1月22日 5年生の福祉体験

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八王子市の福祉協会のご協力で、車いすを10台貸していただくことができました。5年生が1クラスずつ3人〜4人のグループを組み、車いすに乗る人、押される人に分かれて体験をしました。校舎1階の廊下、昇降口、トイレの出入り等を行ってみて、気付いたことはたくさんあります。私は、相手の立場にたって考えたり行動できたりする人になってほしいと願いながら見ていました。子ども達は、にこにこ笑いながら活動していました。楽しい経験として残れば、いつか行動のできる人になると信じることができました。

その後、電動車いすで生活していらっしゃる方にお話を聞きました。始めに「障害者を助けようと思う前に、自分の身の周りの人を大切にすることから始めてください。」と言われ、心に響くものを感じました。子ども達は、次々に質問していきます。「足が治ったら何をしたいですか」「ぼくは生まれつき足が動かなかったから、治るという感覚は分からないけど、思い切り運動がしたい。体育はいつも見学だったから。」それを聞いて一斉にメモをとる子ども達。子ども達も感動していることが見てとれました。

お会いするたびに私は元気をいただいています。それは、今日であった全員が感じたことだと思います。「またお会いしましょうね」と言い合ってお見送りしました。小さな電動車いすで坂道を下っていく後ろ姿に、「ありがとうございます。」と見送ったみんなで頭を下げました。

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