「一生懸命がんばる」「人を思いやる」学校生活を紹介します。

0529校長一日一話

校長 一日一話
 皆さんに伝えたいこと、感じたことやこれからのことを臨時休業の期間中、毎日一話ずつご紹介していきます。

5月29日「笑顔の効果」
 昔から「笑う門には福来る」ということわざがあるように、笑顔にはたくさんの幸せをもたらす力があると考えられています。周りの人の笑顔から元気がもらえたり、自分自身が笑顔でいることでも、気持ちがリラックスする気持ちになります。
そんな「笑顔」には、驚くほど多くの効果があります。そこで、今日は、笑顔の効果について、お話します。
 笑顔の一番大きな効果が、「ストレスが解消される」ということです。それは、笑顔に よって、脳内に、幸せホルモンである「セロトニン」などの脳内物質が多く分泌されます。このセロトニンが分泌されていると、人の心のストレスは解消されプラス思考になると考えられています。この効果は、科学的にも証明されているそうです。
 また、笑顔でいることで、学級や学年の集団でも笑顔効果でストレスを軽減することができます。電車の中や街中で、後ろ向きに抱っこされている赤ちゃんがニッコリ笑うと、こっちまでつられて顔がほころんだ経験があるのではないかと思います。これは笑顔のミラー効果といって、相手の表情や動作を無意識にまねたり、自分と同じような表情や動作を行う相手に好感を抱いたりする効果です。
 また、笑顔のバンドワゴン効果もあります。「友達がやっているから自分もやってみようかな」と周りに影響されて、やってみようと何かを始めたことがある人もいると思います。このように 「みんなやっているから安心」、「みんなやっているから自分もやりたい」といった考えになる現象がバンドワゴン効果です。個人が笑顔になると、この笑顔のミラー効果とバンドワゴン効果によって、笑顔が集団に波及していくということです。 
 また、笑顔は心だけでなく、体にも良い効果があります。その中でも有名なのが、笑顔でいることでの「免疫力アップ」の効果です。
 人の身体には、細菌やウイルスなどの外敵から私たちを守ってくれている「NK細胞」という免疫細胞があります。NK細胞は免疫細胞の要であり、この細胞が減ってしまうと免疫力が低下して、ガンを発症してしまうこともあると言われています。そこで、このNK細胞を活性化するにはどうすれば良いのかという研究が行われているのですが、笑うことによってNK細胞が活性化して細胞の数が増えたという研究結果が報告されています。
 これも、笑顔でいることでもたらされる驚くべき効果だといえるでしょう。
笑顔でストレス解消して、まずは自分自身がプラス思考になると、その笑顔が波及して、 みんなも笑顔になり、集団レベルでのストレス軽減ができます。笑顔がもたらしてくれる素晴らしい効果についてお話しました。
笑顔には、『自分と周りの人』、さらには『心と体』も良くしてくれる素晴らしい効果があります。つらいことがあったり、落ち込みそうになったら、ちょっと笑ってみるだけで、少し心が明るくなります。

今日のパワーフレーズ
「笑顔にまさる化粧なし。」
 人間関係を築く上で、笑顔がとっても大切です。また、人間関係で困ったときに解決のきっかけになるのは、笑顔かもしれません。

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        

予定表

学校だより

授業改善プラン

学校評価

小中一貫教育

学校経営