環境を守るためにできること
7月6日(月)放送朝会の話を要約したものです。
7月からあるものが「有料」になりました。ニュースでも話題になっています。 そう、コンビニやスーパーで買い物をするときに使う「レジ袋」です。今までは、商品を買うとサービスで袋に入れてくれることが多かったのですが、7月からは「1枚いくら」とお金を支払うことになりました。なんだか不便になったなあ、損をした気分だなあ、と思う人もいると思います。 私が子供の頃は、冷凍庫も冷凍食品やレトルト食品もなかったので、ほとんど毎日買い物に行っていました。その時には必ず「買い物かご」を持っていきました。買ったものは紙の袋に入れたり新聞紙に包んだりして渡されるので、それをかごに入れて持って帰りました。レジ袋やペットボトルなどはなかったのです。紙やビンなどを使っていました。 いつの間にか「プラスチック製品」がたくさん使われるようになり、丈夫で軽くて便利になりました。でも、その分、あちこちに捨てられたプラスチックごみが問題になってきました。 先日聞いたニュースの中で、このままいくと2050年には海の中は魚よりプラスチックごみの方が多くなる、と言っていました。プラスチックは自然には消えていかないので、ほうっておくとどんどん増え続けてしまうのです。動物や魚がえさと一緒にたべてしまい、死んでしまうという報告も多いそうです。 レジ袋の有料化は、「本当に必要な時だけ使ってください」ということなのだと思います。もともとレジ袋はただではありません。材料費、作るお金、運ぶお金が必要です。それをお店の人が払ってサービスしていました。買い物に行くときにはできるだけエコバックなどを持っていく、袋が必要な人はお金を払って袋に入れてもらう、そうすることで必要のないレジ袋がゴミになることを避けられるはずです。私も、いつでもスーパーやコンビニで買い物できるように、エコバックを持ち歩くことにしました。慣れればそれが当たり前になると思います。 4年生は今、総合的な学習の時間に生ごみを肥料にする「段ボールコンポスト」に取り組んでいます。皆さんも環境を守るために自分ができることを考えて、実行してみてください。 |