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令和5年度修了式 式辞

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 みなさんおはようございます。そして1年間の学校生活の「修了」おめでとう。1学期2学期の最終日は「終業式」、でも今日、3学期の最終日は「修了式」です。言葉は似ていますが、その意味は大きく異なります。「終業」とは、ある期間の「授業」を終えることです。でも「修了」はその学年の学業全般を修める、しっかり身につけた、ということを意味します。次の学年に進級するために必要な内容を身につけていることを証明する最も大切な儀式が今日の修了式です。皆さんの修了証は、通知表の最後のページに記されています。校長先生は児童全員の通知表を読みました。日々の学習で、いつも丁寧な字を心掛けたこと、間違いを恐れずに進んで手を挙げて発言したこと、何度も何度も練習して跳び箱が飛べるようになったこと、困っているお友達に声をかけ励ましていたこと、休んでいる友達の代わりに当番活動を進んで行ったこと、明るいあいさつで教室に笑顔を広げてくれたこと…などなど、ここにいるすべての皆さんの成長した立派な様子を知って、とても嬉しくなりました。今年1年間の学びをしっかりと身につけ、心と身体を成長させたのだな、と実感しました。
 さて、この修了式に先立って、先週の金曜日には卒業式があり、17人の6年生が、南大沢小学校を卒業していきました。4年生、5年生の皆さんは、在校生の代表として、その卒業式に参加しましたね。6年生から学校のリーダーとしてのバトンをしっかり受け取り、引き継いでいく力強い決意を表明したその姿は、大変立派で頼もしいものでした。123年生の皆さんも、委員会活動や縦割り班、運動会や全校遠足、そしてついこの間の「ミニ子供まつり」での6年生の優しく頼りがいのある姿、覚えていますね。「上級生が下級生のことを気にかけ、全ての子供たちがお互いの顔と名前、そして一人一人の素敵なところを知っている」、そんな学校が南大沢小学校です。そしてこのことが南大沢小学校で一番大切にしたい「伝統」です。頼りがいのある6年生が卒業していくのは寂しいですが、この修了式を境に一つ上の学年になる準備が整ったみなさんなら、南大沢小学校の大切な伝統を受け継ぎ、今よりもっと素敵な南大沢小学校を創ることができると期待しています。
 そしてもう一つ、忘れてはいけないのが、こうして今日の日を迎えることができた陰で、皆さんのことをいつも応援し、支えてくださった家族、地域の皆さん、先生や学校で働く皆さんがいた、ということです。1年間の終わり、節目の今こそ、「ありがとう」、の気持ちを伝えてください。少し照れ臭いとは思いますが、今日家に帰ったら、通知表を渡すときに、「1年間ありがとう。」と言ってみてください。地域の人に出会ったら、「いつもありがとうございます。」と伝えてみてください。家族や地域の方は、その一言で、全ての疲れが吹き飛ぶくらいうれしくなります。みんなのことがもっともっと好きになります。
 さあ、明日から春休みが始まります。桜のつぼみも、けやきの新芽も、道端の草花も、春はみんなぐんぐん大きく成長する季節です。新しい学年で、ぐんぐん成長できるように、しっかり計画を練っておきましょう。新しい自分になる「作戦」を練っておきましょう。4月8日に、皆さんとまた会えることをとっても楽しみにしています。

第39回卒業式 式辞より

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令和五年度第三十九回卒業式【式辞】

 校庭の桜のつぼみは膨らみ、春の訪れを感じる季節となりました。八王子市立南大沢小学校第三十九回卒業式を、このように子ども達にとって一番親しい皆様に囲まれ、温かい雰囲気の中挙行できますことを、心からうれしく思います。
 六年生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。先ほど、一人一人に卒業証書を渡しました。「小学校の全過程を修了」、改めて、六年間本当によく頑張りました。自信に満ちたその表情から、みなさんが過ごした六年間が、そして六年生としてのこの一年間が充実していたことを感じました。
 この六年間振り返ると、元号が平成から令和へと変わり、ラグビーのワールドカップ、そしてここ東京でオリンピックパラリンピックが開催されるなど、華やかな面があった一方、新型コロナウイルス感染症の世界的流行、ロシアによるウクライナ侵攻、パレスチナにおける紛争、そして今年一月の能登半島地震など、当たり前の日常を突然奪い去るような衝撃的な出来事も次々と起きました。そうした目を覆いたくなるような現実の陰で、それでも世界中の人々は連帯し、助け合い、励まし合い、明日への希望をつなぎとめようと懸命に努力を続けた六年間であったことも忘れてはいけません。そしてその中には、南大沢小学校の十七人の六年生も入っているのです。未来の教科書にきっと書かれるであろう歴史的な節目の中でも、みなさんはいつも前向きな気持ちを忘れず、自分のもてる力を一歩ずつ、着実に高めてきました。ここ南大沢小学校でなければできない貴重な体験を、一生の財産として心と身体の中に積み重ねてきました。私がこの学校に来たのは昨年の四月ですから、皆さんと一緒に過ごした期間は一年間でしたが、その間にも、何事にも一生懸命取り組み、低学年の児童にも気を配り優しく接する「南大沢小学校の伝統」を日々体現するすばらしい六年生としての姿を何度も目にしました。
 委員会活動では、今よりもっと良い南大沢小学校の実現を願って、日々責任感を持って活動にあたりました。能登半島地震や紛争地帯の子供たちを支援するための募金活動にも率先して取り組みました。親せきの家を回って集めたお金を、嬉しそうな表情で、そして誇らしげに募金箱に入れている姿がありました。縦割り班活動では、低学年の子供たちでも楽しめる遊びについて議論し、本番では、いつも審判や見守りの役割に徹していました。運動会の表現種目では、今年から四五六年生によるソーラン節が始まりました。今年から始まったのだから、スタートラインはみんな一緒のはずでしたが、六年生は夏休み前から自主課題として練習に取り組んでいました。お互いに動きを見合い、うまく踊れないところは動画を研究して必死に覚えてきました。それは、ひとえに「上級生として下級生に教える」という立場がもたらした使命感、責任感に他なりません。先日の六年生を送る会で久しぶりに披露されたソーラン節のパフォーマンスを見て、多くの下級生から六年生の姿への憧れの感想が聞かれました。
 そして、つい最近も、そんな六年生の「南大沢小学校のみんなのために」という行動を象徴する出来事がありました。三学期になると、多くの学校で六年生による「奉仕活動」が行われます。清掃や修繕、美化活動などが行われることが多いのですが、この六年生は違いました。どうしたらみんなに喜んでもらえるか、みんなの笑顔が見られるか、という視点で「奉仕活動」の中身を話合い、「ミニ子供祭り」を開催することにしたのです。ゲームを考え、準備を済ませると、思う存分遊んでもらえるよう、昼休みに一学年ずつ招待する、という素敵な配慮もしていました。
 こうした六年生の行動は、どれも「自分の為」「自分たちが楽しむため」の前に、「誰かの為」「みんなを楽しませたい」を優先しています。「利己」ではなく「利他」の動機に基づいていることに私はとても感動しました。二十一世紀、日本は垂直方向の発展と同時に、水平方向への幸福、ウェルビーイングを追求する時代に入っています。「すべての子供が笑顔になる学校」という今年のスローガンを最前線でけん引した、あるいは最後尾から押し上げたのが六年生であったことを改めて実感しました。みなさんが一生懸命取り組んできたその姿は、南大沢小学校の伝統として後輩たちにずっと受け継がれていくことでしょう。学校のリーダーとしてすばらしい「南大沢小学校」を作ってくれてありがとうございました。
 いよいよ四月からは中学生です。新しい出会いや中学校生活への期待にわくわくする一方で、不安を感じている人もいるかもしれません。でも大丈夫。みなさんは一人ではありません。みなさんの周りにいる友達や家族、先生方や地域の方が必ず見守ってくれています。南大沢小学校で培った「やさしさ」を大切に、自信をもって進み、そしてたくさん回り道をして自分だけの人生を歩んでください。
 保護者の皆様、お子様のご卒業、誠におめでとうございます。卒業証書を手にする姿に、感慨もひとしおのことと思います。私たち、教職員一同は、お子様の健やかな成長を願って精一杯教育活動を行って参りました。行き届かぬところも多々あったかと思いますが、皆様のご協力、お力添えをいただきましたこと、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。これからは中学校という新しいステージに移ります。義務教育九年間の総仕上げです。いろいろな試練もあると思いますが、お子様の心の支えとなり、一緒に乗り越えて欲しいと願っています。
 さあ、みなさん、いよいよ旅立ちの時です。みなさんが中学校で、元気にそして笑顔で活躍することを、心から願って、私の式辞とさせていただきます。

令和六年三月二十二日
八王子市立南大沢小学校 校長 安田 尚民

3月11日全校朝会 「いのちの日」

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 3学期もいよいよあと残り2週間となりました。1月のはじめ、始業式で校長先生がみなさんに伝えた言葉、覚えていますか?「3学期は次の学年の0学期」。気持ちの上では、もう次の学年に進級しているような、そんな心意気で過ごすことができたでしょうか?校長先生は、皆さんの立派な成長をいろんなところで発見しました。最近では、「南小フェスタ」。舞台でダンスを披露してくれた児童はもちろん、企画、撮影、演出まで工夫を重ねて動画を作成し公開していた皆さん、皆さんのアイデア、度胸、やる気にとても感心し、校長室のパソコンで動画を見ながら声を上げて大笑いしてしまいました。そして5年生がリードした縦割りお別れ会。5年生が一生懸命リーダーを務め、下級生に優しく接している様子を見て、とてもうれしくなりました。皆さんの取り組みによって「すべての子供が笑顔になる学校」にまた一歩近づきましたね。
 さて、今日は3月11日です。今から13年前のこの日、東日本一帯で震度7という巨大な地震が発生しました。地震に伴う津波、原発の事故などの災害のために、多くの人が亡くなったり家を失ったりしました。ここにいる皆さんはまだ生まれていないころの出来事なので、知らないこともたくさんあると思いますが、大きな災害の中で大切な人を失った深い悲しみ、苦しみ、そして何とか生きていくために助け合ったこの地震のことを忘れないために、3月11日は「いのちの日」と制定されました。そしてこの大震災をきっかけに、防災(災害を防ぐこと)、減災(災害の被害を少しでも減らすこと)、自助(自分のことは自分で助ける)、共助(他の人と協力して助ける)、公助(町や国が支援して助ける)、という考え方が一気に進みました。その教訓は、今年の1月に起きた能登半島大地震でも生かされています。だから、皆さんには、生まれる前の出来事だったとしても、東日本大震災のことについては、よく知っていてほしい、と思っています。
 今から13年前、当時6年生の担任だった校長先生は、6時間目に家庭科室で子供たちと「べっこう飴」を作っていました。2時46分、激しい揺れが襲ってきて、みんな校庭に避難しました。震度5くらいだったのですが、これまで経験したことが無いくらい、大きくて長い揺れでした。3月の校庭は寒いし、そのあと何度も大きな余震が続いたので、中には不安で泣いている子もいました。最後の児童を保護者に引き渡したのは夜の21時過ぎでした。そして多摩川沿いを自転車で帰ろうと思ったら、サイクリングロードは歩いて帰宅する人であふれかえっていました。電車も止まり、道路は大渋滞で、携帯電話も全く使えず、人々は学校や会社から何時間もかけて歩いて帰るしかなかったのです。地震の震源から遠い東京でもこれほどの混乱があったのですが、東北地方、それも海沿いに住む人々は、地震と津波によって壊滅的な被害を受けました。一昨年の秋に、校長先生は宮城県の被災地を調査のために回りました。行く先々でお話を伺う中で、いまだに人々の心には深い傷があることを感じました。「いのちの日」に合わせて、テレビや新聞では様々な特集が組まれていると思います。ぜひ、この大きな災害について知り、自分だったら命を守るために何ができるか、しっかり考えてください。校長室の前に東日本大震災についての展示を行います。ぜひ、見て、学んで、考えてください。

3月避難訓練より

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 今朝5:43に千葉県を中心に地震がありました。気が付いた人いましたか?校長先生の住んでいる町では、まだ暗い日の出前の時間に、けたたましいサイレンが鳴り「市内の地震計が震度5強を観測しました!皆さん落ち着いて命を守る行動をとってください!」と町中に防災の放送が入りました。実はこの時、市内は震度1程度だったので、間違った放送だったのですが、朝ごはんを食べていた校長先生はとても驚きました。とりあえずテレビをつけ、ガスの元栓を切ったのですが、それ以外の行動を思いつきませんでした。本当はこれではいけない。玄関のドアを開け、家族を起こし、防災リュックを用意して次に備えた行動をしなければいけなかったのかもしれません。実際の場面では、なかなか行動できないのだ、と思い知りました。
 さて、みなさん今日は令和5年度最後の避難訓練でした。いつも言っていることなので耳が痛いかもしれませんが、避難訓練は毎回100点でないといけません。「まあ大体できていたので合格」ではないのです。その意味で、今朝の校長先生は不合格です。そして1年生から訓練を初めて6年生になったら安全に避難できるようになりました、でも困るのです。1年生でも「おかしもち」の意味をきちんと理解し、自分の命を守る最善の行動ができなければいけません。この1年間様々な場面を想定した訓練をしてきました。「地震」「火事」「不審者対応」「台風の接近による保護者への引き渡し」などなど。そしていつ起こるか分からない災害に備えて「授業中」「休み時間」「予告なし」「放送機器が使えない」などいろんな状況の訓練を行ってきました。「こうすれば助かる」という一つの正解はないのです。「基本の行動」「おかしもち」以外は、みんな自分たちで考え、全員が安全に避難する、ということが必要なのです。
 今日の訓練は「放送機器が使えない」という設定でした。火災が起こると、電源がショートし、この建物全体の電気が使えなくなることは十分考えられます。そうすると、いつものような「訓練、訓練!」という放送は聞こえません。そして「地震」ならば、揺れを感じるので全員が一度に行動を始められますが、「火災」しかも火元から遠い場所では、気づくのが遅れてしまいます。そんな中での避難訓練、鼻や口をマスクやハンカチで覆い、「おかしもち」を守って行動できましたか。上手にできたみなさん、落ち着いて行動できた自分をほめてあげてください。この後、担任の先生と、しっかり振り返りをしましょう。

「感謝」についてのお話(2月19日朝会より)

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 2月も後半になりました。終業式まであと24日。6年生は卒業式まであと23日しかありません。気持ちは焦ってしまいますが、1年の終わりのとても大切な時期。学習も、生活も、時間を大切に過ごしていきましょう。さて、今日は「感謝」ということについてお話します。この字、「感」は分かりますね。「感動」とか「感想」とか、思い描くこと。「謝」は?「謝る」とか「謝罪」なんかで見かけますよね。どうしてまるで正反対の意味の言葉が組み合わされているのでしょう。この字には、もともと「ことわる、わびる、礼を言う」などの意味があります。言べんを外した「射」は「弓を射る」時に使う言葉です。弓を射た瞬間、張り詰めていた弦はゆるみ、一気に緊張がとけます。つまり、「ことわり、おわび、お礼」などの気持ちを「言葉」に表すことで心の緊張をとくのが「謝」なんです。確かに、感謝の「ありがとう」も謝罪の「ごめんなさい」も、その言葉が言えると、言った本人も言われた相手も緊張がとけて、打ち解ける不思議な言葉ですね。
 さて、この感謝。皆さんは今、誰に対してしますか?校長先生の頭に思い浮かぶのは、6年生の姿です。先日は、6年生がリードする最後の「縦割り班」がありました。「縦割り班のリーダー」を任される6年生は、単に優しくて遊んでくれるお兄さん、お姉さんではありません。事前にメンバーの顔を思い浮かべ、みんなが「笑顔になれる」遊びや方法を一生懸命考え、準備をしてきているのです。縦割り班の他にも、挨拶運動でも、委員会活動でも、運動会などの行事でも、6年生はいつも「自分たちがやりたいこと」よりも、「みんなが楽しくなること」を優先して南大沢小学校を引っ張ってきたのです。その立派な姿勢に「感謝」したいと思います。ありがとう。そして、今月末には「6年生を送る会」がありますね。ぜひ皆さんの6年生への感謝の思いを、笑顔で表現してください。
 「感謝」と言えば、もう一つ。令和6年度、南大沢小学校は、「学校開校40周年」を迎えます。学校ができてからこれまで、たくさんの子供たちの成長を見守ってきた学校に、「感謝」の気持ちを伝え、地域の方々も交えたみんなで喜び合う盛大なお誕生会を企画しています。そこで、みんなの気持ちを一つにして届けるいい方法はないかな?と校長先生は考えました。そして、思いついたのが「南大沢小学校の周年を記念した世界で一つだけの歌を作って、みんなの歌声を学校中に響かせたい」ということです。そのためには皆さんの協力が必要です。「歌詞」の言葉を募集したいのです。みんなの南大沢小学校への思い、大好きなところなどを、言葉や短い文にして、校長先生に教えてください。思いついたら、ぜひ教えてください。

2月1日の避難訓練(火災想定)より

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 今日の訓練はどんな想定の訓練でしたか?(みずき教室ランチルームからの火災)。もう2月、今年度の避難訓練もあと1回を残すだけになっています。今日の訓練、これまで学んできたことを生かして、無事に、安全な場所まで避難することができましたか?自信をもって手を挙げられなかった人、この後すぐに、正しい避難方法について、復習をしてください。以前も言いましたが、避難訓練は全員が100点を取らないといけない訓練です。緊急放送、整列、ハンカチを口にあてて、姿勢を低くして、煙から離れる方向に、「おかしもち」の約束を守って避難する。いつ、どんな時に災害が来ても、自分の命を守れる人になってください。
 さて、「常備」という言葉を知っていますか。低学年の皆さんには少し難しいですね。でも、覚えてください。「つねに、そなえる」という漢字です。「常備薬」「常備菜」などといって、いつでも家にある必要なもの、という意味ですが、「避難行動」の心構えはまさにこれにあたります。避難訓練の流れを、いつも頭と心の中に「常備」してください。
 もう一つ、火災を見かけたら、火が小さいうちなら消し止められることがあります。これを「初期消火」と言いますが、皆さんはもしも学校で「火」を見かけたら、どうしますか?すぐに近くにいる大人に伝えてください。そして、家で「火」を見かけたら、もしかしたら消火器を使うことになるかもしれません。その時は、合言葉があります。「ピノキオ」です。
・ぴ…ピンを抜く。
・の…ノズルを取る
・き…距離をとる。(少し離れます。5mともいわれています。)
・お…押す
の4つです。人間は慌てるとパニックになることがあります。言葉で覚えておくことも大切ですね。今日の訓練、「常備」「ピノキオ」この二つの言葉、しっかり覚えておきましょう。

大谷翔平選手、ありがとうございました!

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 1月17日、この日はゲーム集会で、子供たちは集会委員のリードで鬼ごっこを楽しんでいました。寒さに負けず元気に走り回った後、サプライズのプレゼントが待っていました。朝礼台の上で、集まった子供たちに校長先生が語りかけました。
「みなさんおはようございます。今日のゲーム集会、楽しかったですか。上級生は優しかったですか?皆さんは次の学年の0学期、ぜひそうした目で、上級生から色々なことを吸収してください。さて、今日は皆さんに報告があります。この箱、なんだかわかりますか?中には…あ!グローブが入っている!そうです。あのメジャーリーガー大谷翔平選手が全国すべて子供たちに身体を動かすこと、野球をすることなどを好きになってほしい、と願っての小学校にグローブを贈ってくれたのです。ここ南大沢小学校にも3つのグローブがとどきました。今日と明日、どこかの時間に皆さんの教室にもこのグローブが行きます。たくさん触って、手にはめてみてください。これから、休み時間や体育の時間にたくさん使ってください。」
 「わー!」という歓声を上げて目を輝かせた子供たち。グローブを示しながら、大谷選手からのメッセージを伝えました。
「…この3つの野球グローブは学校への寄付となります。それ以上に私はこのグローブが、私たちの次の世代に夢を与え、勇気づけるためのシンボルとなることを望んでいます。それは、野球こそが、私が充実した人生を送る機会を与えてくれたスポーツだからです。…野球しようぜ。大谷翔平」
 大谷選手のメッセージを真剣な表情で聞き入る子供たち。大谷選手、素敵なプレゼントをありがとうございました。子供たちは各クラスでグローブを使って野球をしたり、キャッチボールをしたり、まずは手に取り、楽しみました。今後は体育の授業や休み時間にも使っていく予定です。そして、嬉しい気持ちを、大谷選手に向けたメッセージに書きました。
「おおたにせんしゅ、げんきでほーむらんたくさんうってください。」
「ぐろーぶはめたらなんかげんきになりました。」
「大谷せんしゅ、グローブありがとうございました。みんなでなかよく使います。キャッチボール、いがいにむずかしかったです。」
「大谷選手、素敵なグローブをありがとうございます。私の夢は美容師です。夢に向かって私もがんばります。」
「大谷選手は、仲間にアドバイスしたり、自分のことだけでなく、周りの人のことを考えられるのがすごいと思います。私もそんな人になりたいです。」
まだまだ、まだまだ。たくさんの素敵なメッセージは写真と共に大谷選手に届けます!(校長室の前にも掲示しています。)

1月の避難訓練から 地震から火災(予告なし)

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 今日の避難訓練は、「地震」とそれに引き続く教職室からの火災、という想定でした。そして「いつ起こるのか」は皆さんに知らせていない状況での訓練でした。急に放送が入って驚いた人も多かったことと思います。でも、考えてください。いつどこで地震が起きるのか、科学技術が進んだ現代でも、「緊急地震速報」を出せるのは、地震が起きるわずか数秒前が限界です。誰もいつ地震が起きるのか分からないのです。だからこそ、こうした訓練が大切なのです。そして「基本の避難行動」を覚えたら、あとは応用です。「臨機応変」にその時々の状況に合わせて、最適な「命を守る行動」をすることが大切です。お正月に能登半島で起きた地震は、多くの人が亡くなったりケガをしたりして、またいまだに余震が続き避難生活が続いていると聞きます。大変な災害です。
 そしてやはりお正月に、ここ東京でも大きな事故が起きました。空港に着陸した飛行機が、滑走路に停まっていた別の飛行機にぶつかって炎上した、という衝撃的な事故です。この事故では滑走路に停まっていた飛行機に乗っていた方が亡くなりましたが、もう一方の飛行機に乗っていた379人の乗客は、全員助かったのです。大人も子供も、体の不自由な方も高齢者もいる中で、どうしてそんなことが可能だったのか。それは、飛行機の乗組員の人が日頃から「事故はいつか起きる。その時どうする。」ということを真剣に考え訓練していたからに他なりません。世界中の人から「奇跡だ」と言われたそうですが、「奇跡」が偶然おこるものだとしたら、これは決して「奇跡」ではないのです。「どんなことをしても命を守る」ということを真剣に考えてください。そのための「訓練」です。
 今年度の避難訓練はあと2回。「命を守るプロ」になってください。

令和5年度3学期始業式

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 みなさん、おはようございます。新しい年になって初めてのあいさつには、特別な言葉がありましたね。私が「明けましておめでとうございます」と言ったら、みなさんは短く「おめでとうございます」と返してください。みなさん「明けましておめでとうございます」。
 さて、お正月ですから、「おめでとうございます」の気持ちは大切。でも、今年の年明けは、大変な出来事が起きました。手放しで喜べる年明けではありませんでした。もうみなさんもご存知かと思いますが、1月1日、元日に、石川県能登半島を中心とする北陸、信越地方を、最大震度7、マグニチュード7.6という巨大地震が襲ったのです。海岸沿いでは津波も起こり、崩れた家屋から火災が発生、二重三重の災害に人々は襲われてしまいました。人々は懸命の救出活動を続けていますが、たくさんの方が亡くなり、また未だにがれきの下に閉じ込められている人がおられる、とも聞きます。亡くなった方のご冥福、ケガをされた方の回復、そして被災地の一日も早い復興を祈って、少しの間だけ目を閉じてください。(20秒間)ありがとうございました。
 もしかしたら、皆さんのご家族や親せきの方で被災地に関係がある人もいるかもしれません。テレビのニュースや報道を見聞きして、不安に駆られたり、急に悲しくなってしまったりすることがあるかもしれません。そんな時は、遠慮せずに家の人、先生方、関わりのある大人に頼ってください。体と同じように、心にも無理をさせないようにしてください。時間をかけて、ゆっくり歩き出せればそれでいいんです。
 さて、今日から始まる3学期は全部で52日間しかありません。1学期や2学期と比べてうんと短い。そして3学期はこの1年間の勉強のまとめをするのと同時に、来年度の準備をする時期でもあります。1年生は4月にやってくる新しい1年生のお手本になれるように3学期の生活をがんばっていきましょう。そして、6年生は3学期が終わると中学生になります。南大沢小での一日一日が、当たり前ではない、かけがえのないものに感じられることでしょう。小学校生活のまとめをすると同時に、中学生になるための準備をしっかり進めて、3月の卒業式を迎えましょう。4月にはそれぞれの学年がひとつ進級をします。その意味で、この3学期を、次の学年の「0学期」と捉えると、ちょっと意識が変わります。少し背伸びをして、どの学年も4月からの新しい学年に向けてがんばっていきましょう。
 校長先生がいつもみなさんにお話している「すべての子供が笑顔になる学校」を実現するため、3学期に特に力を入れて使ってほしい言葉があります。それは「ありがとう」という言葉です。以前にも「ありがとう」の大切さをお話ししましたが、感謝の気持ちを相手に伝えると、お互い嬉しくなります。言った方も、言われた方もなるんです。そして嬉しくなると人は自然と笑顔になります。笑顔は人と人をつなぐ役割があり、心がやさしくなります。ぜひ笑顔あふれる南大沢小にしていきましょう。お話を終わります。

2学期終業式講話

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 8月30日から始まった2学期は今日で丁度80日目となりました。この間、夏の猛烈な暑さがいつまでも続き、春夏秋冬ではなく、夏と冬だけの「二季」になってしまったよ!という声もよく聞きました。2023年は1876年の計測開始以来最も気温の高い1年となってしまいました。気候変動の最大の原因は私たち人間の生活にある、と言われています。改めて、危機感をもちたいですね。
 さて、2学期には、5年生の移動教室、運動会、全校遠足、展覧会、社会科見学、など大きな行事だけでもたくさんの事がありました。長い2学期、大きなけがや事故がなく今日の日を迎えられたこと、うれしく思います。みなさん、本当によく頑張りました。そしてお礼を言います。ありがとう。
 ところで、8月30日の始業式の日に校長先生が話した内容、覚えていますか?覚えていませんよね。それでいいんです。それだけみんなはこの2学期にたくさんのことを吸収した、ということですから。でも、ちょっとヒントを…「植物学者」…この顔…そうです!NHKのドラマでも話題になった牧野富太郎博士のことをお話ししました。よく覚えていたね。人間の脳みそってすごいよね。忘れていたと思っても、しっかり残っているんです。さて、牧野富太郎先生は全国を歩き回って植物の標本を作っていたのですが、日本中の植物を知りたい、集めたい、と全国の人々に呼びかけ、小学生から大人まで協力を募った結果なんと40万もの標本が集まった。という話をしました。そして、この出来事から、一人の力も大切だけど、みんなでやったら、もっと大きな力になる。「自分が動けば何かが生まれる、仲間と動けば何かができる」。約100人の児童のいる南大沢小学校なら、みんなで力を合わせれば文字通り「100人力」。こんなお話をしたんです。2学期、そんな100人力のみんなの力の結集をたくさん見ることができました。今日、担任の先生から頂く「通知表」にも、そんな様子がたくさん書かれていました。
【1年】図工で作品を作っていた際には、隣の席の子の作品を見て「すごくかっこいいね」と声をかけていました。
【2年】学級会では司会役となり、上手に話し合いを進めました。一つ一つの意見に対して必ず理由を聞き、みんなが納得いく進め方をしているのが素晴らしかったです。
【3年】困っている子がいると、一早く気付き自分から声をかけ転校生にも声をかけて遊びに誘っていました。友達のために行動することができる優しさを感じました。
【4年】応援団になると、みんなのやる気を出させたいという思いをもって練習に励み、全力で声を出したり大きく旗を振ったりと一生懸命な姿が印象的でした。
【5年】優れたリーダーシップが随所で見られました。時には自分の思いや考えを後に回してグループの意見を聞き、よりよくまとめようとする姿も見られ、頼りになりました。
【6年】全校遠足の遊びの中で行った「宝探し」では、自分が宝を見付けても、低学年の子が見付けやすいように、あえて取らずに宝のそばに立ち、見守っていました。何気ない優しさや思いやりが最上級生らしい素敵な場面でした。
 とても全部は紹介しきれませんが、担任の先生から渡される通知表を見て、2学期の自分を振り返り、よく頑張ったなあ!と大いに自分をほめてあげてください。そして、そんな自信をもって3学期、さらにいい学校を創ってください。
 いよいよ明日から、冬休みです。冬休みは、新年を迎える特別なお休みでもあります。1年間の感謝を込めて、お世話になった方々に、「今年もありがとうございました」「来年もよろしくお願いします」と、きちんとご挨拶をしましょう。そして、さようならの代わりに、「良いお年を」と言ってお別れするのも、年末の特別な挨拶です。
来年の1月9日(火)に、元気なみなさんに会えることを楽しみにしています。それではみなさん、良いお年を。

12月11日全校朝会「ユニセフ誕生のお話」

 おはようございます。朝晩、とっても寒くなりました。校長先生は自転車で通勤しているので、手の先、つま先、耳の先、とにかく端っこが冷たくて仕方ありません。でも、空気がキリッと爽やかなこの季節の朝はとってもすがすがしくて気持ちがいい。運動をするにも適しているので、縄跳び、ジョギング、ぜひ頑張ってみてください。さて、12月11日は何の日か知っていますか?このマークは、そう、ユニセフです。今朝は日本ユニセフ協会のホームページから、ユニセフ誕生のお話を紹介します。
 『12月11日は、ユニセフの創設記念日です。77年前の1946年12月11日、子どもたちのための国連機関、ユニセフが誕生しました。第2次世界大戦後、世界には、家族や家を失い、食べ物もなく、厳しい暮らしをおくる子どもたちが多くいました。そうした子どもたちを国際連合で助けようと、ポーランドのルドウィク・ラフマンという人が子ども支援のための機関の創設を提案したのです。この提案がもとになり、1946年12月11日、国際連合の第1回総会で、子どものための国連機関の創設が決定。名称は「国際連合国際児童緊急基金(United Nations International Children's Emergency Fund)」といい、この英語の頭文字をとってUNICEF(ユニセフ)と呼ばれるようになりました。戦争の被害を受けた子どもだけでなく、世界中の子どもたちの命と健康を守るための活動も始めました。現在、ユニセフは190以上の国と地域で子どもたちのための活動をしています。すべての子どもが健やかに成長し、教育を受け、保護され、人生において公平なチャンスを持てるように、ユニセフはこれからも活動を続けていきます。(後略) (日本ユニセフ協会のホームページより)』
 実は、皆さんの住む日本も第二次世界大戦の後、ユニセフの力を借りているのです。大きな戦争が終わった後、日本の子どもたちも食べるもの、着るものがなくて困っていました。そこで、ユニセフは1949年から1964年までの15年間にわたり、日本の子どもたちを支援したのです。給食用の粉ミルク(脱脂粉乳)や、くすり、服の原料(原綿)など、ユニセフから日本への支援の総額は当時のお金で65億円にもなりました。こうした援助を受けて、日本は焼け野原から今のような大国に成長したのです。
 先日の朝会でもウクライナやパレスチナ、ガザで起きている紛争について触れ、平和について考えました。今なお、紛争や暴力、貧困に直面し、支援を必要とする子どもたちは世界各地にいます。そうした国の子供たちの未来のために、「ユニセフ」は世界中で「募金活動」を行っています。南大沢小学校でも、ユニセフの募金を呼び掛けたことがあったそうです。この「募金」という行為、「お金よりも行動が大事」「ほんのちょっぴりのお金なんて何も買えないよ」「日本のお金なんて役に立つの?」いろいろ思うところがあるかもしれません。でも、校長先生はこう考えます。「寄付」や「募金」といった行為は、確かに直接的な手助けではありません。でも、一人一人の善意、困っている人を助けたい、という気持ちを、「お金」という共通の単位に置き換えたことで、みんなの気持ちを合計することができるようになる。そして、募金をした一人一人はほんの少しでも自分のお金が、自分のためではない何かの役に立っている、と自覚する。地球の裏側の関係ない世界に、お金を通して自分がコミットした、「自分事」になった、ということが起きるのだと思います。だからお金の額よりも、「やってみようかな」と考え、行動することに価値があるのだろう、と思うのです。まだまだ世界中平和とは言えない状況が続いています。その根っこにあるのは、「自分さえよければいい」という利己的な考えです。これは、いじめが起きる時の気持ちと、全く同じだ、ということもよく考えてください。「誰も悲しい気持ちにさせない」「笑顔溢れる学校を創る」。皆さんならできるはずです。お話を終わります。

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12月の避難訓練講話(休み時間の火災想定)

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 今日の訓練を振り返りましょう。一つ目は「種類」です。今日は何の訓練でしたか?(火事)今日は火災の訓練でした。だから、放送が入った時に、机の下にもぐる必要はありません。それよりも、窓を閉め、ハンカチを口元に持っていき、速やかに屋外に出る準備をすることが大切です。二つ目は、「条件」です。今日の火災はどんな時に起きたものでしたか?(休み時間中)休み時間、これは授業以外の時間、と考えることができます。授業中との違いは何ですか?(先生がいない)先生が近くにいないし、お友達もバラバラです。場合によってはトイレや着替えの最中、なんていうこともあるかもしれません。そんな時、みんなに指示を出して、守ってくれる先生がいないとき、皆さんはどんな行動をとればよかったのでしょうか。自分がいた場所を振り返って考えてください。今日の訓練で、自分の命を守ることができましたか?皆さんの避難行動は何点だったでしょうか。以前にもお伝えしましたが、テストでよくない点を取ってもそれは伸びしろ、可能性だから、賢くなるチャンスともいえますが、避難訓練は、必ず100点を取ってください。とれていなかったら、すぐにその時に間違ったところを直して、100点にしてください。厳しいようですが、その気持ちが無かったら、先生たちは皆さんの命を守ることはできません。
 さて、今日の訓練は火災。近頃はすっかり寒くなってきましたが、1年のうちいつの季節に火災が多く起こっているか知っていますか?実は、冬なんです。年間約20000件起きている国内の火災。12月と1月だけで、4000件も起きているのです。それではなぜ冬に火災が多いのか、寒いから火を使う、ということもあるでしょう。このグラフは火災の原因を表したものですが、1位はたばこ、2位はたきび、3位はコンロ、となっています。でも、実はこのランキングには出てこない、影の1位がいるのです。それは…「電気関連」による火災です。故障、発火、コードのトラブルなどを合わせると、その合計は5300件。20000件のうち、4回に1回は電気関連による火災が起きているのです。「トラッキング火災」と呼ばれるコンセント付近で起きる火災は、スイッチが入っていなくても、コンセント付近のほこりなどから火が起こってしまうとても恐ろしい現象です。また「たこ足配線」といって、一つのコンセントからタップと呼ばれる器具でたくさんコードをつなげると、そこがとても熱くなり、トラッキング火災はますます起きやすくなってしまうのです。皆さんの教室、皆さんの家、どうですか?心配なところはありませんか?火災は命の危険があるだけでなく、大切な思い出もすべてなくなってしまう、周辺の家にも燃え広がって迷惑をかけてしまう、大変恐ろしい災害です。冬に火事が多いこと、電気機器の使い方が火災につながること、しっかり覚えて帰ってください。
 今週の水曜日には、神奈川県の南武線溝の口駅の近くで大きな火災が起きました。今朝もニュータウン通りを消防車が何台も通過していきました。火災は一日50件も起きているのです。火の用心、しっかり取り組んでいきましょう。お話を終わります。

展覧会 終幕 ありがとうございました。

南大沢小学校の展覧会が無事終了しました。期間中は保護者をはじめ、たくさんの地域の皆様、学校関係者の皆様にお越しいただき、ありがとうございました。子供たちの創造性あふれる作品をご覧いただき、児童はもちろんのこと、我々教職員も大変うれしく思っております。展覧会プログラムのご案内にも書かせていただきましたが、「おもい ひろがれ」のテーマの通り、一人一人の「おもい」や「願い」がきっと皆様の心にも届いたことと思います。今後、子供たちを見かけられましたら、ぜひ感想や励ましのお声掛けをお願いします。そうしたことで、子供たちの達成感、自信、次への意欲など、たくさんの「成長の糧」が育まれます。これからも南大沢小学校の教育活動へのご支援、ご協力をお願いいたします。
令和5年11月18日 八王子市立南大沢小学校 校長 安田 尚民

展覧会 オープニングセレモニーより

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11月17日、いよいよ南大沢小学校の展覧会が始まります。今日はあいにくの天気のようですが、大丈夫。ここにはしっかりと屋根があります。そして、見上げると、1年生から6年生までの縦割り班に分かれて、皆さんが作り上げた色とりどりなドームのように広がる巨大な共同作品「ひろがるおもいの樹」が私たちを見守ってくれています。その昔、アメリカの平原に暮らしていたインディアンたちは、輪の中にクモの巣のように網を張った「ドリームキャッチャー」と呼ばれるお守りを作りました。良い夢は網を通り抜け、悪い夢は網にかかって自分には降りかかってこない、そんな伝説を信じて思い思いの飾りを作っていたそうです。この共同作品を見ていると、皆さんの夢や願い、南大沢小学校の子供たち全員の絆があらわされているような、すてきな「ドリームキャッチャー」が出来上がった!そんな気持ちになりました。これから、各学年の代表の皆さんが、それぞれの作品の見どころを紹介してくれます。ワクワクしながら笑顔で、そして時には悩みながらも苦労して完成させた作品作りの過程を知ることで、皆さんの思いや願いがより一層伝わってきますね。今回の展覧会のテーマ「おもい ひろがれ」。今日、明日と二日間、保護者、地域の皆さんをはじめ、たくさんの方々がみなさんの作品を楽しみに観に来られます。この会場から、皆さんの思いがどんどん広がっていくことに期待しています。

令和5年度 南大沢小学校展覧会のご案内

 校庭、そして小山内裏公園の木々もすっかり色づき、秋の深まりを感じる今日この頃、皆様におかれましては、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。日頃より南大沢小学校の教育活動にご理解とご協力いただき心より感謝申し上げます。
 さて、本校では児童一人一人が豊かな発想力と創造性を発揮して創り上げた作品を展示する展覧会を開催いたします。今回の全体テーマは「おもい ひろがれ」。一人一人の思いが制作の過程を通じて作品に宿り、展覧会の会場で観る人の心に届く…そんな機会が今回の展覧会でたくさん生まれたら、と願っております。また、今回は日ごろから様々な場面で連携協力している南大沢中学校の生徒の皆さんの作品、そしていつも子供たちを見守ってくださる地域の皆様の作品なども併せて展示させていただき、「ふるさと」南大沢が実感できるような空間にしようと準備を重ねてきました。
 身近な人からの励ましは、作品の作り手の心の色彩を何倍にも豊かにする原動力となります。ご多用のこととは存じますが、作品の数々をご鑑賞いただき、子供たちに励ましのお言葉をいただきますようご案内申し上げます。どうぞ展覧会をお楽しみください。
令和5年11月吉日
校長 安田 尚民

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「開校記念のお話」(11月13日の朝会より)

「南大沢小学校と街の歴史」
 11月2日は何の日か知っていますか。私たちの学校、南大沢小学校の開校記念日ですね。今から39年前、八王子市内60番目の小学校として南大沢小学校は誕生しました。来年には、開校40周年を迎えることになります。この機会に、ここ南大沢の町、そして南大沢小学校の歴史を振り返ってみましょう。

 南大沢はその昔、山がちな地形で農業が中心の村でした。学校のお隣の小山内裏公園のような自然がこの地域一帯に広がっていたのです。ですから、農業が中心とはいえ、畑は山の中、田んぼは谷合の川沿い、という環境では機械を使った耕作ができず、農作業はすべて人の力に頼るしかなかったので、人々は毎日大変苦労をしていました。そんな時、1962年と言いますから、今から60年ほど前に、この多摩地区に「多摩ニュータウン」という大きな町を作ろう、という計画が持ち上がりました。
 「多摩ニュータウン」は、多摩市、稲城市、町田市、そして八王子市にまたがる、広大な山林エリアを開発して、50万人くらいが暮らせる大きな町を作ろう、という計画です。南大沢については、1977年、今から50年くらい前に、実際の計画が固まり工事が始まったそうです。この地域は里山の自然が残り、「谷戸」と呼ばれる丘が雨水などで浸食され小川が流れるような地形が多く、今でも○○谷戸の地名が残っているところもあるそうですが、とにかく、山あり谷あり水場アリの地形を人が住めるように、大きな建物が建てられるように造成していく工事は並大抵ではなかったようです。それでも工事開始から7年後、1983年になると、高層住宅、団地に第一期の入居が始まりました。人口の増加に合わせて、子供たちの学ぶ環境も整備され、「南大沢中学校」「柏木小学校」がつくられました。そしてその2年後、1985年に建てられたのが、私たちの南大沢小学校です。開校当時の児童数は395名。そこから毎年100名ずつくらいのペースで児童数は増えていきました。教室が足りなくなったので新たに増築工事を行い、だんだんと今の南大沢小学校の形ができあがっていきました。
 さて、学校はできましたが、その頃は交通も不便でまだ南大沢駅もありませんでした。働く人々が都内へ向かう時には、バスで多摩センターまで行き、そこで京王線に乗り換えて移動したそうです。1988年になって、ようやく京王相模原線が南大沢まで延び、2年後の1990年には橋本駅までつながる工事が完了しました。さらに1991年には、東京都立大学が移転してきて、南大沢の町はどんどん開けてにぎやかになっていきました。平成4年、1992年には南大沢小学校の児童数も、なんと926名にまで増え、「マンモス校」と呼ばれほど大きな学校になりました。
 ところが、その後児童数は徐々に減っていきます。なぜでしょうか。実は、南大沢は自然もたくさん、電車やバスも便利で、人々が暮らしていくにはとても過ごしやすい場所になったので、みんな気に入って、お引越しなどをせずに長く住むようになったのです。当然ですよね。でも、そうなると、小学生だった子供たちはやがて中学校、高等学校へと進学し、だんだんと子供の数が減っていってしまったそうです。ここ10年ほどは、各学年1クラス、児童数も100名前後の小さな学校になりました。
 さて、そんな歴史と文化をもち、人々の幸せな暮らしを支えてきた南大沢の地名を学校の名前にもつ私たちの南大沢小学校も、いよいよ来年、令和6年度に40歳の誕生日を迎えます。学校では、「開校40周年記念式典」という盛大なお誕生日会を開き、昔の先生や卒業生も集まってお祝いをする予定です。特別の児童集会を開いて、子供たちによるお祝いの会も実施する予定です。今の6年生は卒業してしまいますが、何かの形で、この記念の日に関われるように先生たちも考えています。みんなで盛り上げていきましょう。

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10月30日全校朝会「平和について考える」

 とても穏やかな、過ごしやすい天気が続いています。先週末は上柚木公園へ全校遠足に行きました。豊かな自然の中で、縦割り班やクラスに分かれてみんなで遊ぶ。運動会に続いて南大沢小学校の素敵な姿とたくさんの笑顔を見ることができて、とても幸せな気持ちになりました。「平和だなあ」と思いました。でも、「ちょっと待てよ」と思います。本当に世の中は「平和」なんでしょうか。
 世の中、世界に目を向けてみましょう。10月7日。皆さんにとって大切な運動会のあの日、中東のイスラエル、パレスチナの間で紛争が勃発しました。以来連日、爆弾が投下され何百人が亡くなった、住む場所を失った、病院や学校が爆撃された…という痛ましいニュースが報道されています。さらにその前、昨年の2月から、ウクライナとロシアの戦争がずっと続いています。この図を見てください。皆さんも聞いたことのあるユニセフが作成した、2021年末時点での世界で起きている人道危機の地図です。赤いところ、国や地域では、国と国、あるいは国の中で様々な紛争、暴力が起き、人々の人権が踏みにじられているのです。そしてそのほとんどは2年たった現在、解決するどころか増えている。毎日数えきれないほどたくさんの人が亡くなり、傷つき、食べ物や住むところすら手に入らない、明日への希望をもてない毎日が続いているのです。皆さんが見上げる空のその先では、毎日ミサイルが飛び交い人が亡くなっているのです。
もっと身近な話ではどうでしょうか。大人の身勝手な振る舞いで子供の命が危険にさらされる「児童虐待」。これは厚生労働省が作成した児童虐待に関する相談件数のグラフです。一番右が令和3年度ですが、年を追うごとに増えているのがわかります。叩かれたり、食事をもらえなかったり、勉強させてもらえずに家の仕事をすべて押し付けられていたり…。「日本だけは別」ではなく、私たちが暮らしているこの日常だって、決して手放しで「平和」だとは言えないのです。
「平和」とは何なのか、辞書で調べてみると、「1 やすらかにやわらぐこと。おだやかで変りのないこと。2 戦争がなくて世が安穏であること。」(広辞苑)と書かれています。そしてみんなが学校に通い、毎日勉強している究極の目標は、そんな「平和な世の中を創ること」です。それは、「教育基本法」という法律にもしっかりと明記されています。
 じゃあ、一体何をしたらいいのでしょう。テレビの画面を見て「かわいそう」「ひどい」「平和な日本でよかった」…いろいろなことを感じることと思います。でも、ぜひともそこから一歩踏み出して、「自分に何ができるのか」考えてみてください。なぜなら、平和は勝手にやってくるのではなく、一人一人の心の中に生まれたものが合わさってできるからです。だれかが「自分だけよければいい」「ほかの人のことなんてどうでもいい」と行動していたら、「絶対に」平和は訪れないのです。「自分だけよければ」の反対は「ほかの人の幸せを願う」ということでしょうか。ニュースや新聞をしっかり見て考える、もよいでしょう。世界地図を眺めたり、募金をしたりすることだってできる…でも、大切なのは一度きりではなく続けていくことです。いじめに気が付いたら勇気をもって止める、困っている友達がいたら優しく声をかける、できる範囲で家の仕事を手伝う、地域の人に元気な挨拶をすることだって、立派な「ほかの人のため」につながる行動です。世界中の人が「自分と、そしてほかの人の幸せ」を考えて暮らしていったら、きっと「平和な世の中」が実現するはずです。今朝は「平和」について考えるお話でした。

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10月の避難訓練から

今日の訓練は「火災」でした。「火事」とも言いますね。皆さんは放送を聞き、落ち着いて行動することができたと思います。それでは、ちょっと聞いてみます。今日の火災はどこから起きたのでしょうか。(理科室)そうですね。それでは理科室はどこにありますか?(3階の一番端っこ)「はじっこ」では左右両方ありますね。「西側」「小山内裏公園の方」「音楽室の方」などの説明が必要な時もあります。なぜか。それは火事が起こったら、「火元」と言われる出火場所からなるべく遠くに逃げることが大切だからです。間違って火元に近づいてしまい、煙に巻かれてしまうと助からない、と言うことすらあるのです。だから、どこから火事が起こったのか、これはとても大切なことなのですね。そして、「理科室」で火事が起こるのはなぜですか?(ガスの線があるから、薬品があるから…)そう。他にも学校には火事後切る可能性のある場所があります。「家庭科室」「給食調理室」「職員室」これらの部屋には、ガス管が通っていて、火を使う機会が多くあります。そのため、燃えやすい場所、ということになるのです。皆さんが自分の命を守るためには、この学校のどこで火事が起きやすいのか、これを知っておくことが大切です。でも、他にも可能性はあるのです。例えば教室の水槽などで使っているモーターも電源に水がかかったり、ショートしたりすると火が出る恐れがあります。しっかりと覚えておきましょう。また、火事が起きたとき、火が広がらないようにするための工夫があります。これは先生たちがすることなので、皆さんはしっかりと逃げる準備をすることが大切ですが、「窓を閉める」これも大切なのです。火事で火が勢い良くなるためには「酸素」つまり「空気」が必要です。窓が開いていると、その空気によって火がどんどん大きくなってしまうのです。だから火事の時は窓を閉めることが大切なんですね。
 さて、そうは言ったって、火事なんて起きないよ。と思っている人もいるかもしれません。この写真を見てください。これは先週の木曜日10月12日、愛知県で起こった火事です。学校の図工室が焼けてしまいました。そしてこの写真は2016年、今から7年前に、相模原市にある小学校が全焼してしまいました。この建物は文化財になるほど地域の皆さんにとっても大切な校舎だったそうです。
 地震はいつ起こるか分かりませんが、火事は日ごろの心がけや注意によって防ぐことができます。教室でしっかり担任の先生から話を聞きましょう。

10月16日 朝会講話「新しい伝統」

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 昨日はかなりの雨が降っていました。その影響か、今朝はずいぶん冷え込みました。夜と昼の温度差が大きいこの季節、実は植物にとってはとても大切な時間です。寒暖差が大きいと、野菜が甘くおいしくなります。これは、野菜が寒さから身を守り、凍らないように頑張るためにでんぷんを甘い糖質に変化させるために起こります。雪国では、野菜を甘くおいしくするために、冷蔵庫ではなく雪の中に埋めて保存することもあるそうです。また、木々の葉っぱが色とりどりに変化する紅葉も、寒暖差が15度あると、一番きれいに色づく、とも言われているそうです。学校にも紅葉や桜の木があり、小山内裏公園はすでに少しずつ紅葉が始まっていますね。きっと人間も「暑い」「寒い」を経験しながら、体を丈夫にしていくのでしょう。
 さて、先日、運動会が終わりました。この大きな行事を成功させるために、5年生6年生は、スローガンを発表した代表委員会をはじめ、放送、審判、装飾、ライン用具準備、得点、進行、応援団などの係に分かれ、時間をかけて準備をしてきました。一人一人が自分のするべき役割を自覚し、精一杯頑張った、そんな力が結集して、初めてあの素敵な一日が生まれたのです。また、今回は123年生、456年生に分かれて、ダンス、表現種目に挑戦しました。ここで目指したのは、南大沢小学校の新しい伝統です。上級生が下級生の面倒を見て、リーダーシップを発揮する。正直「僕らの八王子」も「ソーラン節」も、今回初めて取り組んだ演目だったので、スタートは全員横一線です。だから「教える立場」の3年生、6年生は特に大変だったことでしょう。「教える」ために必死に「覚え」なければいけなかった。家で動画を見ながら研究した人もいたのではないでしょうか。「自分が踊れるようになった」喜びに、「教えた下級生が立派に踊れている」という喜びが重なって、見ている人の心を打つ表現が完成しました。3年生、6年生は「リーダー」という役割をしっかり果たしてくれました。「自分が動けば何かが変わる、仲間と動けば何かができる」を見事に実践してみせました。南大沢小学校は小さな学校です。でも、だからこそできることがあります。「先生や大人に教えてもらうのを黙って待つ」のではなく、1年生から6年生まで一人一人が顔と名前を覚え、子どもたち同士が「協力し、教え合い、高め合う」、そんな伝統が根付いたら、南大沢小学校の子ども達は、他のどんな学校にも負けない大きな力を身に着けることができます。来週は全校遠足も控えています。縦割り班のチームワークを発揮して、もう一段高い階段に登っていきましょう。

運動会、ありがとうございました!(開会式、閉会式挨拶)

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第39回の運動会が終わりました。ご多用の中、たくさんの方々にご来校いただき、ありがとうございました。開閉会式でのあいさつを掲載いたします。

【運動会 開会式挨拶】
 みなさん、おはようございます。さわやかな秋の空が広がっています。運動会の日がやってきました。1年生から6年生まで、全校児童100人に満たない小さな学校ですが、どんな学校にも負けない大きな心意気で今日一日を盛り上げてください。今日の日のために、皆さんは毎日心と体の準備を重ねてきました。そんな成果を力いっぱい発揮してください。そんな皆さんの活躍を願って、家族の皆さん、地域の皆さん、学校の先生や職員の皆さんも、日々心を砕き、祈るような気持ちで見守ってきました。9月には「走り方教室」として、南大沢中学校の陸上部の皆さんが文字通り「駆けつけて」、どうしたらかけっこで速く走れるか、たくさんのヒントをくれました。「足を高く、腕をしっかり振って、つま先で走る」でしたね。ぜひ、実践してみてください。給食では「もったいないウィーク」としてみんながお腹いっぱい残さず食べられるようにと、子供たちに大人気のメニューを連日提供してくださいました。みんなの体の中にはエネルギーがいっぱいに詰まっています。そして今こそ、南大沢小学校の大切な目標である「仲良く元気で頑張る子」の姿を見せてください。「すべての子供が笑顔になる学校」を実現してください。それがみなさんを見守るたくさんの方々への恩返しにもなります。
 さて、保護者の皆さま、地域の皆さま、本日はご多用のところ、南大沢小学校の運動会にお越しいただきありがとうございます。今年は例年にない猛暑が9月の末まで続き、体育の授業はおろか、外遊びすらできない、という日々が続いていました。一糸乱れぬ完成度、という意味ではあるいは皆様のご期待に沿えないこともあるかもしれません。しかし、子供たちは今日という晴れの舞台を目標に練習を重ねてきました。123年生、456年生が縦割りグループとなり、上級生が下級生に踊りを教える、という新しい取組にも挑戦してきました。自分のことだけでなく、他の学年にも気を配り、力を合わせて頑張ってきました。子供たちの一生懸命な姿に大きな拍手と声援をお願いします。

【運動会 閉会式挨拶】
 みなさん、運動会が終わります。優勝した赤組のみなさん、おめでとう。そして惜しくも準優勝だった白組のみなさん、皆さんの頑張りに感動しました。嬉しさも悔しさも、必ず素敵な思い出になります。明日からのエネルギーになります。校長先生は今日一日、たくさんの笑顔が見られて、本当に幸せでした。
 さて、つい2年前にはここ東京でオリンピックがあり、そして今、海の向こうの中国ではアジア大会の熱戦が続いています。テレビで見ながら、手に汗握って応援していてふと気が付きました。試合が終わった後、選手たちが相手チームの選手と握手やハイタッチをしている競技が多いのです。表彰台では、一番高い1位の台にみんなが乗って、肩を組んで満面の笑顔で写真を撮っているのです。絶対に負けたくなかったライバルと闘い、競い合い、そして最後は試合をする前よりも仲良くなっているのです。一体何のためにスポーツをするのか。それは、仲良くなるため、幸せになるためなんだ、と改めて気が付きました。その意味で、今日の運動会が南大沢小学校の子供たちが一層仲良く、幸せになる記念の日になったら何よりです。
 保護者の皆様、地域の皆様、子供たちの活躍、いかがでしたか。身近な皆様のたくさんの声援と拍手がどれほど子供たちを勇気づけたか分かりません。改めて御礼申し上げます。そしてこれからも南大沢小学校の子供たちの1番のサポーターでいてくださいますようお願いいたします。
保護者の皆様に最後に一つ、お願いがあります。これは、我々教職員がやりたくても決してできないことなのです。それは、家に帰って、子供たちの頑張ったところを一つでも二つでも、しっかり褒めてください、ということです。かけっこでも、係活動でも、応援でも、頑張ったところをぜひ、褒めてあげてください。それこそが、皆様をお招きして運動会を行うことの意味だからです。よろしくお願いします。そして改めて本日はありがとうございました。
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