「一生懸命がんばる」「人を思いやる」学校生活を紹介します。

0518校長一日一話

校長 一日一話
 皆さんに伝えたいこと、感じたことやこれからのことを臨時休業の期間中、毎日一話ずつご紹介していきます。

5月18日 挨拶(あいさつ)
 今日から、3年生は学年登校、コロナウイルス感染防止を考えた学習活動が始まりました。
 1、2年生も個別・分散登校から、学年登校や学習活動が始めることのできる日が近づいています  
 今日は、あいさつについてお話をします。
「挨拶」という言葉は、もともと禅宗の言葉からきています。「挨」も「拶」も「せまる」とか「おす」という意味があり、「そばに身をすりよせて、押し合うこと」を表しています。禅の問答をするときに、相手の修行が浅いか深いかをはかることを意味しました。つまり、人と接するときに、まず押してみたり、たたいてみて、相手の心の扉を開くという行為です。
 あいさつは、お互いがより良く、円滑に生活をするためには、大変重要ですが、実は、動物の中にもあいさつするものとしないものがあるそうです。中でも、人間に近い行動をする動物は、チンパンジーです。そのあいさつの仕方は、「おじぎ」「握手」「抱き合う」「ひれ伏す」「肩をたたく」「軽く相手に触れる」「キスをする」など、いろいろなあいさつ行動をするようです。
 そのあいさつ行動があることには、理由があります。 チンパンジーや二ホンザルは数十から百匹くらいの集団生活(群れ)をしています。ニホンザルの群れは閉鎖的で、その群れから離れて4,5日もたつと、群れに戻り仲間に入れてもらうことはできなくなります。しかし、チンパンジーの群れは開放的で、1か月も離れていても、仲間にあいさつすると、ごく自然に集団に受け入れてもらえます。あいさつによって、離れていたことで生まれる疎外感を消し去り、お互いを元の関係に戻す作用があります。さらに、人間には、知らない者同士が心をつなぐことができるという素晴らしい作用があります。川口中は、明るいあいさつが飛び交う学校です。臨時休校の期間中、少し離れていた関係をあいさつで、お互いに心を通い合う関係に戻すことができると思います。明るいあいさつで、学校生活に活気と潤いが出ます。元気なあいさつから学校生活を始めましょう。

今日のパワーフレーズ
「ねこはやらない。ひとががんばれ! てあらい、うがい、かおさわらない、よくたべ、よくねて、いえにいる」
学校に貼ってあるポスターの言葉です。学校に来たら、探してみてください。
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