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震災の風化防止は「教育」で

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本日付の読売新聞によると、読売新聞社が独自に行った世論調査で、東日本大震災を風化させないために必要な取組を複数回答で聞いたところ、「学校など教育現場で子供に伝える」がトップで66%だったとのことです。

来年度の1年生から、「震災後に生まれた子供たち」が入学することになります。

震災を語り継ぐ上で、学校の役割は、今後益々大きくなっていくと考えられます。

本校では、校長自身が、全校朝会で震災に関する講話を行うことに加え、各教員に学級指導の際などに、震災のことを話題にするよう指示をしました。

また、今日は、学校司書の勤務日であることから、震災に関する本の紹介や絵本の読み聞かせを全学年で行いました。

「東日本大震災300日の記録」の写真集による震災被害と復興の状況の説明、東京都教育委員会が発行している防災教育補助教材「3.11を忘れない」の紹介とともに、学校司書が「ハナミズキのみち」の絵本の読み聞かせを行いました。

この絵本の作者である浅沼ミキ子さんは、震災で息子さんを亡くされています。
親の子に対する無償の愛情、「津波の被害を繰り返してはいけない。」という息子さんの思いをつなげていこうという強い決意が伝わります。

読み聞かせの際は、復興支援ソングの「花は咲く」がバックミュージックで流れます。

読み聞かせが終わった後は、校長も本棚の陰で涙です。

写真は、4年生、あさひ学級、2年生が学校司書から話を聞いているところですが、どの学年も真剣に話を聞いていました。

また、震災を語り継ぐためには、保護者の方の協力も必要だと考え、本日の午後、PTA運営委員会で来校された保護者の方にも、学校司書による「ハナミズキのみち」の読み聞かせを聞いていただきました。

明後日、3月11日は、日本人全員が命の尊さを考える日。
保護者の皆様におかれましては、「ハナミズキのみち」の絵本の感想をお子さんに聞いてみるなど、「命と絆」を考える機会をお子さんとつくってくださいますよう、お願いいたします。【校長】
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