「一生懸命がんばる」「人を思いやる」学校生活を紹介します。

0519校長一日一話

校長 一日一話
 皆さんに伝えたいこと、感じたことやこれからのことを臨時休業の期間中、毎日一話ずつご紹介していきます。

5月19日 見えない部分
 あちらこちらの庭で、鮮やかな花が咲き誇っています。それらは洋風のガーデンで、花や野菜を育てたりして、庭いじりや植物を育てることを楽しむことが目的です。それに対して、日本庭園は、木や石、砂などが配置され、見て楽しんだり、心を落ち着かせることが目的であると思います。
 日本庭園には、「枯山水(かれさんすい)」や「書院式」など様々な様式があります。庭を造る専門家を「庭師」といいます。日本庭園での石の配置はとても重要です。様々な色、形、大きさ、そして、いろいろな種類の石の中から、選び抜いて、最適な場所に全体のバランスを考え、石を配置します。ただ、地面に石を置いているだけのように見えますが、秘密があります。実は、置いてあるのではなく、地面に埋め込まれているのです。見えている部分は、石全体からするとほんの一部分です。
 では、どのくらい土に埋め込まれているかというと、三分の一や半分では不十分で、全体の三分の二以上を埋めているそうです。庭師によると、そうしないと落ち着かず、理想的な庭には仕上がらないといいます。
 このことは、人物についても同じことが言えます。信頼や尊敬を受ける人には存在感や安心感があります。それは、目に見えている部分だけでなく、見えない部分も大きく成長しているからです。学校が始まり、3年生がリーダーとして、手本となり、頼りとなる存在であるためには、行事だけでなく、生活態度はもちろん、なかでも学習への意欲や取り組みにおいて、秀でた姿を示してほしいと思います。今日、3年生が登校してきて、校庭で、先生の話を聞く様子や授業で、確認テストに取り組む姿は、今までの学校生活で、目には見えない部分を成長させてきたことを感じさせます。3年生は、上級生としてあるべき姿をさらに求め、1,2年生はそれを見て感じていけば、川口中をさらに安定した学校、熱心に学習に取り組む学校に高めていくことができます。

今日のパワーフレーズ
「失敗は恥ずかしいことではない。恥ずべきことは、そこから立ち上がらないことだ。」
失敗しない人はいません。失敗して落ち込んでも、また、気持ちを持ち直して、次のことに挑戦してみてください。

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        

予定表

学校だより

授業改善プラン

学校評価

小中一貫教育

学校経営