわかります。きれいに水であらって調べるそうですが、いつかやってみたいです。

☆テンはとても木登りがじょうずな生き物で、ほとんど木の上で生活しているといわれています。恩方には、テンの他に、タヌキ、キツネ、サル、アナグマ、ハクビシン、イノシシなどの野生動物がいるでしょう。

自然のアルバム308 アオキ

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《アオキってどこが青いの?》

☆この木は恩方の山に入れば、どこにでもたくさん見られる木です。つやのある葉っぱで、実が赤くなり、その色のコントラストが好きです。ところで、このアオキ、どこが青いのでしょうか。

☆青というと「ブルー」。つまり日本サッカーチームのカラーです。しかし、自然界でいう青とは、「緑」(グリーン)をさします。アオゲラという鳥の羽の色は、緑色です。では、このアオキは?

☆ふつう、葉は緑色です。そして、幹や枝は茶色や灰色が多いようです。しかし、このアオキは、幹も枝も全部緑色です。それで、青木というのです。なお、学名はアオクーバヤポニカといい、日本にしかない木です。

自然のアルバム309 フユイチゴ

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《あまずっぱくておいしい》

☆恩方の山の道々によく見られます。葉っぱがとがっていないものをフユイチゴといいます。これによくにたもので、やや葉の先がとがるミヤマフユイチゴという種類のものもあります。どちらもよくにています。

☆写真の赤い実は、とてもあまずっぱくておいしいです。ぜひ一度食べてみてください。五感を活用して観察することはとても大切なことです。野山にこんなにおいしいイチゴがあるというのは、おどろきです。

☆野生のイチゴはほとんど食べることができます。ヘビイチゴにはどくがあると思われていますが、それはまちがい。ただおいしくないだけです。私は、モミジイチゴが一番好きです。

自然のアルバム307 不思議な穴

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《丸いあなは何だろう》

☆どちらもガの幼虫やさなぎが入っていたものですが、この丸いあなはいったいなんでしょうか。自然はいろいろなサプライズ(おどろき)を見せてくれます。どうしてかな、なぜだろう、と考えることが大切だと思います。

☆左のヤママユは糸でがんじょうになっています。またイラガはとてもかたそうです。そんなまゆにどうして丸いあながあくのでしょうか。手でひきちぎれない糸のようです。ハンマーがないとわれないくらいです。

☆答は、羽化(チョウやガなどが、成虫になること)する時に、その糸やからをとかす液体を口から出して、あなをあけるそうです。その場面を見たことがないので、今度見たいと思っています。

自然のアルバム306 イラガのまゆ

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《白と茶色のマーブル》

☆この頃、毎日とても寒い日が続いています。でも、こたつにばかり入っていては、自然のいろいろなおもしろい姿を見ることができません。しっかりと手袋とマフラーをしててくてくみるのもいいものです。

☆これは、実ではなく、イラガというガのまゆです。イラガはどくのある毛虫で、ドクガの仲間と同じくさされるととてもいたいそうです。どくのあるガは日本には少ないので、おぼえておくとよいでしょう。

☆まゆは、茶色と白のしまもようのたまごのようです。「スズメノショウベンタゴ」ともよばれるそうで、中でさなぎになり、春をまっているそうです。なお、このさなぎは魚つりのえさによいそうです。

自然のアルバム305 セイボウ

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《セイボウとは青いハチという意味です》

☆昨日お知らせしたスズバチに寄生するハチでセイボウというものがいます。セイボウを漢字で書くと、「青蜂」となり、青いハチという意味です。写真ではそのきれいな色が少しわかりにくいのでちょっと残念です。

☆このように驚くほどきれいなハチもいるんですね。メタリックブルーに輝くセイボウは、昆虫屋さんにとっては、あこがれの存在だそうです。イラガのまゆに寄生するイラガセイボウという種類もいます。

☆この写真のセイボウの正しい名前は、ミドリセイボウというものだそうです。これは、先生のお友達から特別にもらったもので、とても大切な宝物です。大きさは1cmくらいで、あまり大きくありません。

自然のアルバム304 スズバチ2

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《木の枝(えだ)にも》

☆スズバチはおうちのかべにも作りますが、木の枝にも巣(す)を作ることが多いようです。この巣は灰色でセメントでかためたようにかたかったです。

☆冬休みに、おうちの近くをてくてくと散歩しながら、いろいろなハチの巣を見つけ歩きました。その結果、スズバチ2つ、トックリバチ1つ、その他、アシナガバチの巣をたくさん見つけました。歩くといろいろな宝物がみつかるものです。

☆ハチの巣の他にも、オオカマキリの卵のうを10こほど見つけ、さらに、ハラビロカマキリの卵のうも見つけることがができ、にこにこしてしまいました。

自然のアルバム303 スズバチ

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《トックリバチと仲間です》

☆この写真は先生のおうちです。スズバチの巣はどろのかたまりのようで、トックリバチの巣とはわかりにくいです。しかし、どろのかたまりの中にちゃんとどろのつぼがあります。家のかべやかれえだに巣を作ります。

☆スズバチは一つずつどろのつぼを作ってつぎつぎにつぎたして作ります。まるでラッカセイをつなげていくようですね。なお、一つの巣に3〜5ひきくらいのガの幼虫が入っているそうです。

☆どろで巣を作るハチには、トックリバチやスズバチの他にもいろいろいます。細いつつをつなげていくキゴシジガバチ。のりまきのような形をしたヒメベッコウなどいます。

自然のアルバム302

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《神様の木》

☆木へんに神という字を書いて『榊』(さかき)と読みます。神だななどにお供(そな)えする木です。恩方や高尾など、かなり多くのサカキが見られます。

☆同じような仲間でヒサカキという木もありますが、これは、恩方の山に入れば、いくらでもあります。サカキのほうが葉っぱが大きく、真サカキということもあるそうです。

☆神に対して、仏様にお供えする木をシキミといいます。漢字で、樒(しきみ)と書きますが、『木仏』と書く場合もあるそうです。サカキやヒサカキはツバキの仲間ですが、シキミは、まったく別でシキミ科というものです。

自然のアルバム301 モグラ

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《モグラはどこにもいませんが》

☆先生のおうちの近くのある田んぼを歩いている時に、見つけたものです。といっても何がどこにあるのかと疑問(ぎもん)に思うでしょうね。でも、よく見てください。こんもりとした土の山が3つあります。

☆このこんもりとした土の山は、モグラがミミズさがしにあちこちにあけた穴(あな)のようです。地面の下にいて、ほとんど姿を見せませんが、あちこちにトンネルのような穴があるのでしょう。

☆この穴をネズミなどが通り、作物をあらすそうです。畑や田んぼをやっている人にとっては大変な迷惑(めいわく)です。田んぼのあぜにあついゴムのようなシートが見えますが、これもモグラよけです。

自然のアルバム300 ロウバイ

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《冬晴れの空をバックに》

☆家の近くのあるお庭で、青い冬晴れの高い空をバックに、黄色に輝くロウバイの花がさいていました。思わず足をとめ観察しました。

☆もともとは日本の植物ではなく、中国から来たもので、よく庭に植えられます。花が「ろう」で作られたように見え、梅の花ににているので、「ろうばい」という名前になったそうです。

☆寒い北風の中でけなげにさく花を見ていると、何か心があたたまる感じです。学校の福寿草もその鮮やかな黄色の花を咲かそうとしています。寒中ですが、かすかな春の気配を感じ取ることも楽しいものです。

自然のアルバム299 ロゼット

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《植物の冬ごし(ロゼット)》

☆花も実もありません。葉っぱが地面に広がっているだけですが、よく見てください。バラの花びらが重なっているようですね。このようなものをロゼットとよびます。

☆バラのことをローズというので、それでロゼットというのです。このように背を低くして北風から身を守っているのでしょう。雪がふっても平べったいので、雪の重さにもたえられるのでしょう。

☆植物は生長するために、太陽の光を必要とします。ロゼットのように葉っぱをあっちこっちに広げていると、たくさんの光を受けることができるのです。ロゼットは植物の種類によっていろいろあります。そのちがいなどを調べるのも楽しいことです。

自然のアルバム298 ゴボウ

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《ゴボウを食べるのは日本人だけ》

☆飛ぶものは飛行機以外、4本足は机以外なんでも食べるという中国人さえ、ゴボウを食べず、日本人だけが食べると言われています。もともとはヨーロッパの植物で、花を観賞(かんしょう)するためにあるといいます。

☆ゴボウはアザミの仲間で、花はよくにているそうですが、見たことはありません。実にはトゲがあり、オナモミのようにくっつくそうである。それで、つけられた花言葉は「しつこくせがむ」とか。

☆木の根っこなので、日本人以外は食べないそうであるが、食物せんいが多くて健康にはよい野菜のようです。この写真は近くの畑に植えてあったものを撮影しました。ゴボウを食べていても、この植物はなかなか知らないようなので、今回紹介しました。

自然のアルバム297 ウメの実と種

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《ウメのタネはタネでない》

☆ウメぼしを食べたことのない人はいないでしょう。ウメを食べてポイッと捨てるのは「タネ」と思っている人が多いでしょうが、本当は、「タネ」でなく「果実」の部分なのです。

☆写真の左上がふつうのタネとよんでいるところ。それをわったのが左下。中に入っているのが、天神様とよくいわれていますが、これが本当の「タネ」です。

☆このタネを食べられないように、かたいカラがあるのです。モモも同じようなつくりになっています。みなさんがよく食べるアーモンドもこのタネの部分です。アーモンドも同じバラ科の植物です。

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