「一生懸命がんばる」「人を思いやる」学校生活を紹介します。

0311防災・減災教育

今年度は、台風をはじめ、関東地方でも大きな災害に見舞われました。
新聞学習の発表を見ると、海外では大規模な森林火災に見舞われた国もありました。
地震・台風・火災・火山の噴火など、私たちの住む町でも災害への備えは重要です。
いざという時のために、避難や備えについて家族の間でも話をしておきましょう。

今日は、2011年の東日本大震災からちょうど9年となる日です。
改めて亡くなられた方々へのご冥福と、被災地の少しでも早い復興をお祈りします。
中学生にとっては、幼少期のわずかな思い出となってしまっていることでしょう。
当時の中学生がどのような思いで大地震を経験したのか、被災後10日あまり経った3月23日の気仙沼市立階上中学校で行われた卒業式の答辞を紹介します。

本日は未曽有の大震災の傷も癒えないさなか、私たちのために卒業式を挙行していただき、ありがとうございます。
ちょうど10日前の3月12日。春を思わせる暖かな日でした。
私たちは,そのキラキラ光る日差しの中を,希望に胸を膨らませ,通い慣れたこの学舎を、57名揃って巣立つはずでした。
前日の11日。一足早く渡された思い出のたくさん詰まったアルバムを開き、十数時間後の卒業式に思いを馳せた友もいたことでしょう。「東日本大震災」と名付けられる天変地異が起こるとも知らずに…。
階上中学校といえば「防災教育」といわれ、内外から高く評価され、十分な訓練もしていた私たちでした。しかし、自然の猛威の前には、人間の力はあまりにも無力で、私たちから大切なものを容赦なく奪っていきました。天が与えた試練というには、むごすぎるものでした。つらくて、悔しくてたまりません。
時計の針は14時46分を指したままです。でも時は確実に流れています。生かされた者として、顔を上げ、常に思いやりの心を持ち、強く、正しく、たくましく生きていかなければなりません。
命の重さを知るには大きすぎる代償でした。しかし、苦境にあっても、天を恨まず、運命に耐え、助け合って生きていくことが、これからの私たちの使命です。
私たちは今、それぞれの新しい人生の一歩を踏み出します。どこにいても、何をしていようとも、この地で、仲間と共有した時を忘れず、宝物として生きていきます。
後輩の皆さん、階上中学校で過ごす「あたりまえ」に思える日々や友達が、いかに貴重なものかを考え、いとおしんで過ごしてください。先生方、親身のご指導、ありがとうございました。先生方が、いかに私たちを思ってくださっていたか、今になってよく分かります。地域の皆さん、これまで様々なご支援をいただき、ありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。
お父さん、お母さん、家族の皆さん、これから私たちが歩んでいく姿を見守っていてください。必ず、よき社会人になります。
私は、この階上中学校の生徒でいられたことを誇りに思います。
最後に、本当に、本当に、ありがとうございました。
平成23年3月22日
第64回卒業生代表

※3年生へ連絡です
中学校から郵便を送りましたので必ず中身を確認してください。

※2年生へ連絡です
先生方が電話による近況確認をすることがあります。
もし担任や学年の先生方からの電話があったら応答してください。

(写真は展示会 2年生書写です)

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