「一生懸命がんばる」「人を思いやる」学校生活を紹介します。

0422校長一日一話

校長 一日一話
 皆さんに伝えたいこと、感じたことやこれからのことを臨時休業の期間中、毎日一話ずつご紹介していきます。

4月22日 再現性は「成功」への第一歩                                 
 優れた運動選手や音楽家に求められる資質の1つは「再現性」(さいげんせい)です。正しい練習を繰り返し、確かな技術を身につけて、その技術を試合や演奏会の場面で、再現し、発揮できることが、優秀な選手や演奏家であることです。
 再現性を高めるために、人は、日々、厳しい練習を重ねています。基本は繰り返すことであり、繰り返しによって、再現性は高まります。
このことは、スポーツや音楽に限らず、日常の生活や勉強についても、同じことが言えます。
 仕事のできる人は、いろいろな仕事をしても成功を収めることが多いと思います。別の言い方をすれば、その人は仕事での再現性が高いということだと思います。では、普通の人が仕事の再現性をあげるためには、どのように考えたら良いのでしょうか。調べてみると、2つの考え方のコツがあるので、紹介したいと思います。
1.失敗や成功の原因を必ず考えて、次の機会に生かす
 仕事の再現性をあげる考え方のコツとしてまず挙げられることは、失敗・成功をするごとに必ず原因を追求する習慣です。なぜ失敗したかを考えることによって、今後同じような失敗を繰り返さなくなります。失敗することが少なくなれば、自然と成功することが多くなります。今度は、成功をした時にも、その原因を考えると、また次の仕事でも成功する確率が高まってい行きます。
2.自分ができるやるべきことを努力を惜しまずにやる
 2つ目の仕事の再現性を高める考え方のコツは、後で後悔しないように、自分ができることを努力を惜しまずにやる意識を持つことです。自分にとってできないことを無理してやろうとしても、 長続きしません。だけど、自分ができることを必ずやり遂げることができれば、達成感や満足感で、自信を持って仕事に取り組むことできます。その自信が、仕事の成功への後押しになります。
 この2つの考え方をしっかりと身につけることによって、仕事の再現性は確実に向上していきます。そして、それにより仕事でコンスタントに数多くの成功を収めることができる人物になっていくのです。
学校で考えてみると、皆さんが取り組むテストや体育祭などは、2つのコツを実践する絶好のチャンスです。学習や練習を繰り返し、失敗や成功の原因を必ず考えて、次の機会に生かす。また、自分のやるべきことに常に向上する努力を惜しまず、自信を持つことが、再現性を高めて、成功する経験になります。
 そして、そのことが、将来の自分の仕事を成功させる練習になります。最初はうまくいかないことが多かったり、他の人と比べてできることが少なかったりするかもしれません。しかし、それを繰り返すことで、できることが増えたり、よりよい結果につながっていきます。また、その努力をお互いに認め合い、先生や保護者、地域の方にほめられることがさらにやる気をアップさせていくと思います。

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