地域の風が行き交う学校 コミュニティ・スクール 弐分方小学校

「こだまでしょうか、いいえだれでも」【いのちの大切さを考える日 校長講話3】

6月29日(金)
 梅雨の合間の貴重な晴天の下、全校朝会を行いました。校庭に出てみると、両側の5,6年生がしっかり間隔を取って整然と並んでいました。後から来た下学年の子供たちはそれに合わせて並ぶことができました。弐分方小の高学年は、本当に頼りになります。
 今回は、「あ・い・ことば」の3つ目、「ことば」についての話をしました。臨時休業中の「やってみよう」で発信した金子みすゞさんの詩「こだまでしょうか」を紹介しました。
「あそぼう」っていうと「あそぼう」っていう。「ばか」っていうと「ばか」ていう。…(中略)こだまでしょうか、いいえ、だれでも。
 学校が休みの間は、早く友達に会いたい、みんなと遊びたい、と思っていた人が多いと思います。実際に学校に来てみてどうでしょうか。もちろん、楽しいことやうれしいことがたくさんあると思います。でも、時には嫌なことを言われたり、けんかになってしまったりして悲しい気持ちになることもあるかもしれませんね。人が何人か集まると、みんなそれぞれ違うので、うまくいくことばかりではないのです。それを解決するために役に立つのが「言葉」です。「やめてほしい」「こうしてほしい」ということを、言葉で伝えられるといいですね。
 そして、人からやさしい言葉、うれしい言葉をたくさんかけてもらいたいと思ったら、まずは自分がそういう言葉をたくさんつかうといいです。遊ぼう、ありがとう、ごめんね、それいいね…など、言われてうれしい言葉はたくさんあります。ぜひ使ってみてください。
 反対に人が嫌がる言葉や悲しむ言葉を使うとどうでしょう。相手は嫌な気持ちになります。では言った自分はどうでしょうか。実は自分が言った言葉を一番よく聞いているのは自分自身です。いやな言葉や汚い言葉をいつも使っている人は、その言葉のシャワーを自分が浴びていることになります。一瞬は相手をやっつけていい気分になるかもしれませんが、実は自分の心が一番傷ついているのです。
 やさしい言葉、うれしい言葉をいっぱい使えば、自分の心の中の花の種も、周りの人の心の中の花の種も元気に育ってきれいな花が咲きます。「こんな言葉がいいよ」というのを見つけたら、校長先生にも教えてくださいね。
          (校長講話より一部抜粋)
 
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