「一生懸命がんばる」「人を思いやる」学校生活を紹介します。

0526校長一日一話

校長 一日一話
 皆さんに伝えたいこと、感じたことやこれからのことを臨時休業の期間中、毎日一話ずつご紹介していきます。

5月26日「川中タイム 朝読書」
 川口中には、「川中タイム 朝読書」の時間があります。3年生は、午前授業が始まり、川中タイムもいつものように行っています。この朝読書の取り組みは、1988年に千葉県の高校で始まりました。生徒と先生が朝の10分間、自分の読みたい本を持ってきて、自由に読むというものです。2020年には、全国の小、中、高校の26,540校が実践しています。読書の面白さを経験することや朝、読書をして落ち着いた時間を過ごし、一日の始まりをスタートすることを考えて始まったものです。
 2019年6月に実施された第65回学校読書調査の結果では、「5月1か月間の平均読書冊数」は、小学生は11.3冊(前年比+1.5冊)、中学生は4.7冊(前年比+0.4冊)、高校生は1.4冊(前年比+0.1冊)となり、全体的にわずかに増加しています。また、1か月間に読んだ本が0冊である「不読者」の割合は、小学生は6.8%、中学生は12.5%、高校生は55.3%で、年齢が高くなると多くなる傾向があります。
 私も、5月に川中の図書室から本を借りて、読みました。それは、瀬尾まいこさんの書いた「そして、バトンは渡された」です。選んだきっかけは、瀬尾さんの本が好きでよく読んでいたこと、2019年の本屋大賞に選ばれた本であることです。その後、続けて、「君が夏を走らせる」、「あと少し、もう少し」、「傑作はまだ」を読みました。瀬尾まいこさんの本は、本を読んでいる最中や読んだ後に、ほんわかと温かい気持ちにさせてくれる優しい物語が多いです。興味があったら、ぜひ読んでみてください。ほかの本でも、図書館の本の紹介や何かの賞やテレビのドラマなどをきっかけに本を選び、本の面白さを発見してくれるといいなぁと思います。

今日のパワーフレーズ
「中学校っていくら失敗してもいい場所なんだって」
「力もないのに機会が与えられるのも、目に見える力以外のものに託してもらえるのも、今だけだ。」
 瀬尾さんの小説「あと少し、もう少し」に出てくる言葉です。中学生はいろいろな体験ができるし、成功しても、失敗しても、それが貴重な経験になります。

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