引き続き早寝、早起き、朝ごはんを、お願いします。

24.3.6 雑感「行儀の良い子供達」

2日間連続の雨。しかも冷たい雨。長靴ではなく、運動靴で登校し、足元が濡れて、かわいそうな状況を見ることもあります。定刻より早めに校舎内に入れるようにしました。
 さて、1時間目の頃、校舎内を回っていると、いつものように、傘立や靴箱にも目が行きます。
 本校の児童は、傘もしっかりたたんで行儀よく傘立に入れています。靴箱にも行儀よく、かかとを手前して入っています。長靴も上手にしまわれています。整然としていて見ていて気持ちがいいです。
 ご家庭での行き届いたしつけや生活習慣の良さを感じました。

24.3.5 朝会「自分の命は自分で守る」

図書集会の後、東日本大震災発生1年を迎え、亡くなった方達の冥福をお祈りすると共に、行方不明の方達の安否を心配しながら、全校で黙とうをしました。
 去年の3月11日、東北地方で大きな地震があり、本校でも、校庭に避難しました。2度目の地震で校庭の夜間照明灯の柱がかなり揺れ、校庭より教室の方が安全と判断し教室に入りました。その後、集団下校を実施しました。
東北地方では、地震の後の巨大な津波で、多くの方々が亡くなりました。原子力発電所がこわされ、放射能が漏れ、1年たった今でも我が家に帰れず、苦労している方々も多くいます。大川小学校では、多くの子供達や先生方が津波にのまれて亡くなりました。
地震が発生する可能性の高い今、「自分の命は自分で守る」という意識をもって生活することが大切です。
更に、地震に備える準備も大切です。具体的には
1 学校にいるときに地震が起こったらどうするか。
2 登下校の時はどうするか
3 自宅や地域にいるときは?
特に、2.3番については、これから具体的に学校でも勉強しますが、家族の人と話 し合っておいて欲しいと思います。
  *今後お知らせしますが、参考までに都・市のマニュアルから登下校の時の対応をお知らせします。保護者引き取りに入る場合の状況は、ホームページの「緊急情報」をご覧ください。
 ★登校中に地震が発生した時(或いは警戒宣言が発令された時)
・安全対応をする。安全を確認しながら、学校に来る。
 ★下校中に地震が発生した時(或いは警戒宣言が発令された時)
  ・安全対応をする。安全を確認しながら、帰宅する。
  ・保護者が不在である場合は、原則として、学校に戻る。
  *いずれの場合も、自分で自分の身を守ること(安全対応)が大切になってきます。

24.2.27 雑感「力を合わせて縄跳び」

 10日ほど前に全校縄跳び集会があり、制限時間内に何回跳べたかの競争がありました。なんと4年1組が5.6年生を抜いて一番になりました。様々な状況(他学年の負けん気・もっと盛り上げて運動させたい・・・等)を考え、再度実施することになりました。
 今日の天気の良い中休みに、何人もの担任の先生と子供達が、学級毎に元気に縄跳びで跳びはねている姿がありました。何かに向かって努力する姿、しかも仲間と共に、いいですね。うれしい光景です。


24.2.27 朝会「3月3日の桃の節句に寄せて」

 いじめはいけません。絶対に。まずこのことをしっかりと理解しましょう。
 桃の節句は、女の子の元気な成長をみんなで願う機会です。(もちろん男の子の元気な成長を願う日もあります。こいのぼりを立てる日です)
 特に、女の子をぶったり蹴ったりしてはいけない。子供の頃によく言われたものです。なぜでしょうか? 皆さんも知っておいてください。こういうことを聞いたことはありますか。手を挙げてください。(中学年の30名程度でしょうか)
 お母さんのおなかに女の子として命が発生したときから、お母さんになって子供を産むための、「赤ちゃんの卵」がこの女の子にはできています。
 皆さん、女の子はおなかの両方にこの「命の卵」があります。この卵を大切にしなくてはなりません。だから、女の子に乱暴なことをしてはいけないのです。
 男の子にはいいの? だめです。人として、他人に暴力や意地悪をしてはいけません。
 優しい心の人になってほしい。もっと、女性を大切に、命を大切にする社会になってほしい。

24.2.20 朝会「選び・実行する能力を」

皆さんは毎日の生活の中で考え決断しています。例えば、今日は誰と遊ぼうかと考え、決めて実行しています。テレビ番組もそうでしょう。現代は、よく考えて決断しなくはならない時代になってきています。テレビや新聞雑誌等であまりにも情報が多く、真実は何か、自分に良いものは何か、考え、判断して利用することが大切です。
 今日は、みなさんに「ものを選ぶ大切さ」について考えて欲しいと思います。
 まず、テレビを長時間見すぎている、ゲームもそう。面白いから、夢中になって相手のいいなりになって生活していることは多くありませんか?考えもせず、何気なく生活していることはないですか。興味関心に流されることが多くなっているように思います。
 よく考え、本当に何がいいのか判断することを学ばなくてはなりません。
 小さなことでもいいから、「今日のテレビ番組はこれとこれだけ見る。」「今日の勉強はこうする。」等と、自分で考え選んで、決断、実行することを生活の中で実行してみてください。

24.2.18 雑感 「お茶」

4年生が、日本の伝統文化に触れる学習として、「茶道」を体験しました。
 学区にお住まいで、井出寿美恵さんをはじめとして、6名の方々が2クラス75名の児童に茶道の基本と考えを教えて下さいました。私も一番目の客として参加しましたが、今日は、しっかりと教わりました。
 まず、掛け軸を見て、お辞儀をし、作者と文字の意味を(今日は、春来草自生)考え、次に活け花を見て、花に心を寄せると共に花瓶にも心を寄せる。季節感と共に心安らぐ瞬間を味わいました。
 お菓子が運ばれ、相手にお礼をし、次にお手前。お礼をして、茶碗を眺め、回し、茶を最後の一滴まで味わう。口をつけた箇所を紙(ふくさ)でぬぐい、下に置き、また茶碗をしげしげと眺める。礼をしてごちそうさま。正式にはまだまだいろいろな作法があるのでしょうが、こんな一連の流れを子供達と体験しました。礼に始まり礼で終わる。型はあれども気軽に茶を飲む。こんなことを感じました。いい体験でした。
 子供達は、お茶席ではなく、家族団らんの中でお茶を飲むときにも、ただ、がぶがぶ飲めばいいということでなく、きっと、心のゆとりや落ち着きを思い出すことと思います。
 貴重な体験をさせていただきました。講師の先生方に心から感謝申しあげます。

24.2.13 朝会「子供は子供同士の関わりの中で育つ」

先日、教育委員会関係の研修会に行って来ました。その時の講師の先生から「共生の心や態度は子供時代の子供同士のかかわりの中で育つ」という話を聞きました。そして、関西の中学生に「小学生時代に最もためになった学習は何か」と問うと、「縦割り活動」が一番だったという話も聞きました。
 高学年として、低学年の面倒を見てきた体験で、心の優しさ・責任感・リーダー性等を学んだということらしい。
 本校でも、縦割り活動・異学年やきょうだい学年の活動を「特色ある活動」としてとし重視している。高学年が、まなざし優しく低学年と接している、お世話をしている、次の活動の計画を考えている・・・等で、思いやりや優しさ・責任感等の育ちを感じます。
 6年生は、間もなく卒業ですが、皆さんの心の中には、優しさや責任感が育っています。残りの1ヶ月ほど、表に出してみることを心がけて下さい。

24.01.30 朝会「優しい心を広げよう」

 職員室のひまわりが黄色い花びらをのぞかせました。間もなく開花です。窓から見てください。
 先週の「ビッグフェスタ(子供祭)」でうれしいことがありました。初めて店を出す低学年の中での1年生のお店で、「パッチン(固いカード状の紙を輪ゴムでクロスに閉じる)」丁寧にしかも上手に説明してくれ、初めて私はこのパッチンを作りました。ここまでできるのか、1年生の成長をうれしく思いました。仲間と創意工夫し、協力して計画実行が今回のテーマです。今日は片付けの学年もあると思います。最後まで、このテーマを意識し、やり遂げた喜びを共有してほしいと思います。

 さて、本題です。
 車に乗っていて、「お先にどうぞ・・・」と言われたら、うれしくなって、「今度は私が親切にしよう」と思えるものです。皆さんも、教科書を見せてもらったり消しゴムを貸してもらったりすると、今度は自分が親切にしようと思うと思います。こうして親切の心や優しい心が広がっていきます。
 しかし、こんなこともあります。
 赤信号を待っている人がいるのに、平気で横断していく人がいます。つられて、横断する人も増えてきた感じがします。同じように、皆さんの生活の中でも、良くないことをつられてやってしまったり、仕返し的な言動で結局、けんかや暴力事件になったりすることがあります。こんな嫌な心が広がって行くとどうなりますか。大人の世界では、国と国の関係では、戦いや戦争に発展することだってあります。
 皆さんは、時に仕返しやいじめをして叱られることがあります。私もかかわってきましたが、よく話を聞くと、いけないことだと分かっている子がほとんどです。
 少し考える時間(深呼吸して、一呼吸して)をとって、「相手にも自分にも良さそうだと思うことを考えよう。」きっと優しい心が出てきます。そしてこの優しい心を広げよう。

24.01.23 朝会「目標は大切」

☆インフルエンザの流行が心配されています。健康に気をつけた生活をしましょう。

年に2.3回、皆さんに、「目標の大切さや勉強の必要性」を言っています。
今回は、目標の大切について話します。
人は、頭で考えたことしか実行できない。(自然と実行してしまうことは、習慣化されたことと、本能に基づくものです。)つまり頭でよく考えることが大切です、しかも強く思うことが実行するときの大切な条件です。
 漢字テストが1週間後にあるとしましょう。ここで、「よし合格目指して頑張ろう」と強く思うか、「何にも考えないで本番を迎えるか」この違いは大きい。
 思ったら、目標を立てることが次に大切です。次にその目標を実現させるため、一週間の勉強の計画を練ることです。試してみてください。
 5.6年生の皆さんに特に言いたいことですが、こんな中学生・6年生になりたいと目標を定めてみてください。まず自分をよく考え、目標設定して、それに向かって計画的な努力をしてください。
 ある本に、こんな言葉がありました。
 「目標を持つ、計画を練る利点は、自分が生きたい生き方を選べることにある」と。


24.01.16 防犯に関する避難訓練「不審者から遠ざかる自分づくり」

 刃物を忍ばせて学校に侵入して来る、いわゆる不審者に対応する訓練を実施しました。
 不審者に出会わない工夫が大切。直感で危険と思ったことを避ける。さらに、不審者にならないことも大切。不審者にならないためには。
 物事の善悪が分かる子・友達とかかわって遊び、人との温かい心の交流ができる子・そして暴力や殺人等の映像ばかり見て育たない子、・・・日頃の勉強や生活が大切です。

警察の方からは、不審者対応の合言葉の確認をしてもらいました。
 「いか・の・お・す・し」
★ついて行(いか)かない・乗(の)らない・大(お)声を出す・す(す)ぐ逃げる・知(し)らせる。
 の大切なことを教わりました。☆あわてず整然とした訓練をほめていただきました。

24.01.16 朝会「子供の時間は大切」

 子供の1時間は大人の時間の10倍に値する。記憶は定かではないがこのような言葉を聞いた。 10倍という数字は別としても、子供の時間は価値あるものだと思う。
1 体も心も成長がすごい。(記憶力が良く、学びがしっかり定着する)
2 価値観が形成される。(何が)良くて悪いかが分かりその行動ができる)
具体的には、
 小学生の成長からこの6年間での成長は目を見張るものがある。
 勉強の中身にしても、たった6年間の違いで、勉強の中身は全然違って高学年は高度。
 心の成長も大きい。子供の時代はやればやるだけしっかり身に付くという時間です。
 今勉強することが大切です。
 しかも、心も同時に鍛えていくことが大切。親に先生に大人に心から褒められ、自分に自信を持って大きくなることが大切です。叱られることより褒められること、友達から認められること、つまり良かれと思うことを一所懸命やることを心がけて欲しい。

24.1.11 雑感「ひまわりはその後どうなったでしょうか?」

 一月ほど前に20センチ位に育っていたひまわり20本程度がこの寒さの中でどこまで育つか、2つに分けて観察していました。その結果は、
 Aグループは、畑にそのままにしておく・・・寒さにやられて枯れて(いたんで)います。
 Bグループは、(職員室の窓際に置いた)・・・ひょろひょろと2本とも1メートル以上に育ち、そのうちに花が咲くかも?と期待して育てています。
 植物はそれなりの温度や日照が必要なのでしょう。季節外れのものは無理があるようです。しかし、育っている2本のひまわりは夜の寒さにも耐え、頑張っているようです。

24.1.10 3学期始業式「言葉の遣い方で、一歩前に踏み出そう」

皆さんには幸せな人生を送ってほしい。そのために小学生の皆さんは可能性を探して勉強します。幸せと思えるときは、人に喜んでもらえるとき、仲間と楽しく生活できるとき、達成感を感じるとき、いろいろありますが、この3学期は、言葉遣いで人と人との関係を良くすることを考えてほしい。それは、正しい、やさしい言葉遣い、挨拶を自分から進んですることです。声・音で、思いやりや周囲を盛り上げる雰囲気を作っていきましょう。
 低学年は、先生の話をよく聞き、何を言ったらいいのか・したらいいのか分かる様にしましょう。
 中学年は、仲間との言葉のやり取りを考え、仲良くなる言い方を心がけよう。
 高学年は、相手の言葉を受け入れながらも、適切な言い方で反対ができる、つまり議論ができるようにしよう。また、低学年を引っ張っていく前向きな方向性のある言葉や音量が欲しい。
 一つの言葉でけんかして、一つの言葉で仲直り。言葉は大切です。

23.12.22 2学期最後のうれしい子供の作文

 「ぼくは、黒板の上の方を消すことができるようになってうれしいです・・。」
 こういう内容の文を読むと、教師になってよかった、うれしい出会い等を感じます。これは1年生の担任が発行している学級便りでの一文です。子供達が2学期の頑張りや良かったこと等を書いていました。その中で見つけたものです。
 この子の日常の姿や心の動きがいろいろと想像できます。そして、自分の成長をこんな一文で表現していることにかわいらしさと素直さを感じます。
 皆様良い年をお迎えください。 

23.12.22 2学期終業式 「知り・考え・実行する」

 皆元気に新しい年を迎えることができそうです。しかし、世の中にはそうでない人々がいます。
 幼い子供が食糧難で年間760万人死亡。4秒間に1人が死亡。だそうです。
 世界の日本の大きな問題を知っておいてほしいと思います。解決するのは、将来のある皆さんだから。皆さんは、現実をよく知り、人類ため、地球のために働く人になってほしい。
 まずは世界的な問題です。
 1.温暖化…異常気象による災害が多くなる。海面上昇で陸地が狭くなる。動植物の生態系の乱れ等。
 2.人口増加…食料・エネルギー不足。貧困格差。環境問題等。
 3.国と国との対立…戦争。貿易問題等
 日本では
1.大地震へ対策や対応…放射能問題。防災対応等
2.高齢者や問題…若者が夢をもって生活でき、お年寄りが安心して生活できるためには
3.*ピコピコ問題…ゲームやPC関係での孤立化や情報選択能力問題
 そして皆さんの問題は
 通知表も参考になります。この冬休みに、自分の良い点や問題点をじっくり考え、まずは自分をよく知ってください。そして、新しい年に向けて、自分は何をしたらいいのか計画を立てよう。後は実行のみです。
皆さんには、人類を地球を救う使命があるのです。
 来年1月10日、賢くなった皆さんとお会いしましょう。

23.12.20 ご注意ください 「不審者情報等に対応してください」

 12/16日、Pメールで・文書でもお知らせしました。刃物を持った男を目撃したとの情報が入り、近隣3校でそれぞれの対応をしました。
 刃物に関連した内容の事件や目撃情報が12月10日以降、この地域のものを含めて4件ほどあると聞いています。実被害はないようですが、各学校は集団下校や一斉下校等の措置をとっています。
 最近のマスコミの報道による関連した事件なのか、或いは、過敏になってそのように見えてしまうということも考えられます。いずれにしましても、この冬季休業日は、以下の点に十分警戒すると共に、家庭でのご指導をお願いいたします。
1.不審者発見の場合は、すぐに110番通報です。
不審者・・・脅し・いたずら・放火・写真撮り・誘拐等
2.個人情報を引き出す怪電話
「学校では、人の住所や電話番号を教えてはいけないと言われている」と言って、電話を切る。
3.安全な道路通行や横断
 あわただしい年末年始です。車・自転車使用・道路の横断等に十分注意してください。

23.12.19 朝会 「思いやり・心遣いが嬉しい」

 定刻前に整列。ちょうど南の空に下弦の月を子供達と見た。東昇降口の左側の花壇に、こぼれたひまわりの種が発芽して、50センチ位になり、20本近く育っている。暖冬だからだろうか?どこまで育つかみんなで見守りましょう。
 さて本題です。
 72236円、東北大地震の義援金として児童会が集めた結果の金額が廊下に張り出されています。
 1年生が、大きな声で、「ななまん、にせん、にひゃく、さんじゅう、ろく円」と読んでいました。
 1年生がこんな大きな数字を読むことができるのか?疑問に思って近寄ると、なんと、数字にひらがながふってありました。児童会の高学年の人がひらがなをふってくれたのでしょうか?先生の指示だったのかもしれません。どちらにしろ、ひらがなを書いた高学年は低学年のためにこうしたのです。
 不審者対応で、まとまって同一地域の子供同士で帰るときに、兄弟姉妹で帰る姿は上の兄姉の優しい心を感じます。
 今朝も美化栽培委員会の5.6年生が早く来て、廊下の掃除をしています。他の委員会活動も全校のために頑張っています。
 人のために自分の力を使う、人のために心を配る子共に育って欲しいと思う。
 優しい心配りで、この1年間を締めくくろう。

23.12.12 朝会 「健康が何より大切」

 土曜日に用事があって大きな病院に行きました。、
 その時にビックリしたのが、「なんて人が多いのだろうか?」ということです。
 患者・見舞いの人・・・。駐車場は一杯でした。こんなに多くの人が病氣で、見舞いに来て心配する人も多くて、自分がある程度元気に生活していることを幸せと感じました。今日のように冬晴れのすがすがしい日を迎えて、生きていることさえうれしくなります。まして、子供の皆さんが、病気や怪我で入院するようなことがあったら、自分だけでなく、家族の人がどれほど心配することか。
 子供は元気で明るく、毎日勉強して、賢く・優しく・健康でなくてはいけませんし、そうならなくてはいけません。病院へ行って、健康のありがたさを皆さんに伝えたかった。
10日もしたら、2学期の終業式です。最後の踏ん張りを期待します。

23.11.30 雑感「子供が健全に育つ社会になってほしい」

今年は、生きることにかなり厳しい年だったと思います。そして、人として生きていく価値観を変えなくてはいけないのではないかとも思いました。
 今年の気になる出来事
 ・大震災・大災害(雨・風)・不景気・若者の就職率がかなり低い・ITC関係の発達による情報反乱による戸惑い(テレビ番組も含めて)・経済の低成長時代での人の暮らし方の意識の変化のきざし・子育て環境の変化による家庭の教育力のさらなる低下・年金問題・大企業の損失隠しやギャンブル問題等・・・。
さらに、便利さと利益追求を追求しすぎて、様々な問題(地球環境の維持・人としての心を失ったようなきわどい職業や内容)が出ている。
ここから、雑感です。
学校で子供達の教育に携わる者として、このままの利益追求型経済で本当にいいのだろうか?
深夜営業・深夜の勤務・深夜番組・・・父親(時に母親)を家庭から遠ざけている。豊かな暮らしとは何か?真剣に考え社会構造を変える時期ではないか?夜は必要以外に働かない社会にならないだろろうか?
 ○父親を家庭に帰してほしいと思う。家庭で子供達が健やかに育ち、その健やかな心を持って学校でのびやかに生活・学習活動をしてほしい。今学校は、子供の基本的生活習慣、当然もつべき社会規範や少々の困難に耐える力の無さが目立つ児童の対応に追われているのが現状です。学力向上への取組に政府をはじめとする関係機関は次々と施策を打ち出しますが、それと同時に、「家庭が子供の教育の第一義的な責任を負う」とした具体的内容にもっと踏み込んで欲しいと思う。
 子供が育ちにくい社会になってきていることに多くの人々が同感しているのですから。
 12月の学校便りを書き、本日配布された、文部科学省の「子どもたちの未来をはぐくむ家庭教育」のパンフレットを読み、こんなことを考えています。


23.11.28 朝会 「人は2度死ぬと言われるが・・・」

11年間、病気の時以外は毎朝、登校する皆さんにハイタッチと朝の挨拶の、あの串田昭夫さんが病気のため、お亡くなりになられました。
人は2度死ぬと言われます。
1度は、命がなくなったときです。
2度目は、周辺の人々の心から消えたときです。
 私達長沼小の者は、串田さんから学んだことをしっかり身に付けるために、校門や教室に入るとき、「挨拶」を実行し、串田さんのことを思い出しましょう。心の中で串田さんが生きていることになります。

「夢について」
 「夢をもとう」とよく言われます。なぜ?
それは、
1 夢をもつことは、生きる目標をもつこと
2 生きている自分の命を大切にしながら生活すること
3 夢・目標に向かってそれを実現するために方法が分かり、努力しようする。
 大きな夢・日々の目標・明日は学校でこんなことをしよう・・・。先に希望が持てることはいい。今年もあと1ヶ月です。元気に過ごしましょう。



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