いのちの大切さを共に考える日

 八王子市では、一人一人の児童・生徒のかけがえのない命を必ず守ることを目的に「いのちの大切さを共に考える日」を制定しています。
 本校は、7月6日(月)に実施しました。校長講話と各学年の取り組みをご紹介します。

【いのちの大切さを共に考える日】(7月6日(月)校長講話

今日は八王子市の「いのちの大切さを共に考える日」です。
2年前に中学校2年生の女子生徒が電車に身を投げ、自殺しました。いじめも疑われました。八王子市は二度とこのようなことがないように「いのちの大切さを考える日」を設けました。
 
3月2日から3か月間、長い臨時休業が続きました。分散登校を経て、学校に毎日登校できるようになった時、皆さんはどんな気持ちでしたか?
 
私は、この間、皆さんが書いた「心と体のアンケート」を読みました。すると、3年生の女の子が「お友達と会える。お友達と会える。イエーイ」と書いていました。素直な気持ちが表れていてとてもすてきでした。こんな気持ちを持っていれば、いじめは起こらないと思いました。
 
私も皆さんが学校に戻ってきたときに、大好きな言葉を学校便りに載せました。ニーチェの言葉です。

「一緒に黙っていることは、素敵だ。
  もっと素敵なのは、一緒に笑っていることだ。
  二人以上で、一緒にいて、同じ体験をし、共に感動し、泣き笑いしながら、
  同じ時間を共に生きていくのは、とても素晴らしいことだ。」 
フリードリヒ・ニーチェ

3か月ぶりに学校で先生や友達に会えた時の喜びを忘れずに、皆さんと一緒にいじめのない、みんなが幸せに過ごせる学校を創っていきたいと思います。
そのためには、いったい、自分には何ができるのか、考えてみてください。

【1年生〜3年生の取り組み内容】
1年
特別の教科 道徳「あやちゃんのうまれたひ」
周囲の人の思いに気付かせ、自分の命も他人の命も大切にしなければならないことを考えさせる。

2年
特別の教科 道徳「たんじょう日」
自分のことを大切に見守り、育ててくれている家族や周りの人々の存在に気付かせ、命の大切さを実感できるようにする。

3年
特別の教科 道徳 つながる命「ヌチヌグスージ」
生命は過去からつながっていることを知り、生命を大切にする心情を育てる。



 

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