自然のアルバム203 ニガキ

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《にがい木》

☆この木の幹(みき)や枝(えだ)など、どこでもにがい味がするので、にが木という名前になりました。よくにた名前のつけかたで、くさい木があり、くさ木というものがあります。

☆このにがい部分から胃腸(いちょう)の薬が作られるそうです。良薬(りょうやくーよい薬)は口ににがしといいますが、このニガキはそれだけ、よくきくということでしょう。


☆このニガキは、味もものすごいのですが、実のにおいなどもかなりきつい感じがします。昔は、ニガキ科というものがありましたが、今ではミカン科になっています。実もややミカンににています。

自然のアルバム201 キンケハラナガツチバチ

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《ツチバチの仲間》

☆漢字で金毛腹長土蜂とかくそうです。よく見ると金色の毛があるようですね。いつでもどこでも見られるツチバチの仲間です。バックの花はミゾソバです。

☆このツチバチは、マメコガネなどのコガネムシ類に寄生するハチです。このツチバチは、土の中のコガネムシなどの幼虫を地表から察知するそうです。

☆その後、がんじょうな前足で土をほってからもぐりこみ、コガネムシの幼虫にタマゴをうみます。そして、ハチの幼虫はコガネムシの幼虫を食べて育ちます。

自然のアルバム200 アシブトハナアブ

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《一番ふつうのハナアブ》

☆目がしっかりとくっついているので、アブであることはわかりますが、その後が大変。何と言うアブなのか。くわしい人に聞いてみたところ一番ふつうのハナアブだそうです。

☆写真でははっきりとしませんが、6本のうち、後ろの2本、つまり足がふといので、この名前がついたと言われています。ハナアブ科の幼虫は、草の上などにいて肉食のものと、よごれたドブのようなところにいるものがいます。

☆このアブは、後者のものですが、最近は、ドブのようなものが少なくなりました。アブといってもいろいろな種類がいるようで、今後、しっかりと勉強してみたいものです。

自然のアルバム199 ヒノキの葉のうら

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《針葉樹の葉っぱのうらは》

☆針葉樹の葉っぱのうらを見ると、白いろうのようなものがついていると説明しましたが、この写真を見てください。これは、ヒノキという針葉樹の葉のうらです。

☆ヒノキの葉のうらは、英語のYの字のようなものが見えませんか。ヒノキによくにたサワラという針葉樹は、この形が英語のHの字のように見えます。

☆この白いものは、ろうのようなもので、テルペン系の物質をふくんでいます。これは、木が病害虫を防ぐためのものですが、人間には、心地よく感じ、フィトンチッドとして森林浴のもととなっています。

自然のアルバム198 針葉樹(しんようじゅ)

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《針(はり)のような葉っぱ》

☆針のような葉っぱなので、針葉樹(しんようじゅ)といいます。左の写真は、恩方のあちこちの山で見られる針葉樹の一部です。左から順に、モミ・イヌガヤ・ツガです。

☆針葉樹は、どれも裸子植物(らししょくぶつ)といって、子房がむきだしになって裸の状態のものをいいます。様々な色で目を楽しませてくれる被子植物(ひししょくぶつ)とはちがい、地味な花を咲かせます。

☆針葉樹を見つけたら、ぜひその葉っぱのうらをみてください。白いすじがあるはずです。これは、ろうのような物質で、火を近づけると、とけます。

クラブ活動で収穫

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 11月8日(月)6校時のクラブ活動でチャレンジクラブの子どもたちと一緒に、学校で借りた畑にいきました。
 1学期に植えておいた落花生と綿を収穫しました。予想よりも多く収穫できて大喜びでした。

クラブ活動で収穫

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 11月8日(月)6校時のクラブ活動でチャレンジクラブの子どもたちと一緒に、学校で借りた畑にいきました。
 1学期に植えておいた落花生と綿を収穫しました。予想よりも多く収穫できて大喜びでした。

クラブ活動で収穫

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 11月8日(月)6校時のクラブ活動でチャレンジクラブの子どもたちと一緒に、学校で借りた畑にいきました。
 1学期に植えておいた落花生と綿を収穫しました。予想よりも多く収穫できて大喜びでした。

クラブ活動で収穫

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 11月8日(月)6校時のクラブ活動でチャレンジクラブの子どもたちと一緒に、学校で借りた畑にいきました。
 1学期に植えておいた落花生と綿を収穫しました。予想よりも多く収穫できて大喜びでした。

自然のアルバム197 タンポポその2

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《タンポポの花の不思議》

☆タンポポの花は、朝開いて夕方には閉じてしまいます。一日目の花は、左の2つのように中心の部分は開きません。2日目には、中心の花までひらくのがふつうです。

☆いつもさいているように見えるタンポポも花は、2〜3日間しかさいていないのです。くもったり、雨がふったりすると、3日間とも半分しか花がさかないときもあります。


☆タンポポというと、春というイメージをもっているかもしれませんが、一年中さいているタンポポはセイヨウタンポポです。春だけにさくのが、もともと日本にあったタンポポです。

自然のアルバム196 タンポポその1

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《種(たね)のふしぎ》

☆写真は、セイヨウタンポポの種の拡大(かくだい)写真です。種そのものは、たて2〜3ミリで、はばは1ミリもありません。この種のギザギザがわかりますか。

☆タンポポの種が風にのって、ふわふわと飛ぶすがたはいいものです。綿毛はとても細くて、絹(きぬ)糸のようですね。はたして、何本くらいついているのでしょう。だれか数えてみてください。


☆タンポポの花は、このような小さな種がたくさんつきます。その数はどのくらいなのでしょうか。これもだれか数えてみませんか。タンポポにも、いろいろな不思議がありそうですね。

自然のアルバム195 オナモミ

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《ひっつき虫》

☆草花遊びというと、女の子の遊びのように思われるが、このオナモミは男女問わす、だれでも一度は遊んだことがあるおなじみのものです。正しくは、オオオナモミという外来種が多いようです。

☆このオナモミの先を虫めがねで見ると、少しカーブしてものによくつくようになっています。このオナモミをヒントとして、スイスの発明家マエストラルさんという人がマジックテープを考えました。


☆オナモミで遊んだことはあっても、オナモミを写真のように二つに切ったことはないと思います。大きな種と小さな種があり、まわりの状況(じょうきょう)に応じてどちらかが発芽します。

自然のアルバム194 サザンカ

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《♪さざんか さざんか さいた道♪》

☆「たきび」という童謡(どうよう)は、ちょっと前の1年生の音楽の教科書にものっていました。その2番に ♪さざんか さざんか さいた道♪とあります。このサザンカの花がさくと秋もだいぶ深まってきたということでしょう。

☆この花は大きくてとても目立ちます。よく見ているとメジロやヒヨドリが花に来ていることがあります。これは、このサザンカの花の底(そこ)に蜜(みつ)があるからです。指をつっこんでみてなめてごらん。あまいよ。

☆植物は受粉するために、昆虫などの力を借りますが、このようなものを虫媒花(ちゅうばいか)といい、風にたよるものを風媒花(ふうばいか)いいます。サザンカやツバキは鳥媒花(とりばいか)といいます。

自然のアルバム193 キチョウとノハラアザミ

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《秋の日に》

☆前日が雨の日で、翌日に陽(ひ)がさし、あたたかくなるとチョウがよく飛びます。気温が約18度以下になると、昆虫は活動をしなくなるとある本に書いてありました。

☆秋のある日に、近くを散歩していて、この写真をとりました。ノハラアザミとキチョウがさわやかな秋の日にすがたを見せてくれ、絵になるような光景でした。

☆見かけと同じように明るいところがすきなチョウです。いまの季節に見られるものは、ほとんどがこのまま冬をこします。冬の間はどこにいるのでしょうか。こんごゆっくりと見つけてみたいものです。

自然のアルバム192 サツマイモの花

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《アサガオの花のそっくりさん》

☆これからは、やきいものおいしい季節です。やきいもには何といっても「さつまいも」ですね。何度も食べているさつまいもですが、花を見るのは初めての人がいるかもしれません。

☆アサガオの花にそっくりですね。同じ仲間を「科(か)」といいますが、アサガオもさつまいもも、ともにヒルガオ科です。ついでにカンピョウになるユウガオはウリ科。なお、ヨルガオはユウガオともいいますが、これはヒルガオ科。源氏物語の「夕顔の君」はヨルガオのこと…等など、とてもまぎらわしいです。

☆11月4日の1・2校時に1〜4年生がさつまいも堀を行いました。たくさんのとれて、みんな大喜びでした。おいも掘りながら「あったー」「でっかいぞー」という声が学校中に響き渡っていました。

自然のアルバム191 ビワ

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《花びらのまわりに毛がいっぱい》

☆初夏のころに食べるビワは今ごろ花をさかせます。この花をよくみてください。まわりに毛のようなものがたくさんあります。それはなぜでしょう。さあ、みんなで考えよう。

☆これからの季節に花をさかせる植物は、寒さをふせぐためにいろいろな工夫をしています。ビワの花も同じく、冷たい北風がふいてもだいじょうぶなようにまわりに毛をつけてあったくしています。

☆写真のまん中すこし下を見ると、何かの虫がいますがわかりますか。ミツバチのようですね。花のみつをいっしょうけんめいに集めているようです。今、いろいろなハチを採集し、ハチも守備範囲にしはじめました。

自然のアルバム190 リンドウ

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《日があたると花を開かせます》

☆春にはフデリンドウというかわしいリンドウが咲きますが、同じリンドウの仲間ですが、秋のリンドウは、大きさがずいぶんとちがうようです。大きさは、5cmくらいあるでしょうか。

☆リンドウの仲間は日があたると花を開かせる特徴があります。山道を歩いていて、このリンドウを見つけた時には、その色のあざやかにハッとしてしまいました。要倉山へいく途中にも咲いていました。くわしくは、「ひ」が3つ。

☆この仲間には薬になるものが多いようです。このリンドウも根を乾燥(かんそう)したものを薬にしたそうです。漢字で「竜胆」と書き、「りゅうたん」という生薬名(しょうやくめい)がついています。

自然のアルバム189 モミ

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《赤ちゃんシリーズその3》

☆恩方には、たくさんのモミの大木があり、高さ20mをこすものもあります。この小さな赤ちゃんモミが大きくなるまでには、何百年もかかるのでしょう。たくさんの赤ちゃんモミから大木になるのは、ほんの少しです。

☆モミの木は、クリスマスツリーなどにも利用させますが、それは、木の形がピラミッドのように形がよいからでしょう。スギやヒノキなどもふくめ、こういう形の木は弱い光がすきなようです。

☆葉っぱの先をよーくみると、小さく二またに分かれています。これが、モミの特徴で、トウヒやイヌガヤ、カヤ、ツガなどの針葉樹(しんようじゅ)には、見られない特徴です。

自然のアルバム188 ヒノキ

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《赤ちゃんシリーズその2火の木》

☆昔、石と石をあわせて火をだした人がいました。ある時、ある人が、木と木をあわせてやってみました。いろいろな木でやったことでしょう。ある木をこすったら、火がでてきました。それがヒノキです。

☆ヒノキは、木と木をあわせて火がでるので、漢字で書くと、「桧」です。桧がいっぱいある原っぱを桧原(ひのはら)とよんだのでしょう。恩方の山にも、たくさんのヒノキがうえられています。

☆ヒノキはスギとならんで、日本の家をたてるのに、とても大切な木材です。しかし、最近は外国からの木材がたくさん輸入されているので、あまり人気がないのでしょうか。木の管理ができず、山があれています。

自然のアルバム187 スギ

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《針葉樹の赤ちゃんシリーズその1》

☆上川の野山の落葉樹が色づき始め、目を楽しませてくれる今日この頃です。ところで、木には、一年中、緑色の葉をつけた常緑樹というものもあります。これらは、秋になっても色づきません。

☆カシの木やツバキなどの他に常緑樹には、スギやヒノキ、モミなどの針葉樹(しんようじゅ)といったものもあります。針葉樹というのは、葉っぱが広くなくて、針(はり)のようにとがっているものです。

☆この写真は、赤ちゃんのスギの木です。この後、しっかりと育つのでしょうか。学校のまわりには、たくさんのスギやヒノキなどが植えられていますが、管理があまりよくないようで、山があれています。
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