2月5日(木)は、体育館で朝会がありました。
校長講話は、節分の豆まき 鬼の話から、ものにはいろいろな見方がある「リフレーミング」と言うお話をしました。
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生活指導の話は、専科の先生方からでした。
表現クラブの人たちも盛り上げてくれました。(写真)
「廊下は静かに右側を歩こう。」をしっかり守りましょう!
校長:平田 英一郎
追記
2月5日(木) 校長講話 「リフレーミング」
昨日 2月4日は立春でした。
「この日から、季節が変わって春ですよ。」と言う日でした。なのに今日は雪が降る予報が出ています。昔のカレンダーと今のカレンダーに一月ぐらいずれがあるので、こんなことが起こります。
立春の前の日は、季節を分ける節目ということで節分と呼ばれています。
立春の前の節分には豆まきをする習慣があります。おととい、おととい、1年生が野草園のところで豆まきをしました。
節分で豆を蒔くとき何と言ってまきますか?
そうですね。「鬼は外」「福は内」と言って豆をまいて、「鬼をやっつけよう」とします。
鬼は悪いものの代表みたいに言われています。
「悪いことをすると鬼にさらわれるぞ」節分の時のように「〇〇鬼をやっつけよう」なんて風にです。
でも、ちょっと見方を変えて考えてみると鬼は悪いものことだけには使われていません。
「泣いた赤鬼」鬼の中にも優しい鬼はいるよと言うお話もあります。囲碁・将棋などで、相手の意表をつくような奇抜な手のことを「鬼手(おにて)」といったり、人間のものとは思われぬほどのすぐれた才能のことを「鬼才(きさい)」といったりします。
鬼は悪いものの代表のようだけど、良いことを表すときにも使われるのです。
ものには、いろいろな見方があります。
「コップに半分入った水を『もう半分しかない』と思うか、『まだ半分も残っている』と思うか、ある枠組み(フレーム)で捉えられている物事を枠組みをはずして、違う枠組みで見ることを心理学でリフレーミング(reframing)といいます。」
例えば、6年生が「卒業まであと35日しかない。」と見るか、「あと35日もある」と見るかですよね。
また、いつも何かやっている自分のことを「落ち着かなくて嫌だ」とみるか「活動的で素晴らしい」とみるか、いつもおしゃべりしている友達のことを「うるさい」と考えるか「いっぱい話せてすごい」と考えるかなどです。
ものの見方はいろいろあります。前向きに、プラスに物事を考えていけると、人生が楽しくなるのではないかなあと思います。
今日は、節分の豆まき 鬼の話から、ものにはいろいろな見方がある「リフレーミング」と言うお話をしました。