モズの巣立ち雛

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4月22日の放課後、6年生が小鳥の雛を持ってきました。「草むらに落ちていた。」とのこと、この時期よく見られる巣立ち雛です。巣から落ちたと勘違いして子供たちは拾ってきて(捕まえて)しまいます。実は巣立った雛で、もう巣には戻りません。親鳥と一緒に移動しながら餌をもらうことをしばらく続けます。
人間が親鳥のように雛を育てることはできませんので、早速子供と一緒に雛を戻しに出かけました。近くには巣もありました。 
 スズメに似ていますが、モズです。目の周りに歌舞伎の隈取のような黒い模様が見えます。大人のモズは、まるでワシタカのような猛禽類のように、小鳥や昆虫を襲います。
「モズの早にえ」という面白いことをします。とがった小枝やゆずなどのとげ等に、捕らえた昆虫を刺しておくことをするのです。この雛、秋には「キィーキィーキィー」と梢で、元気に高鳴きをしてもらいたいものです。

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